Hello,Wembley!!

祝チェルシーFAカップファイナル進出!
最近リーグ戦でお互い「まさか」の7-1というスコアになったヴィラとの対戦。さすがに同じことは絶対に繰り返せないということか、とっても慎重な相手に前半苦しんだものの、後半交代ではいったドログバさんの、テリーの「パス」を見事に折り返してのゴールで先制。試合終了直前に、やはり途中出場のバラックの見事なファーポストへのパスをどんぴしゃであわせたマルダの追加点。そして後半ロスタイムにはエリア内でアネルカからの落ち着いたパスをうけたランパードがケーキにイチゴの3点目。終わってみれば3-0の快勝となりました。これで決勝です!

ということで、チェルシーのカップファイナル出場を記念して、いまさらながら昨年のGWに訪れたウェンブリースタジアムツアーの様子をお届けしたいと思います・・・。

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2009年のGW、CLセミファイナルのセカンドレグのチェルシー対バルサ戦の当日朝のこと、ウェンブリースタジアムのツアーに参加してきました。スタジアムツアーに参加するのは、アリアンツアレーナ、スタンフォードブリッジに続き3回目です。
が、ウェンブリーに行くことは、旅行前にはまったく検討していませんでした。けれど、今回の滞在中に参加したスタンフォードブリッジのツアーがとても楽しく、よしそれなら他のクラブの「お宅拝見」もしたいな〜と思ったのがきっかけ。最初に思いついたのはエミレーツだったのですが、こちらはツアー開催なし。次に思いついたホワイトハートレーンは、HPのツアーのページが「調整中」か何かで表示されずよく分からない・・・。むー、どうしよう。そこでふと思いついたのがウェンブリー。が、HPで予約ページはすぐに見つかったものの、行ける日付には"unavailable"の文字が。ええー、ダメなの〜?でもこれはもしかするとネット予約の締め切りを過ぎてるだけなんじゃあと思い直して、問い合わせのメールを送信。するとその日の夕方には、「今からの予約は出来ないけれど、通常通りであれば、おそらく来てもらっても大丈夫ですよ」との返信が。おーし行ってやれ〜!万が一ツアーが満員だったことを考えて、朝イチの回に間に合うよう、ウェンブリーへと向かいます。

駅を降りると、真正面にウェンブリーが!

とぼとぼとスタジアムへの道を歩いていくのですが、同じ方向へと進む人影はなし。ようやくたどり着いた巨大なスタジアムの周辺にも人影はなし・・・チケット発売の窓口を発見したものの心配だったのは「貸切だったらどーしよう・・・」ということだったのですが、いざ集合場所へ向かってみると、15人ほどの参加者が、ほっ。

さて、いよいよツアー開始。スタンフォードブリッジの時同様に、参加者の出身地の確認です・・・が、STとは異なり、こちらは外国人オンリー。その中のオランダ人は別として、ニュージーにカルフォルニアからのアメリカ人は、明らかにサッカー知らなさそうな面々。しかしそんな中に異彩を放つ大柄なスーツ姿の男性が集団が。『・・・あのスーツの胸のエンブレム、絶対知ってる・・・』と思っていたら、ツアーガイドから紹介された彼らは、なんとあのローゼンボリFCのスタッフ!ウェンブリーへは仕事でいらっしゃってたようで、開いた時間でツアーに同行されることになったようでした。なおこのツアー、セキュリティのため、内部のビデオ撮影は禁止されています。

さて最初にパネルの展示。ここには1966年ワールドカップイングランド大会でのイングランド優勝の様子が展示されています。誇らしげに語るツアーガイドのおにいさん、よく分からんが聞き入る参加者、内心突っ込むドイツサポ(笑)『あれはライン超えてないっつーの!』(笑)

ウェンブリーの観客席に座り、ここでしばしウェンブリーの薀蓄をあれこれ。ここで聞いたのは次のような話でした(1年前のメモ参照)。

●ここはヨーロッパではカンプノウについで2番目に大きなスタジアムであるけれど、トイレの数ではナンバーワンであること。

●スタジアムのインテリアは、エミレーツスタジアムと同じチームが担当していること(なるほど、そっくり!)

●建設費については10〜15年で回収の見込み。とにかく使ってもらわなきゃ・・・ってことで、FAカップのセミファイナルからウェンブリーなんですよね。

●ウェンブリーの大きなアーチ。これがスタジアムを支えているとのことで、おかげで客席には1本の柱もありません。

●サッカーだけでなく、コンサート会場としても世界的に有名なウェンブリーだけれど、これまで最多出演はマイケル・ジャクソンであること・・・このときは、彼の急死など思いもよりませんでした。

●スタジアムにあるボックスシート。いちばん高い席は、アブラモビッチが所有・・・この辺さすがだよね!

そして、「ピッチは最近張りかえました・・・あまりにも批判が多いので」との説明も。そうそう、このころのウェンブリーはあれあれのピッチで非難轟々だったんですよね。1年後の今は・・・見た目はきれいだけれど、まぁすべるすべる・・・なんとかならないもんなんでしょうかねぇ。

さて、このあとは、こちらへ。


代表仕様のプレスカンファレンスルーム。
・・・が、この部屋はイングランドの伝統に従い、TVカメラも入れなければ、録音も禁止。手書きのメモ以外は認められない部屋なのだそうです。

中継や記者会見などは、ドイツとイングランドで大きく異なるなt常々思っています。ドイツだと、代表の試合前記者会見はすべてインターネット中継あり。また試合後の記者会見はもちろんのこと、試合直後にはピッチ上で選手のインタビューはやるし(日本の野球みたいに)、試合終了直後に、監督がTVの特設スタジオに現れて解説をするというのもほぼお約束。、ハーフタイムにもスタッフが登場してカメラに向かってコメント述べることも一般的・・・代表アシスタントコーチのハンジ・フリックなんて「あぁ、ハーフタイムに出てきてしゃべるひと?」の位置づけですよね。いずれにせよ、ドイツでは「代表」っていうのが良くも悪くも、協会もメディア一も押しのアイドルって感じで、調子悪い時なんかは批判よりも心配モード。

イングランドの代表はあんまり見てないんだけれど、
ドイツと比べると、メディアとの間に緊張感があるように感じます。いつも批判にさらされてる感じかなぁ。

さて、次はロッカールーム。


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ManU1-2Chelsea(PL W33)



マンU相手にシーズンダブルで首位奪還!
もちろん残りは5試合もあって、ガナまでみても3ポイント差。しかもアウェーでのスパーズとリバプールを残しているため、安心なんてまったくできないんですけれど、とにかく首位。それもマンU倒して引き摺り下ろしての首位・・・今喜んでおかなくって、いつ喜ぶねん!先が分からないからこそ、この1勝をしっかり祝っておこう・・・そんな気分です。

それにしても、この終盤大事なところにきて、スパーズって残り6試合で、ガナ、チェルシー、マンUの3連戦。さらにボルトンはさんで、シティ戦ときたか・・・(ある意味悲惨)。スパーズがプレミア最終順位を大きく動かす可能性があるのは、間違いありません。
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