負けました。
が、わりと冷静な自分がいます。ドイツはまるでいいところなかったけれど、かといって、アルゼンチンにやられまくっていたわけでもないからかもしれません(最近、痛い試合続きで、感覚麻痺してるだけかもしれないけれど)。親善試合ですしね、負けてどうこうって試合じゃあないですから、WMに向けて解決すべき問題を解決するための答えが見つかったのなら、それでいい・・・って思うのですが、たぶん、その答えは見つからず。負けたとか、内容が悪いとか、そんなことよりも、その答えが見つからないことの方が問題に思えます。
ドイツのフォーメーションは、エジル台頭以来おなじみ4-2-3-1。この試合前に"Nummer 1”を襲名(違)したばかりのアドラー。ヴェスターマン負傷中によりCBでメルテのお隣を占めたのはタスキ。いつのまにかもう10キャップ目。左SBにラーム。代表では左固定になるのか、それとも、クラブで好調のヤンゼンが戻ってきたら動きがあるのかどうか。右にはレヴさんお気に入りになったのかな?のボアテンク。中盤底にバラック&シュヴァイニ。バイヤンと代表で同じピッチに幾度となく立ってきたふたりですが、横に並ぶのは初めてだったのではないでしょうか。その前に、王子、エジル、そしてこれまでシュヴァの定位置であった右に、初招集、初出場のミュラー。そしてワントップにミロ様。
まーこれがどこもかもいいところなし。いいところしか覚えてられないタチなので、試合中の記憶はあんまりなし。ただ失点についてはアドラーどうこうっていうよりも、相手にひろ〜いスペース与えてしまった中盤に問題がありそう。ただアドラー、ゴールを離れた以上は、ボールに触らないといけない。実はこの失点シーン以外にも、ゴールがら空きにした場面があり、ひやりひやり。たのむよ、アドラー。
中盤はパスミスも多く連携悪し。バラックとシュヴァイニのコンビですが、どうだろう。いちバラックファンの想いとして、バラックが後ろを気にしながらプレーをするのは見たくない。それじゃ、あのイタリア戦の二の舞だ。だから、攻撃的なシュヴァイニと組むのはあんまり嬉しくない。じゃ、誰がいいのかって?バラックが後ろを任せて前に出られる、そんな選手なら、わたしは誰だってかまいません。
で、そのバラックもいいところなし。しかも終盤に結構キワドいファールもやらかしている(この日はカード乱舞していたのに、なぜかアトキンソンはこのプレーにだけカード出さず)。途中、シュヴァイニからだったかな?のクロスでゴール前でヘディングチャンスがあったんだけれど、まったくそれにあわせられてない。あれ決めてたらね。ただ、ミドルが1本枠内にとんだのがあったかな?チェルシーでみていても、最近、シュートの精度は上がってきているように思います。
前の方は、誰かいらっしゃいましたでしょうか?この日唯一輝いていたのは、途中交代で入ったカカウ。リーグでも絶好調というだけのことはあるのか、生き生きとプレーをしてました。よかったの、ここだけかなぁ。ボアテンクもイマイチだったけれど、攻撃的でクロスの精度も高いように思うので、右で使うならアルネよりも面白いかも。
いずれにせよ、これで代表選手の選考チャンスはひとまず終了。次は5月のマルタ戦。そこによばれる選手が、南アフリカへ行くメンバーになるのでしょう。2ヶ月あります。レヴさん、よ〜く考えてね〜。
わたしは優勝してほしいんだからね。