ドイツ代表の新アウェーユニは黒!

Nationalteam mit schwarzem Auswärtstrikot zur WM

"Jedes Team braucht ein Trikot mit einer Geschichte"(すべてのチームのユニフォームに、ストーリーが必要だ)…というコピーとともにリリースされたドイツ代表のWM10仕様ホームユニでしたが、いよいよアウェーユニが発表されました。人気の高い赤かな、それとも伝統の緑かな…と思っていたら、なんと黒!ホームユニを見たあとだとそれほどの驚きはありませんけれど、こちらも負けず劣らず格好いいと思います。adidasありがと〜。

さてこのユニですが、いったいどんなGeschichte…ストーリーを持っているのでしょうか。

DFBのサイトによれば、この黒ユニは、1898年12月12日、ドイツの代表するチームがパリで行われたホワイトローバーズクラブとの試合で身に着けていたものにインスパイアされたものだそう。DFBの公式記録で認められる「ドイツ(国)代表」の誕生はたしか1908年。ドイツという国が誕生するのが1871年(でしたっけ?)ですので、まだまだ全国統一のサッカー協会のようなものもできていないそんな時代、敵国で行われるなんらかの試合のために集められたフスバラーたちのチームだったのでしょうか。どういう選手たちが集まっていたのかはわかりませんが、黒いユニフォームを身に着けたこのドイツ帝国の代表は7−0で勝利したそうです。よし。

この黒ユニのおひろめは3月のアルゼンチン戦。好敵手アルゼンチンを相手に、黒い代表はどんな試合を見せてくれるのか、今からとっても楽しみです。

わるいビョーキ

今日は仕事がお休み。早朝はアーセナルやらリバプールやらを追いかけていたため、結局本格的におきだしたのは昼前のこと。でも雨降りでカーテンの向こうが暗かったため、ずーっとぐっすりでした。

予定がないと基本的に家でぼーっとしている(あるいは寝てる)ことの多いわたしなのですが、まー、最近ぼーっとしてるのにも飽きてきたなー、なんかどっかでやってないかなー…あーそうか、今日は1月21日なんだよねー…じゃ、ちょっくら散歩がてら出かけようか!との思いつきで、片道1時間しっかり歩いて東寺の初弘法に出かけてきました。京都では毎月21日がこーぼーさんの縁日、25日がてんじんさんの縁日で、それぞれ東寺と北野天満宮に露店がならびます。この1月は年の最初の縁日なので、それぞれ「はつこーぼー」「はつてんじん」と、賑わいます。


広い境内にところ狭しと並んだ露店露店露店…ですが、「弘法さんのお参りがいちばん、買い物はにばん」と「参詣客」を諭すお坊さんの声に、まずは御影堂に手をあわせます。

さ、ちゃんとお参りもしたし、じゃーぐるりと見て回ろう!・・・と、今日は特に目的なし。食材で欲しいものがあれば買って帰ろうと思っていたくらいで、ぜったいに他のものには手をださない・・・だって今日は散歩目的だもん!という気持ちだったんですけどねー・・・ひさびさに悪いビョーキが出てしまいました。だって、めっちゃ気に入っちゃったんですもん。


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パフォーマンステストへの招集者発表

Aogo, Kroos und Müller zum Leistungstest DFB - Deutscher Fussball-Bund e.V. -  Newsmeldung

いよいよ南アフリカ大会へむけての代表最終選考第一段階。この24日(日)〜27日(水)までの4日間、シュトゥットガルトに候補者を集めてのパフォーマンステスト(Leistungstest)が行われます。怪我してるポドルスキ王子(・・・)とヴェスターマン、さらにミッドウィークにもリーグ戦やっとるっちゅーねん!のバラックを除く30名が今回のメンバー。本番は23人だと思うのですが、この30人+3人のうちキーパー3人は基本確定でいいと思うので、そうなるとフィールドプレーヤー30人のうち10人が落ちることになるわけですね。3人に1人…とはいっても、もちろんここにもすでに「確定」とみていいメンバーが何人かいますので、残りの枠は実質いくつあるのでしょう…いずれにせよ、かなり厳しい争いになりそうです。ま、そうあるべきだと思いますけどね。

これまでに代表キャップがないメンバーで初招集となったのが、デニス・アオゴにトニ・クロース、そしてトーマス・ミュラー。ま驚きません。既定路線でしょうから。それより嬉しい驚きとしては、フーーーーーーーーーートの名前があるところ。ストークシティに移籍してからかなり活躍してますし、何よりこの前のリバポ戦の試合終了間際のゴール…ラファ・ベニーテスの首を落としかけたのは彼でしたよね。フート同様にアジアツアーで招集されたトレッシュの名前もあります。アジアツアーというところでは、ヒンケルの名前はありません。その他は若手から「ベテラン」までわりと最近呼ばれてたメンバーの名前が並んでいますが、やや久しぶりということではヤンゼンの名前があり。ここんところ絶好調ですもんね、監督の寵愛を失ってなくてよかった。しっかり適切なアピールしてよ!あと、怪我明けのヘルメスがようやく戻ってきています。

ポジション別の人数を見ると、30名のうち、GK3名(ここはそのままほぼ確定)、DF10名、MF12名、FW5名。欠席組が各フィールドポジションに1人ずついるので、11・13・6・・・王子をMF登録するつもりなら、11・14・5。中盤の選手を多く呼んでいるのは、やはりWMは基本4-2-3-1でいくってことなのかもしれません。ちなみに4-4-2の予定で入ったEMの時は7・8・5。今回はどーなるんだろう。王子を中盤登録して、7・9・4くらいかな?ある程度決まっているポジションは別として、スタメンで誰を使うのかすら確定していないCBとDMFのところは、まだまだっこからの活躍しだいで選手にチャンスが出てくるように思います。

このテストの後は、3月のアルゼンチン戦。ここでほぼメンバーが固まってくるものと思います。4年に1度のビッグステージ、チャンスを与えられたものたちは、それをつかむ為に最高のパフォーマンスをここから見せてくれると信じてます。チャンスを与えられなかったものたちは・・・監督のストレスになるくらいクラブで大活躍してくれることも信じてます。フリンクス、期待してるよ。





南アフリカ大会へのフリンクス招集はなし

ただのボヤキです。わたしにしては黒いです。

Ohne Torsten Frings zur WM DFB - Deutscher Fussball-Bund e.V. -  Newsmeldung

シュトゥットガルトで行われるフィットネステストを前にした昨日、ブレーメンでレーヴ監督らとフリンクスが面談し、そこでフリンクスのワールドカップ南アフリカ大会への招集はないということが告げられたそうです。33歳のフリンクスにとってこれは代表キャリアの終わりを意味するといっていいでしょう。
フリンクスも「さほど驚かなかった」と言っている通り、これは監督にとっての既定路線であっったんだろうと思います。「この決断は簡単ではなかった」なんて監督さんいってますけれど、フリンクスの招集するしないのことじゃなくて、自分がフリンクスにいつどういうやり方でこの決定を伝えるかってことだったんじゃないの?なんてつい穿った見方をしてしまいます。フリンクスがこの前「招集させてみせるって自信はもうない」って弱気なこと言ったから、今がチャンス!って思ったんだろうなー。でも、この告知もおととしの大騒動がなきゃきっと、直前になって電話(それもハンジからの)かメール一本だったんだろうなー、なんて想像は黒すぎますかね?

監督は代表の目標実現のためのプランを立てて、その遂行のために必要な選手を自分の責任において招集するのが役割なんだから、その目標が「WM南アフリカ大会優勝」である限りにおいては別に問題ないと思います。今のドイツにはいきのいい若手も育ってきている。どーせ主力として使わないんだったら、ベテランよりこうした若手連れてった方が、先のためにもいいじゃんってのもわかる。ベテランがいれば、大会中に若いチームをうまくまとめる仕事してくれるって考えも、フリンクスについては当てはまらないだろーってのも分かる、うん、とってもわかる。いても自分にとってのストレスにしかなんないし、いないほうがやりやすいってのもわかる、とってもわかる。・・・だから、監督がフリンクスを招集しないことにはなんの不思議もないし、そこに「なんでやねん!」なんて憤りを覚えることもまったくないのです。

それをなぜこんなに不満めいた書き方してるのかっていうと、たぶん単にそれはわたしがバラックファンだから。東風さんも同様のエントリされてますけれど、ベテランの中でも最年長、そしてカピテン。ひとつの組織の中でこーゆー役割ってしんどいだろうから、やっぱバカいったりグチれたりボヤけたりする相手、チームにいて欲しかったって思う。特に行動の自由が極めて制限されるであろう南アフリカだから。別にフリンクスでなくてもよかった。シュナイダーでもよかった。エンケがいるならフリンクスはいなくてもいーやなんて半年前は本気で思ってた。

でもその「しんどいだろーなー」ってのはわたしの勝手な想像であって、バラックにいさんはそんなことヘーキなのかもしれない。しんどい場面は何度だって乗り越えてきたもんね。ボヤきたきゃメールや電話でボヤけばいーんだもんね・・・と、案外、ドイツ方面じゃなく、南アフリカの中のイングランドやコートジボワール代表方面にばっかりメルとばしてたりして…とか。うわーありそう、ありそう。

で結局何がいいたいのかといえば、「バラックにいさんがんばってー!!」ただ、それだけです。

Chelsea7-2Sunderland 2(PL#22)

Chelsea 7 Sunderland 2 | The Sun |Sport|Football

このスコアラインは痛いといわざるをえない。
いや、サンダーランドにってではなく…チェルシーにとってだ。

ブルーズはプレミアリーグ史上初の2ケタ得点を記録したチームになれたはずだったのだ。というのも、2度はゴールの枠に阻まれ、また2ゴールをあげたアネルカがもっと冷静であれば5点取れていたはずだからだ。
先週の試合が積雪で流れたため、今年最初のリーグ戦となったこの試合。ドログバ、エッシェン、ミケルにカルーといったアフリカ勢4人をANCで欠くチェルシーが、どんな戦いっぷりを見せるのか注目が集まった試合ではあったのですけれど…19日ぶりのリーグ戦はゴール祭となりました。チェルシーの7得点は、クラブのトップリーグの歴史で50年ぶりのことだそう。

開始早々、バラックからのゴール前を縦に裂く見事なスルーパスを、アネルカが受けてキーパーをかわしてまず1点。続いて、この日の中継を担当していたチェルシーファン野村アナ&チェルシーに好意的な川勝さんがマルダの出来具合の話をしている間に、そのマルダがハーフウェイライン近くからひとりで持ち込み、完全なる個人技でシュート!
3点目はテリーからのボールを受けたアシュリーがDFをひとりフェイントでかわして左サイドから見事にゴール。4点目はアシュリーのクロスをランパードがうまく足出してボレー!…ここまでが前半。
後半はジョーのどんぴしゃの見事なクロスにどフリーのにいさんがヘッドで5点目。次はキーパーが味板ボールがアネルカの足元に入り、それを叩き込んで6点目。最後は試合終了間際、アネルカの速いクロスをランパードが頭で合わせて7点目。それぞれに素敵なゴールだったし、多くの選手が得点に絡んだし、ファンとしてはもう満腹満腹。2ケタ得点なんてしてたら、消化不良しちゃいます(見たいけど)。

ただ、ま、獲られた2点が余計だったなぁ。とくに7点目の後、セットプレーからやられた1点は余計だった。やっぱまだまだ修正の余地あるよね、チェルシー!…と、まだまだ改善の余地も伸びしろもあるチェルシーに期待させられまくりの試合でした。