ガンバ大阪3-3京都サンガ(J2開幕戦)



ガンバ相手にアウェイで1ポイント…試合前だったら、満足できる結果だったのだけれども。
後半ロスタイム、久保の逆転ゴールが決まった瞬間は勝利を確信して大騒ぎだっただけに、試合後のゴール裏はまるで負けたかの雰囲気。挨拶にきてくれたサンガの選手たちの表情も、やや暗いものでした。新キャプテンの安藤、期待の新加入の山瀬、そして誰よりゴールの欲しかったであろう久保と、決めてほしい選手、決めるべき選手が、しかも、それぞれに美しいゴールを見せてくれたこともあり、彼らのためにも勝って喜びたかった。今週末のホーム開幕戦ではかならず3ポイントを!久保くん、もう一発たのむでー!


バラックがチェルシーの偉大な選手トップ100の11位に



「チェルシーマガジン」の創刊100号を記念し、9月頃にチェルシーの公式Webサイトおよびtwitterなどを経由して、「チェルシーの偉大な選手トップ100(Chelsea's Greatest Players Top100)」のファン投票が行われました。
こちらの結果が「チェルシーマガジン」誌上で発表され、なんとバラックが11位に!正直、これにはバラックファンの私も驚きました。が、バラックはチェルシーファンから愛されているなぁ、とあらためて幸せな気分になりました。

20位以上の選手のみ紹介のコメントがついているのですが、バラックについた文章は次のようなもの。

11位 ミヒャエル・バラック
ミッドフィールダー 2006-2010 140+27試合、26ゴール

攻守にわたる資質、いうまでもない戦術眼、これが彼をその時代の偉大なミッドフィールダーのひとりとした。バラックは07/08シーズンの終盤にチームの活力となり、また2010年のダブルにおいては中盤における必須の選手だった。

バラック以外の順位ですが、もちろん1位はドログバ、2位がランパードで、3位がゾラ。以下、ジョン・テリー、ピーター・オズグッド、ツェフ、チャーリー・クック、デニス・ワイズ、ケリー・ディクソン、ジミー・グリーヴズ。現役チェルシー選手としては、この後15位にマタ(!)、16位にアシュリー・コールが入ってます。

ちなみに私の票ですが、最後までドログバと悩んだあげく(というか、正直、ドログバしか頭に浮かばなかったのですが)、ドログバは私が入れなくてもみんなが入れてくれるからと、バラックに1票入れました。きっと、わたしと同じように思ったバラックびいきのチェルシーファンが、世界中にたくさんいたのでしょう。やったな、バラックファン(笑)


なお、「チェルシーマガジン」はバックナンバーも含め、チェルシー公式サイトのWebショップ内"Publication"より購入可能です(アジアメガストアでの販売はありません)。

続きを読む >>

バラックインタビュー「コーチングライセンスは取りますよ」

バラック、引退後の初インタビュー?を読んでみました。

バラックのインタビューはここにアップしたもの、してないものを含め、2006年シーズン以降のものはわりとがんばって読んだつもりです。チャレンジし始めたころは、自分のドイツ語の語彙も少なければ、カンも悪くて、かなり苦労をしたのを覚えています。
バラックの記事を読み始めたころ、確か06年の代表チームを紹介した雑誌かなにかで、バラックのことを「接続法を使って話す選手」と書いたものがありました(接続法は英語の仮定法みたいなものです)。他の選手のドイツ語のインタビューをそれほど読んだり、聞いたりしていないので、比較したわけではないのですが、確かに、バラックの発言には「接続法」が多い。つまり、非現実の仮定をしながら、「そうだったらいいんだけれどね」と、婉曲的に自分の想いを述べている言い方が多い。そして私が読み違えるので、現実のことなのか、それとも仮定の話なのか分からなくなることが多い。いまだもって自分ではマトモに使えないこの「接続法」ですが、この数年で、少しは嫌がらずに読もうという気になった気がします(少しは…)。バラックにありがとうと言えることがあるとすれば、この「接続法」も含め、わたしのドイツ語力を少しでも鍛えてくれたこと……これを外すことはできません。ありがとう、バラック。これからは、もっともっと言いたいことが言える立場なの、これからのいいたい放題に、ますます期待したいと思います。


続きを読む >>

バラックが現役を引退

CLのノアシェラン戦のために仮眠していたのに、どういうわけだかふと目が覚めたのが昨夜の25時頃。半自動的にiPhoneからツイッターのタイムラインをのぞいて、バラックの引退表明を知りました。

この2年、チェルシー時代と比べての、本人のプレー時間、レヴァークーゼンの試合数、そしてTV放送枠のが少なかったこともあり、「バラックがいない」という状態に慣れていたこと、それと同時に「引退」の覚悟はとおにしていたこともあり、さほどのショックはないというのが正直なところです。
でも、だからといって「ありがとう、おつかれさま」なんてことばも出てこない。
「ありがとう」が出てこないのは、彼のファンとして楽しいことより苦しいことの方が多かったせいかもしれない。「おつかれさま」を言おうにも、本当はもっとプレーしたかったんじゃないだろうかと考えると辛くて言えない。じゃあ、今、引退した直後の選手のいちファンとして彼に何を言えるのか……何をいっても嘘になるので、今は口をつぐんでおこうと思います。ま、何かことばにして、昨日までと今日からに区切りをつけることを、わたしが怖がっているだけなのかもしれません。

ただ、それでも言えることがあるとすれば。まだ36歳。プロ選手としてのキャリアはここまでだけれども、ここからまだまだ人生は、それもおそらくサッカー人としての人生は続いていくわけだから。これからのキャリアにも、たくさんの(できれば現役選手時代以上の)幸運がありますように!それだけを、これまでと同様に心から祈っています。

Viel Glueck und Alles Gute, Michael Ballack.





11/12サッカー迷言大賞ノミネート発言

毎年おなじみドイツサッカー文化アカデミー(Deutsche Akademie für Fußball-Kultur)の11/12シーズン、サッカー名言大賞の候補11発言が発表になっています。

選手、監督、スタッフそしてファンの、サッカーをめぐることば。スピーチなどではなく、ほとんどがその場で本人の口からぽろりと出たもののはずなのですが、悲喜こもごもの場面のなかに、奥深いものあり、ウィットに富んだものあり。毎年毎年ニヤリとさせられてしまいます。


Top-11 des Fußballspruch des Jahres


いくつかがんばって読み解いてみました。

◆フランツ・ベッケンバウアー
「まさに巨人対ゴリアテの試合でした」(CL準々決勝アポエル対レアル・マドリー戦終了後)
旧約聖書に出てくる巨人ゴリアテと戦ったのは羊飼いの少年ダビデ…ということで、ふつう一見弱く見えるものと強大なものの戦いは「ダビデとゴリアテの戦い」、だから、まさにアポエル対レアルを修飾するのにふさわしいことばのはず。そのアポエルを「巨人」と言い換えたのは、アポエルがギリシャ神話に登場するひとつ目の巨人キュクロプスが住むといわれたキプロス(島)のクラブだから…という解釈であってるよね?こういうことばがさっと出てくるのははさすがヨーロッパ人だなぁ。


◆あるカイザースラウタンサポ
「愛にリーグは関係ない」
(ほぼ降格が決定したときに掲げられたボードの文字)

※このことば自体は、カイザースラウタンのライバルクラブである1FCザールブリュッケンで長くスローガンとして使われているものだそうです(ノミネート後に判明したようです)。

元のことばは"Liebe kennt kein Liga."…"Liebe kennt kein(e)...とくれば、「愛に〇〇は(関係)ない」の決まり文句みたいなものかな?「どこのリーグにいても愛してるよ!」というサポーターの気持ちが素敵。


◆ユルゲン・クロップ
「水曜日は、『俺たちは俺たちだ』対『俺たちがサッカーだ』ですね」
(バイエルン対ドルトムント戦の前に)

『俺たちは俺たちだ』はバイエルンのスローガンのようになっているバイエルン語"Mia san Mia"の私的理解(バイエルン語分からないけど、おそらく"Wir sind wir.”という意味だろうとずっと思っている)。バイエルンが"「自分たちらしくやる」のなら、ドルトムントは「自分たちはサッカーをします」と。


もひとつクロップ
「私のモチベーションを瓶につめて売ったら、逮捕されますよ」
クロップのモチベーションはドラッグ並み(笑)


◆トニ・クロース
「ともかく、今回は2位ではありませんでした」
(ユーロの準決勝敗退で)

リーグ2位、DFBポカール2位、チャンピオンズリーグ2位。…EUROは2位はイヤだとのぞんだバイヤンからのドイツ代表、みごとに準決勝敗退。


◆オットー・レーハーゲル
「コビアシュヴィリは、第二次世界大戦以来最もフェアな選手です」
(コビアシュヴィリのレヴァークーゼン戦での退場について。コビアシュヴィリはその後、フォルトゥナデュッセルドルフとの入れ替え戦での暴力行為により7ヶ月半の出場停止処分に)

と、説明が長いのですが、ポイントはコビアシュヴィリがどうこうではなく、「第二次世界大戦以来」なんてことばがすらっと出てくるレーハーゲル(1938年生)か。さすがキング。


◆ストール・ソルバッケン
「ああ、うちの妻からだよ。私に明日も職があるのかって知りたがってるんだ」
(ホームでのアウグスブルク戦敗戦後の記者会見中に携帯が鳴って。ちなみに、彼の解任はさらにこの2試合後)

追い詰められた状況でこのジョークを出せるのは素晴らしい!…ま、それでクラブが救われるわけでもないのだけれど。



決勝は10/19ニュルンベルクで。栄冠を勝ち得るのはどのことばでしょうか。