お知らせ

バラックがクラブマガジンで復帰に向けてのコメントを出したということで、昨日から久々にBallackアラートメールが携帯にいっぱい飛んできます。当たり前だけど、前向きなニュースって嬉しいですよね。
そんな明るい気分を胸に抱きつつ、週末までの短い旅に出てきます。では。

Kasachstan0-3Deutschland(EMQ #4)

年内の予選の最後となるアウェーのカザフスタン戦をミッション通りに勝利。ドイツは4連勝で単独首位をキープ。グループのライバルと目されているトルコがアゼルバイジャンに黒星を喫したこともあり、予選突破に向けて少し「貯金」ができたといってもいいかもしれません。

内容もクローゼで先制、ゴメスがもういつ以来っていうゴールで追加点、最後はきっちりポドルスキー王子が決めて完勝!…といいたいところなのですが、いやぁもうひやひやもんでした。まずはカザフスタンの攻撃がいい!かなりスピーディに中盤でボールを繋いで前に急がせていくスタイル。これをまた中盤が簡単に突破を許す…何度となくゴール前に迫られたのですが、そこはそれカザフスタンのラストパスやクロスの精度が低いことに助けられるということに。一方の攻撃陣もそれなりにチャンスは作るのですが、まぁこれが決まらない。ずるずるいくままに前半終了…大丈夫かいな。
それでも後半、やはりこういうときに頼りになるクローゼが、王子からのホットラインを受けて枠に入れ先制…ふぅ。その後もゴメス、王子と追加点とはなったのですが、まぁ終始カザフスタンにゴール前に迫られるという展開でした。ゲームとしてはとても面白かったし見ごたえあったのですが、それは予想以上に「互角」なったからということで…ドイツはまるで褒められたもんじゃあありませんでした。ま、でも勝てばいいんですけどね。

突破に2歩前進した感のあるドイツ、やや気の早い話ではありますがビアホフがぼちぼち本戦のキャンプ地選びに入ったとかなんとか。ま、でも、こういうドイツの準備力は大事だと思います。優勝するために最高の環境を抑えておいてほしいです。

Deutschland3-0Tuerkei(EM予選)

ミロのごっつぁんドッペルとエジルの冷静なゴールで、予選中のひとつ目の難所をクリア。ここはドローでなく絶対に勝っておかないといけない試合だったので、シュヴァイニ欠場という事態に試合前はやや不安もあったのですが、結果的には快勝といっていいものになりました。

結果的には…といったのは、決して内容は格段良かったというわけではなかったから。消えてる時間帯の多い選手もけっこういたし、機能してないサイドもあった。けど結果的にきっちり勝てるというのはドイツらしく、そういうドイツが好きなわたしには、この試合はまずまずいーんじゃないの?という気持ちにさせられました。

ドイツの1点目、このまま前半終わるのかなと思った時に、ラームの素晴らしいクロスとそれをゴール前で相手に競り勝って不思議な体制から枠に向かって飛ばすミュラーと、相手GKがなんとかはじいたボールをえいやと「あなたホンマにいつもいい場所にいてくれるわ」というクローゼと…しんどいときにもこうやって点数取れるの本当に素敵。
2点目はゴール前で1対1になったエジルが冷静に決めてのもの。試合中かなりブーイングを浴びていたという話も聞くのですが(TV見てたけどぜんぜん気付かなかった…)、いやよく決めてくれた。エジルユニ着て応援していた身として嬉しい限り…ま、その他はわりと消えてた時間が多かったような気がするけれど。ま、決めるとこ決めれば十分だから。
3点目は試合終了間際に相手GKがゴール前でボールをよりにもよってミロにプレゼント(^^;敵ながらありえない。ミロがそれを外すはずもなく…ミロってホンマにいいわ。これぞストライカー、点とるのが仕事!

これで予選は3連勝で単独首位に立ちました…とはいっても、ここまでは「必須」のミッションをこなしてきただけ。後は予選終盤に待つアウェーのトルコ戦の前に突破を決められるようなんとか全勝で進みたいところ。次は週明けに、「ドイツ年」真っ最中のカザフスタンでのアウェーゲームです。

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余談になりますが、またしてもヒディンクはドイツに行く手を阻まれることになってます。あなたの率いるチームが2位抜けできること祈ってます。ほんま、いっつも申し訳ない。なんで同じグループに入っちゃうのかなぁ…。

"Das Pech bleibt Ballack treu."

Hinrunden-Aus! Das Pech bleibt Ballack treu - Bundesliga - kicker online

怪我の状態が思ったより悪くて、どうやら年内アウトらしい…ということを知ったのは夕方くらいでした。まぁ別に12月に数試合でてもすぐ休みになるから、復帰が1月になってもそんなに変わんない。むしろ1月に完全な状態で出てきてくれたらそれでいいのだから…ウィンターブレイクのあるリーグでよかったよね!と前向きにいきたいところなのですが、さすがにkickerのこの見出し"Das Pech bleibt Ballack treu."にはやや凹みました。「不幸はバラックに忠実」…別れたい別れたいと思っても、付きまとうこの"Das Pech"。こうなったらもう仲良く二人三脚で…いや、飼いならすようにしていくしかないのかもしれません。もうこうした不運には慣れっこのはずなんだけれど、でも何度でも凹める自分を認識した今日でした。

A.Madrid1-1Leverkusen(EL GrpS#2)

ディフェンディングチャンピオン相手のアウェーに、怪我人続きでメンツ不足で乗り込んだんですから、「ドローで十分。負けても計算のうち」と思って見始めたゲームだったのですけれど、いざ始まってみれば、これがなんと完全にレバークーゼンのゲーム。攻撃陣がダイナミックに攻めるのはいつもどおりだけれど、この日はそれを支える中盤から後ろがまともに機能しちゃってる!アドラーの前にディフェンスラインのようなものが存在するのを見た時には、なんだか「ほろり」としてしまいました…よ、ようやく組織で守ることを思い出したかレバークーゼン。まったく危なげない展開。前半の内にデルディヨクが押し込んで1点リードして、後半、早いうちに追加点とって楽になりたいと思った矢先の、ヒーピアがエリア内でボール持った相手に突っ込んじゃってPK…。スライディングしたら思った以上に滑っちゃったのよね…ヒーピア足長いから、それで相手に突っ込んじゃったのよね…でも、PKはPKよね…。ヒーピアはすでにカード1枚持っていたのでさらにヒヤリとしたのですが、そこはお咎めなし。ほっとする間もなく、PKをきっちり決められて同点…あーあぁ…。結局このまま試合終了。1ポイント取れれば十分だと思っていたけれど、終わってみれば2ポイント落とした感ありありです。残念。でも、今日のレバークーゼンは久々にとてもいい内容で安心してみていることができた。ぜひこのサッカーを週末も見せてほしいと思います。

同グループではローゼンボリがアリスに勝利。1勝1分のレバークーゼンは4ポイントでグループ首位に立ちました…が、6ポイントにしておきたかったー…ここで2ポイント落としたことが、後に影響するのはいや。アトレティコがもたついているので、こうなったらグループ首位抜けを!



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