2016年ミュージアム始め

新年2日、京都市美術館に閉会間際の「レンブラントとフェルメール」展を見に行きました。日本で人気のふたりのオランダ人画家の名前がついてはいますが、実質、17世紀におけるオランダ絵画に特徴的なモチーフを扱った作品を集めた展覧会です。風景、海洋、静物、肖像、風俗…と小分けになってて、かつそれぞれのセクションにこれといった作品が出てないので、全体的に薄い印象。一方で、なるほど、地味に裕福なオランダ市民社会のイメージをつかむことができるのもでもありました。

お目当はもちろん、展覧会名に出ているふたりの画家の作品ではあったのですが、会場でもっとも心を惹かれたのは、レンブラントの夭折した弟子であるファブリティウスの自画像。これが眺めていたくなるなかなかのイケメン。ポストカードだけでなく、マグネットまで購入してしまいました。
心をふるわせる美しいものに、今年もたくさん出会えますように。

カレル・ファブリティウス



 

三津五郎さん

 三津五郎さんがお亡くなりになりました。
昨年4月、8月と歌舞伎座にご出演されたあと、12月の舞台の予定をキャンセル。療養に専念され、その後の復帰のお話が出てこないことから、1ヶ月の長丁場にわたる歌舞伎の本舞台に立たれるのはもう難しいのかもしれないとは思っていました。でも、1日だけの舞踊会だとか、後進の指導だとかで、まだまだ活躍されるはず、そうでなければいけない人だと、自身がファンであることは置いておいても、そう思っていました。残念でなりません。

いろいろ書きたいことはあるのですが、どうやってもただわめきちらすことにしかならなそうなので、今はここまで。でも、少しずつ少しずつ、いろいろなことを、わたしの見た三津五郎さんのことを文字にして残していきたいなとは思っています。

ご家族、ご友人、そして近しい歌舞伎俳優の皆さんの喪失感を思うと、ほんとうにやるせない。
ただ、今はお辛いと思いますが、そばにいらっしゃった方々には、三津五郎さんの残したものを少しでも拾い集め、守り、伝えてほしい。いち三津五郎さんファンとしても、これまらも舞台を見続けます、三津五郎さんが愛し、残したものが途絶えることがないように。

故人の冥福を祈る気分にはまだなれません。去年の納涼、最後の歌舞伎の舞台となった「たぬき」。あの芝居と同じように、焼き場の棺桶のなかからこっちの世界に、たとえ別人になってでも帰ってきてくれていーんですよ。三津五郎さん。

カターレ富山1-2京都サンガ(富山県総合運動公園 22/3/14)



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朝4時過ぎ起きでの富山遠征は1−2でサンガの逆転勝利!
天気はいいとの予報だったのに、途中でぱらつくわ、結構寒いわ。60分頃まで内容もどんよりというかぐだぐだだったので、どうなることかと思いましたが、結果だけはオーライ。
昨シーズンまでが「やりたいことはよくわかる(が、イライラ)」というサッカーだったのが、今シーズン、頑固に守ってきたスタイルを変えたため「何やりたいんかまったくわからん(のでイライラ)」になっている、というのが、開幕4試合時点での感想です。メンバーはそろっているので時間をかければよくなってくるはず……と、期待しつつじっくり見守りたいと思います。

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大黒さんもPK決めてくれたし、これでちょっとひと安心。


試合後、挨拶に来てくれた選手たちとバンザイしようとしたら、選手が待って!と。指差した方向から走ってきたのはバドゥ監督。もちろん踊りながら…(監督インタビューをぶっちぎって走ってきたのを、後でスカパーで確認)。
監督も一緒に勝利を祝って、さ、ぼちぼち引き揚げ?と思ったら、今シーズン、アウェイはすべて帯同宣言のエリカさん登場!ゴール裏に投げキッスして、たくさん手を振って去っていかれました。

スカパーで開幕戦見たときにも思ったのですが、この夫婦、おかしい(たぶんいい意味で)。でも、こうして監督(夫妻)自ら、ファンを盛り上げようとしてくれるという姿勢はすごく嬉しいです。でも、監督、無理して踊ってコケて、怪我でもしないようお願いします。

アウェイチケットの再発行

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2013年GWのケルン→ロンドン→マンチェスターの旅は、おどろくほど何もかもがスムーズでした。その中で、唯一と言っていいトラブルらしいトラブルが、スタンフォードブリッジのボックスオフィスで受け取るはずだったアウェイのユナイテッド戦のチケットを、日本に郵送されてしまった・・・という出来事でした。
 
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Chelsea 0-1 Arsenal (Under-21 Premier League Cup quater-final, 27.Jan.14)




約1年ぶりの更新。あいかわらずフットボール(いや、正しくはチェルシーとわりとサンガ、たまにレヴァークーゼン)を見てくらしています。
この1年の間に、わたしにとってはじめての町、はじめての国での現地観戦もいくつか行いました。海外現地観戦を計画されている方の参考にでもなればと、メモ程度にでも記録を残しておきたいと思います。

先月(2014年1月)、チェルシーを見るためにロンドン遠征をしました。出発の直前になって、滞在期間中にU21のリーグカップ、それもアーセナルとのダービーという好カードが開催されることがわかり、こちらも観戦予定に組み込みました。
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