2011.03.29 Tuesday
ドイツ4-0カザフスタン(EMQ)…雑感
目が覚めた時には試合が始まってました…。あーしまったしまった。あ、なにもう2-0なの?…と、15分時間間違えたのかなぁと思っていたのですが、よくよく見てみりゃもう前半終了間際…開始時間をきっちり45分間違えてたわけです。気合が抜けまくってます。
見所がほぼ前半に固まっていたようで、あまり面白いところは見られなかったのですが、4点目のケディラのラストパスはお見事!でした。
試合は4-0。予選なので勝てればいいし、それもできるなら省エネで勝ちたい。そういう点からいえば、まったく悪くない結果だと思います。が、この試合の後半には、観客席からのブーイングが。確かに、3点リードして入った後半は気合抜けまくっててグダグダ。ホームでカザフスタン相手だからゴールラッシュを期待したファンは、そりゃがっかりしただろうと思います。試合終了間際に、これもいつものようにクローゼが帳尻あわせる追加点を決めて、試合終了後にブーイング受けながら去るという図はどうにか免れたかたち(いつも帳尻を合わせてくれるのはミロかポドルスキ…というイメージがある)。
試合後、レーヴ監督やケディラらから、このブーイングを批判するコメントが出ています。
代表戦のブーイングといえば、わたし自身も一昨年の秋に、現地観戦した消化試合となっていたWM予選フィンランド戦でも体験しました。正直、気分いいものじゃあありませんでした。たしかにグダグダだったのではありますが、目の前がグダグダで一緒になって観客がグダグダになっちゃダメだろう…と。そういう時こそ、選手たちが恥ずかしくなるくらい一生懸命に歌ってやれって思うのです。試合中のブーイングは試合の雰囲気を悪くすることはあってもいい効果はないと思うので基本的に反対。だから、この試合も実際にスタジアムにいたら同じように感じたと思います。
ただね…
「観客はいつもスペクタクルを期待するが、いつもそんな風にいくわけはない」
ようなコメントをレーヴ監督はしているけれど、ファンにそのスペクタクルを期待させるような広報戦略をとってるのはDFBじゃないのだろうかという気はします。最初から最後まで作り上げられたアイドルのコンサートじゃあないんだから、試合にはうまく行く時もあればそうじゃない時もある。観客の(そして選手の)期待通りに進むわけがない。目の前で行われるのはまったくシナリオのない生のゲーム…グダグダで勝つかもしれないし最高の内容で負けるかもしれない…でもその一発勝負のスペクタクルなんだし、それにハラハラドキドキしたり笑ったり泣いたり悔しい思いしたり失望したりする…ってことも含めてのサッカー観戦のはず。
だから、「スタンドに来て、スター選手の繰り広げる最高のサッカーを見よう!」じゃあなくて、「スタンドに来て代表チームに声援を送ってください!」って姿勢で「ファン」とじゃなく国民と向き合えば、ここまでブーイングされることはないんじゃあないだろうか。
などと、つらつら思うカザフスタン戦でした。半分しか見てないんですけれども。
見所がほぼ前半に固まっていたようで、あまり面白いところは見られなかったのですが、4点目のケディラのラストパスはお見事!でした。
試合は4-0。予選なので勝てればいいし、それもできるなら省エネで勝ちたい。そういう点からいえば、まったく悪くない結果だと思います。が、この試合の後半には、観客席からのブーイングが。確かに、3点リードして入った後半は気合抜けまくっててグダグダ。ホームでカザフスタン相手だからゴールラッシュを期待したファンは、そりゃがっかりしただろうと思います。試合終了間際に、これもいつものようにクローゼが帳尻あわせる追加点を決めて、試合終了後にブーイング受けながら去るという図はどうにか免れたかたち(いつも帳尻を合わせてくれるのはミロかポドルスキ…というイメージがある)。
試合後、レーヴ監督やケディラらから、このブーイングを批判するコメントが出ています。
代表戦のブーイングといえば、わたし自身も一昨年の秋に、現地観戦した消化試合となっていたWM予選フィンランド戦でも体験しました。正直、気分いいものじゃあありませんでした。たしかにグダグダだったのではありますが、目の前がグダグダで一緒になって観客がグダグダになっちゃダメだろう…と。そういう時こそ、選手たちが恥ずかしくなるくらい一生懸命に歌ってやれって思うのです。試合中のブーイングは試合の雰囲気を悪くすることはあってもいい効果はないと思うので基本的に反対。だから、この試合も実際にスタジアムにいたら同じように感じたと思います。
ただね…
「観客はいつもスペクタクルを期待するが、いつもそんな風にいくわけはない」
ようなコメントをレーヴ監督はしているけれど、ファンにそのスペクタクルを期待させるような広報戦略をとってるのはDFBじゃないのだろうかという気はします。最初から最後まで作り上げられたアイドルのコンサートじゃあないんだから、試合にはうまく行く時もあればそうじゃない時もある。観客の(そして選手の)期待通りに進むわけがない。目の前で行われるのはまったくシナリオのない生のゲーム…グダグダで勝つかもしれないし最高の内容で負けるかもしれない…でもその一発勝負のスペクタクルなんだし、それにハラハラドキドキしたり笑ったり泣いたり悔しい思いしたり失望したりする…ってことも含めてのサッカー観戦のはず。
だから、「スタンドに来て、スター選手の繰り広げる最高のサッカーを見よう!」じゃあなくて、「スタンドに来て代表チームに声援を送ってください!」って姿勢で「ファン」とじゃなく国民と向き合えば、ここまでブーイングされることはないんじゃあないだろうか。
などと、つらつら思うカザフスタン戦でした。半分しか見てないんですけれども。