バラック:今のところ、何も起こりそうにない

Fussball: Ballack: "Im Moment sieht es nicht danach aus" | ZEIT ONLINE

なんだかんだと「和解ムード?」の報道がなされていることについて、バラックが先制。
「何も変わっていません。昨年末にこれが話題に上るようになって以来、何も起こっていません。これが現在の状況です。きっと、近いうちに、近い将来、数週間後、数か月後には話し合うこともあるかもしれませんし、まったく話し合うことなどないかもしれません。いずれにせよ、私は今は発言したくはありません」

時間以外に問題を解決してくれるものがないのであれば、今はまだそんな時じゃないってことですよね。バラックには急がねばならない理由なんて(そもそも「和解」せねばならない理由なんて)何もないわけだし、今、集中すべきことは別にあるし。

ただ、DFBとクラブ側の実質責任者として動いているように見えるニールスバッハもフェラーも、大変なんだろうなぁと思います(特にニールスバッハは、自分が会長になる3月より前に、この問題解決しなければいけないと思ってるんじゃないかと…)。ふたりとも禿げませんように。

バラックインタビュー「最大限のチャレンジをしなきゃ」


Michael Ballack im Interview: „Man muss nach der größtmöglichen Herausforderung streben!“ | Bayer 04 Leverkusen | EXPRESS


EXPRESSのインタビューには後半がありました。
バルサ戦とアドラーとポドルスキーについて。

アドラーが今置かれている状況は、バラックも言うとおり、バラック自身がこの2年で経験したことと大いに重なっていると思います。でも、アドラーはまだ若い。まだまだ、チャンスも時間もある。バラックみたいな選手を見ることで、自分もやってやるって思ってると信じてます。DFBもバラックで(が)こんだけ嫌な思いしてんだから、アドラーとはそんなことないよう、できる限りのフォローはしてほしいなと思います。一方、アドラーはそんなことに期待せずに、信頼できるものだけを信じて、自分で頑張ってほしいと思います。バラックも言ってたけれど、本当に辛いとき、頼れるのは自分だけなんですよね。いや、頼れるものが自分しかいない状況というのが、本当に辛いときだといった方がいいのかもしれないですけれど。


バルサ戦についてレヴァークーゼンでは、最近みんなが話しています。メッシたちとの決戦をどのように見られていますか?

もう1、2ラウンド後であたっていた方がよかったですね。ほとんどの人たちが、私たちを問題外だと見ています。ですが、私たちはまず喜んでもいますよ、あのクジを引き当てたことを。それに私たちも、いいサッカーができますし、縮こまってたりはしたくありません。


2002年もレヴァークーゼンは同様にアウトサイダーとしてリバプール、マンチェスターと当たり、そしてレアル・マドリーとの決勝に進出しましたね…

その通りです。そして、また今も、私たちはどこかのだれかではありません。チェルシーを倒し、バレンシアを倒し、そしてリーグの準優勝チームでもある。バルセロナにだって、そこまで簡単にやらせはしません、私たちが私たちの持てる実力をを呼び起こせば。


レネ・アドラーはずっと、レヴァークーゼンでチャンピオンズリーグでプレーすることを夢見ていました。そんな彼は、数か月にわたる怪我をし、レヴァークーゼンをシーズン末で出ていくことになります。彼の状況をどう思われますか。

彼と私の状況には、いくらか重なるところがあります。基本的に議論の余地のない選手であったところに、怪我をしたり、あるいは怪我をさせられたりし、すると、突然、何もかもを問題にされ、たったのひとことで、自分のすべての能力を否定される。彼は立て続けに怪我をしましたし、私は2度、相手選手から怪我をさせられました。そして、世間と、行動を起こさねばならない上層部から、批判的な判断をされる。そうして自分はといえば、何もできない、なぜなら怪我をしているからです。そして、毎日こういう文字を目にするわけです。もう求められるレベルにない、復活はしない。こうやって追いやられる。選手はその能力を見せることができないのに。


そのことについて、話されましたか?

一番最近に怪我を悪化させたとき、すぐに彼に電話をしました。この仕事では、誠実であることは私にとって、この仕事の一部です。自分に何ができるかということを、私は知っているからです。レネは絶対的なナンバーワンでした。それから多くの不運に見舞われました。けれど、彼は優秀な選手ですし、またトップのGKに戻ることができます、フィットネスを取り戻せば。

ケルンでは、さらなるトップスター、ルーカス・ポドルスキの今後が話題になっています。彼にはどのようなアドバイスをなさいますか?

今、ルーカスには彼の育ったクラブとうまくいっていることははっきりしています。彼はもうまもなく、重要な決定を下すことになります。もう一度、大きな挑戦をするのか?それとも、ケルンに残るのか。私は、選手はできる限り大きなチャレンジをするべきだと思っています。彼は、代理人や家族と、彼にとって何がベストかということを、話し合わねばなりません。彼は特別な年齢、つまりキャリアのど真ん中にいるのです。これは、指標となる決定になります。ただ、彼はあと1年待つこともできます。確実なのは、ケルンでは、いつだってファンが、彼を心から歓迎してくれるということです。

バラックインタビュー:過去は変えられない


Großes Interview: Ballack über Konflikt mit Löw: „Die Sache ist gelaufen“ | Bayer 04 Leverkusen | EXPRESS


ネタがないというエントリをしたとたんに、Expressにインタビューが掲載されました。今後のこと、レヴァークーゼンのこと、代表のこと、代表監督とのことについてなどに触れています。

今後のことについては、これまで通り。レヴァークーゼンへの残留という可能性も残しながら、できれば新しいチャレンジをしたいということを話しています。レヴァークーゼンの状況が変わり、それがその新しいチャレンジになればいいのになぁと思わずにいられません。

現在の代表のことをバラックが話すようになったのは、ファンとして嬉しい。シュールレもインタビューなどで、バラックとはよく代表の話をするということを言ってます。CL前にイングランドメディアに「代表戦も見てない」と言っていたころに比べると、ちゃんと代表のことチェックをしているようだし、これがインタビュー中にも出てくる「時間が傷をいやす」ということなんだろうなと思いました。

代表監督との件については、これまで通り。起こってしまった過去は変えることができない。それなら、それを糧にして、より強くなろう。こういうバラックが私は好きだなぁ。

バラック選手、休暇は息子さんたちとキッツビュールで過ごされましたね。後半戦をどのように迎えられますか?

休暇から戻ってくると、まずまずリラックスした気分になりますよ。ただ、子どもたちとかなりスキーをしました。冬の休暇はどうしてもアクティヴになりますし、夏はずっとおとなしくなりますね。ビーチでくつろいで心をリラックスさせて、身体を休ませますから。

これがレヴァークーゼンでの最後の後半戦、そしてブンデスリーガでの最後の後半戦になるのでしょうか?

サッカーでは絶対に「絶対に」と言ってはいけません。けれど、そちらの方向に向かっているということは確かです。決めているのは、もう一度、何か新しいことに挑戦したいということです。サッカーに関して十分なレベルであり、けれど、何か、自分をさらに前進させてくれるようなことにです。今は何が起こるのかを待って、それから決定をしたいと思います。

そしてその後は?監督やマネージャーとなったミヒャエル・バラックを見ることになるのでしょうか?

すでにいろいろと考えていて、いくつかのイメージももってはいます。いくつかの可能性がありますよ。自分がサッカーの世界に残るのかどうかも、まだ分かりません。引退したらどうなるのかなんて、誰にも分かりません。人の目にさらされるのが減るというのは、また違うことです。新しい段階への移行期を形作るというのは、ひとつの挑戦です。

ここまで、重要な半年を送ってこられましたね。前半戦は、あまり満足いくものではありませんでした。そしてホルツホイザーは、60ポイントで3位という結果を求めています。

私たちはレヴァークーゼンらしいサッカーをしたいですし、ファンによろこんでスタジアムに来てもらいたいと思っています。順位に関しての予測はしたくありませんし、そうした要求をするような状況にいるわけでもありません。上からの数字はそれですけれど、まずは自分たちの強さを取り戻すこと、そして、試合に勝つことです。ただはっきりしているのは、私たちは6位という順位に満足できないということです。

この議論はずっとされていますが、レヴァークーゼンの選手たちを取り巻く環境は良すぎるのでしょうか?

ここではすべてが整っています。組織も状況も、人員の配置も。ですから、最高の目標を持たねばなりません。けれどもちろん、特にバイエルンですが、他のチームの上をいく存在があります。最後には、最もそれを成し遂げようとしているのはどこか、ということが問題になるでしょう。ですので、私たちは、自分たちで自分たちを押し上げなければなりません。レヴァークーゼンはもう何年もタイトルを追い求めてきています。いちどそれを手にすれば、それで問題は解決するでしょう。

昨年はバイエルンが不調でした…

それで、レヴァークーゼンが彼らより上位になりました。けれど、そこにもちろんちょっとした不運がありました、ドルトムントの若いチームがあれほどの躍進をするという。いずれにせよ、今、同じことを簡単には繰り返せません。レヴァークーゼンには、レヴァークーゼンの路線が必要です。クオリティーこそが決定的なものです。年齢ではありません。

ドイツはユーロの優勝候補本命でしょうか、それとも、スペインが強すぎますか?
過去を見ると、まだ3連覇を達成した国はありません。今回は別の国が出てきて、それがドイツになるという十分な可能性があると考えています。チームのクオリティーが今ほど高かったことは、もう長いことありませんでした。しかも、チームはさらに強くなります。今後数年間は、バラ色の未来になるでしょう。19、20歳の次の世代が、すでに扉をノックしています。トニ・クロース、トマス・ミュラー、シュヴァイニがバイエルン、メスート・エジルがレアル・マドリーといったビッグクラブで、経験を積んでいます。決勝進出が最低目標です。彼ら自身がそう発言しています。彼らは、人々が今の代表に熱狂していることを気付いています。この後の2、3大会でタイトルを取るのは確実だと思います。今こそ、私たちの番なのです。

ヨギ・レーヴ代表監督はこの冬に態度を和らげ、あなたとのことに関しては、両方の側ともがうまくやれていなかったのではないかと発言しました。あなたにも和解の準備はありますか?

それはもう私にはなんの役にも立ちません。時間が傷を癒し、そうすれば理性的になって、あれやこれやの発言をするというのは分かりきったことです。けれど、ことは起きてしまい、そう起こった通りであり、満足のいかないものでした。すんだことです。私はこれまでもずっと、辛いことをうまく消化していくタイプの人間でした。ことは何かに関わらず起こり、それらはもう後戻りさせることはできない。いま、ひとこと言って、何かを変えられるでしょうか?私はずっと代表とはよい関係でいました。この一件だけが、良くはなかった。けれど、代表での素晴らしい時を、私は忘れることはしません。

代表監督から、個人的なコンタクトを取ろうとする動きはありましたか?

いいえ。

最後のところで、ついうっかり黒い笑いが。よく尋ねてくれた、インタビュアーさん。

2年限りのプロジェクト

Wolfgang Holzhäeuser: Darum geht Michael Ballack im Sommer! - Bayer Leverkusen - Bild.de

バラックネタもたまにはエントリしたいと思いつつ、ここのところ、てんで興味をそそるニュースがない状態。クリスマス休暇中だったわけですから、それはそれでいいことなんでしょうけれど、CLではバルサを引き当てるわ、チーム状態も悪いわでという状態のまま年越ししてしまったので、レヴァークーゼン絡みに関しては、ややどんよりした気分です。

後半戦に向けてはもちろんリーグ、そしてCLでの結果が重要なのですが、やはり気にならないといえばウソになるのが、バラックの契約の話。現状、クラブとの契約延長の話し合いは行われていないことは確かなようです。
Bildに、契約に関するホルツホイザーのコメントが出ていますが、とくに新しい内容はでていません。

「サッカーでは何がおこるかわかりませんが、契約延長については議論になっていません」
「2010年にバラックと契約をしたとき、2年で別々の道をいき、それで、このプロジェクトが終わるということは、はっきりしていました」

2年限りのプロジェクト。つまり、2年前の契約時に、2年たったらそこでいったん終了という話になっていた。現状、その路線のままで進んでいて、契約延長の話はしていない…が、何が起こるかは、だれもわからない、ということだとわたしは理解しています。バラックも、どうするかはシーズン終了後に決めるといっていたので、彼の契約話については、今後もいくつかのウワサは出るかもしれませんが、おそらく、それまでは何も決まらないのでしょう。個人的にはレヴァークーゼンに残ってほしいのですが…半年後、どうなっているのか。

Bildの記事の最後に、ホルツホイザーがこれまた繰り返しではありますが、「相応のドイツ代表引退の舞台を準備できるように、今後も働きかけていく」ようなことを言っているようです。いちバラックファンとして、その気持ちだけで十分です(笑)

京都サンガ2-4FC東京(第91回天皇杯決勝 2012/1/1 国立競技場)



昨シーズン、地元のクラブである京都サンガがJ2降格。おかげで試合日程が、わたしの観戦しやすい日曜日中心になったこともあり、昨年は京都の試合に何度か足を運びました。西京極で5試合くらい見たかな?サポの友人がありがたくも声をかけてくれるため、西京極以外ではアウェーの岡山カンスタと天皇杯4回戦の丸亀で観戦することができました。その丸亀での鹿島戦が、わたしの年内最終観戦。友人からは天皇杯の準々決勝、準決勝と誘ってもらったのですが、仕事があるから無理。その際、「元日は行けるから」と言ったものの、自分が国立競技場に行くことをあまり現実的には考えていませんでした。


元日朝、京都駅から新幹線で一路東京、そして国立競技場へ。こちらへ足を踏み入れるのははじめて。友人が努力して入手してくれたチケットはもちろんゴール裏。この日は京都がホーム側です。
フィールドではちょうど、この日の午前中に行われていた全日本女子サッカー選手権決勝(レオネッサ対アルビレックス)の表彰式が終わり、優勝したレオネッサの選手たちがサポーターへのあいさつをしているところでした。『優勝したい』…盛り上がる選手とサポの様子を目の当たりにすると、自然とその気持ちがわきあがります。この後、京都サポからレオネッサ、レオネッササポから京都サポにスタンドでエールの交換。そして、レオネッサの選手たちも京都サポの前にあいさつにきてくれました。スタンドからは、地元京都出身の海堀選手にひときわ大きな祝福の声が飛びます。


この日は、いつものビッグフラッグの他に、コレオも。コレオに参加するのははじめて。当たり前なのですが、やってる側は、どういう絵柄になっているかわかりません。東京さんのコレオは見られそうなものなのですが、相手がやっている間、こちらも掲げたボードでずっと視界が遮られるため、それも見えません。どうやらこんなのになっていたよう。京都のは「2003(天皇杯)2012」と浮かび上がっています。
コレオの間にもちろん選手入場。ボードをさげればいよいよキックオフ。団長さんの「いくでーーー!」の声で、ゴール裏もスタートです。こういうとき、関西弁っていいなと思います。自分のことばだからそう思うんだろうけれども。

試合は残念ながら、ほぼ終始、東京のゲームでした。京都は自分たちのやりたいサッカーをさせてもらえず、うまく前に進まない。そんなゲームでしたが、先制したのは京都。それまでまったく何もできてないところで、いきなりゴール決まったもんだから、もうびっくり!ゴール裏は歓喜に包まれたのですが、2分後に、セットプレーから今野に決められ同点に。もうちょっと長く、喜びたかったよね。その後、前半のうちにさらに2ゴールをくらい前半終了時点で1-3。正直、3点目は無駄な失点でした。あれがなかったら、もうちょっと競れたんじゃあないかと。後半に入って、早く1点を返したい京都は久保くんを投入。そこですぐに久保くんがCKをとってくれたとき、これで流れを変えられるという予感がしたのですが、その前にもう1失点…。この1-4の段階で、リーグ戦と同じ展開が脳裏をよぎりました。ここがこの試合のいちばんの底でした。
が、京都にとってのベストは、ここからあとの20分だったかもしれません。セットプレーから久保くんのヘッドで1点返したとき、それまでの嫌な重苦しい雰囲気から、ピッチもゴール裏も解放されたようでした。そこからは、また、「いくでーーー」って感じ。あと2点、とりあえずあと1点とろうと、ピッチ上の選手も必死で攻めているのが分かるし、そんな姿を見たら、いやがおうにもゴール裏は盛り上がる。こういうとき、やっぱ、サッカーは勝ち負けじゃないんだなと思います。

結局2-4で試合終了。東京さん、おめでとう。京都の選手、スタッフにはお疲れさま。悔しさもあるけれど、精一杯戦ったのは十分伝わってきたし、それが何より誇らしい。負け試合でも、サポが顔を上げて帰れるというのは素晴らしい。京都は若い若いチーム。この敗北を糧にして、来季、少し成長した姿を見せてくれるはす。

戦い終わって日が暮れて。国立は素晴らしい夕焼けでした。


1シーズン、ゆる〜く応援してきた京都サンガでしたが、やはりスタジアムに行き始めた3月と今を比べると、自分のチームだという思いは、ゆるいなりにずいぶん大きくなってるように思います。この思いがさらに成長するかどうか、待て、来季。

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【試合結果】

京都サンガ 2  (1 - 3)   4 FC東京
13 分 中山                      15分 今野
71分  久保        36分 森重
               42分   ルーカス
               66分   ルーカス