Leverkusen4-2Stuttgart(23.Spieltag)

土曜日にチェルシーがエヴァートン相手にPKで負けてFAカップ敗退。チェルシーは過去8回のPK戦のうち勝ったのは1回のみ。PK戦にはめっぽう弱いのは分かっています。なのでそんなことよりも、気持ちよく先制して終始試合をコントロールしておきながら、試合終了間際にFK一発で追いつかれ、そこから負けたという事実が堪えます。
得意なFAカップからこんな早い段階でさようなら。リーグは5位でタイトルのことなんてもう気にもしてないから、なんとかCL圏内では終わらないと!という状態。最後に残されているのが今週いよいよ始まるCLの決勝ラウンド。ドローでストックホルムを引いた時は「あたり!」と思ったのですが、今はそれがかえってプレッシャー…しんどいところです。トーレスに1発でれば雰囲気も変わるだろうから、それに期待をしています。

そんなずっしり重たい気分のところに土曜日はブンデスでも上位陣が快勝(マインツがバイヤンに負けてるけれど)、絶対に負けられない、いや絶対に勝たないといけないシチュエーションで迎えた日曜日のシュトゥットガルト戦。こちらも開始早々にキースリンクのゴールでリードしたのにすぐ追いつかれ、その後追加点を得るもまた追いつかれ…いつものバタバタバタバタした守備にハラハラ…本当にどうなることかと、久々に心臓の痛い思いをしました。
しかし試合が変わったのは、同点とした後にラバディアがこの日好調だったハルニクを下げて守備的な陣形をひいたところから。ラバディアのこの選手交代には正直「……いいの???」。降格圏で苦しむシュトゥットガルトとしては、レヴァークーゼンホームで1ポイントとれれば…と考えたのかもしれませんが、レヴァークーゼン相手にどんびくには76分という時間はさすがに早すぎると…。相手が前に出ないし出る力もなくなったところで攻勢に出たレヴァークーゼンは、81分にCKからフリーだったライナーツがきれいにヘディングで押し込みリード!ロスタイムには相手FKをゴール前で跳ね返したところからサムが、フィールド半分以上つっぱしり相手エリア内までひとりで持ち込みそこでキープ、ようやく追いついてきたキースリンクにラストパス!…これで試合終了。しんどかったけれど勝ててよかった。正直、相手の采配に助けられたゲームでした。

なお、バラックは2試合ぶりの出場。後半65分からの登場で…まぁまぁだったかな。特に何もしてなかったなぁ…でも、途中交代で入ってその後チームが2点とって勝ったんだから気分もいいんじゃないかなぁ。まだまだ本調子には時間がかかるのかもしれない…とマスコミは書くけれど、まぁそもそもバラックって勝てるんだったら省エネで済ますタイプなんじゃあないかと思っているので…必要なところで活躍してくれたらそれで十分です。



サッカー選手は世界を救う(ために行動する)

‘SCORE THE GOALS: Teaming Up to Achieve the Millennium Development Goals’

国連のさまざまな機関の親善大使を務めているサッカー選手や監督をフィーチャーした国連製作のマンガ「ゴールを決めろ:国連ミレニアム開発目標達成のためのチーム結成(Score The Goals: Teaming Up to Achieve the Millennium Development Goals)」が、国連よりリリースされました。

あらすじ
国連の主催するチャリティマッチに向かう国連親善大使を務める10人の選手とファンを乗せた船(二酸化炭素排出を防ぐために船を使ったらしい)が海上で嵐に巻き込まれ遭難…無人島にたどり着いた選手とファンたちはこの危機をいかにして切り抜けるのか?

登場する10人の選手と国連における役割は次のとおり
ロベルト・バッジォ、ヴィエラ、ラウール(以上FAO/国連食料農業機関大使)、
バラック、アデバヨール(UNAIDS/国連合同エイズ計画大使)、
ドログバ、カシージャス、ロナウド、ジダン,(以上UND/国連開発計画大使)
フィーゴ(Stop TB/ストップ結核大使)

まぁこのメンバーでどーゆーフォーメーション組むつもりよ(カシージャス、ポストがだけが友達状態か?)?とかそもそも10人しかいないじゃん、試合に出るはずだった他のメンバーはどうした?とかいう突っ込みはなしの方向で。マンガは主に8〜14才までの子どもたちに、国連ミレニアム開発目標の掲げる8つの目標を理解してもらうこと、そして付属のガイドを読むことによって適切な行動をとることを勧めるものとなっています。

Nürnberg1-0Bayer04(21.Spieltag)

前日にドルトムントがシャルケとドロー、裏ではバイヤンがケルン相手に逆転負け、ついで(失礼)に言うならマインツはブレーメンに追いつかれてドロー…2位を目指すなら、負けちゃいけない試合でした。シャルケではノイアーが神のごときビッグセーブを連発、ケルンは0-2からの歴史的大勝利に大騒ぎ、ブレーメンは「伝家の宝刀」ともいえる終了間際の一発…それに比べればレヴァークーゼンの負け方は、話題にもならない地味なもんでした。内容もそれほど悪かったとは思えない。リードされた時も、まさかこのままずるずる行くなんて思いもしなかった…が、負けは負け。派手に負けようがどうだろうが、失うポイントの数は同じ、終了間際に追いつかれようが、いくらシュート打っても止められようが、ドローの方がいいに決まっています。本当にがっかりする結果です。

バラックは後半早々に交代…そんなに悪くないとは思ったのですが、kickerには5点とチーム最低点をつけられてました。オフェンスでアクセントをつけられてなかったのが印象悪いのかな。

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そして翌日は翌日で、チェルシーがまったく同じような結果に。シーズンここまで無敗だったマンUが最下位ウルヴズになんと逆転負け!ガナーズはなんと4-0からニューカッスルに追いつかれるというトラウマチックなドロー…チェルシーは相手がリバプールとはいえホーム。話題のニューフェイスも加えて勝っておきたい試合だったのですが…0-1での敗北。

今シーズンのリーグタイトルはもう論外、とりあえず4位以内に入ってCL出場権だけは確保したチェルシー、リーグ初優勝の夢は先送り、とりあえずなんとか3位以内(できれば2位)で終わって久しぶりのCL出場権を得たいレヴァークーゼン…先行きはまだまだ不透明。

2/9イタリア戦の招集メンバー

来週9日(水)のイタリアとのフレンドリーマッチの代表招集メンバーが発表されています。マインツの若手はU21に回ったようです。

GK:アドラー(レヴァークーゼン)、ノイヤー(シャルケ)
DF:アオゴ(HSV)、バトシュトゥバー(バイヤン)、ボアテンク弟(マンC)、アルネ・フリードリッヒ(ヴォルフスブルク)、フンメルス(ドルトムント)、ラーム(バイヤン)、メルテザッカー(ブレーメン)、シュメルツァー(ドルトムント)、ハイコ・ヴェスターマン(HSV)
MF:ベンダー兄(ドルトムント)、ゲッツェ(ドルトムント)、グロースクロイツ(ドルトムント)、ケディラ(レアル)、エジル(レアル)、シュヴァ(バイヤン)、トレッシュ(シュトゥットガルト)
FW:ゴメス(バイヤン)、クローゼ(バイヤン)、ミュラー(バイヤン)、ポ(山羊)

初招集は、スヴェン・ベンダーただひとり。

イタリアとの対戦は06年ドイツ大会の準決勝以来。大会屈指の名勝負といってもよいあのゲーム…あの時招集されてたメンバーも、アルネとラーム、メルテ、シュヴァ、クローゼ、ポの6人だけになりました。死闘続きだったドイツ大会も、ずいぶん遠くなったなぁ。






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