紅葉狩2009

昨年に引き続き、会社の友人たちと紅葉狩に出てきました。「今回はベタな京都を行く」とうことで、ガイドブックを片手に穴場ははずし、真っ向勝負。ただし、入場料は払わないプラン。

ランチを進×堂で食べたあと、ぶらぶらと歩いて岡崎方面へ。
哲学の道方面を攻めようかという話だったのですが、とりあえずガイドブックでも有名なタルトタタンを食べに行っちゃいます(ここまで食べてばっかり)。このあたり、美術館目当てにわたしもよく足を運んでいるんですが、こちらのお店ははじめて。


わたしは甘いものは苦手なのですが、りんごだけの自然な甘さ(焼き色のついたところは自然な苦味)。これは食べられる!

そしてなんとなくそのまま平安神宮へ侵入(中へ入るの20年ぶりくらい?)

左近の桜の葉っぱも真っ赤に色づいています。

さーて今度こそ哲学の道へ向かいます。岡崎あたりは人はさほど多くなかったのですが、哲学の道あたりは結構な人出でしたが、それだけのことはある美しさ。

 疎水沿いを500メートル程度だけ歩きます。だって、行き過ぎると、かえってくるの大変なんだもん・・・。



1本の木でも場所によって色づきかたが異なるのが不思議。



さて、哲学の道とはすぐにお別れして、ぶらぶらと永観堂へ。
 塀の上からカメラだけ出してシャッター押したらうつった写真・・・ということで、わたしは実際にここへは入ってません。

黄色と赤のコントラスト。


 やさしく色づいたもみじ。


 ・・・いや、もうもみじは見飽きたから・・・と、おとなりへ。「絶景かな絶景かな。春の眺めは値千金とは小せえ、小せえ・・・」で歌舞伎ファンにおなじみ、南禅寺の山門。秋もなかなかでしょ?


 南禅寺の中の水路閣。ここの上は今でも水が流れています。

すぐ横手からこの上に登れます。片側は流れの速い水路、片側や崖・・・夜明かりが消えたらやや怖い水路沿いをまさに「自己責任」で歩いていくと・・・


インクライン。むかし、急勾配を上がれない船を、鉄道で引っ張りあげました。


 当時の線路のあと・・・ここは桜の名所なのですが、すでに葉っぱも散ったあと。できることといえば、"♪When the night has come~”と、「スタンド・バイ・ミー」ごっこくらい。

線路をずーっとたどり蹴上(けあげ)へと出て、さらにそこから東山駅まで歩き、そこで今回の紅葉狩終了。タルトタタンから約2時間の行程で、タルトタタン分くらいのカロリーは消費できたかな?

Chelsea4-0Wolverhaumpton(PL#13)

代表ウィーク明けのリーグ戦は、ドログバ、ランパード、バラックにデコのミソジクァルテットが怪我でアウト。19位に沈むウルヴズとのゲームとはいえ、多少は苦労するんじゃないかと思っていたんですけれど…あっという間に先制点、立て続けに追加点…前半3-0でそこでほぼ試合終了。ええー、ホントにこれでいいの!?って、疑問に思うくらいまったく苦労しませんでした。いや、むしろいつもよりずっと楽に勝てた。ありがとうウルヴズ…じゃないや、ありがとうみんな!
そういう展開につき、後半途中からはこの日ベンチ入りを許されてた若手3人、カクタくん、マティッチ、ボリーニを順次投入。カクタくんは例の「チェルシーお買い物禁止令」(処分保留中)でチェルシー外にも広く名前の知られた選手であるのですが、この日がトップチームのデビュー戦。キレのいいシュートも見せてくれてこれからが楽しみ!こういう選手たちにどんどんチャンスが与えられるよう、これからもこーゆー楽な試合が出来るといいんだけれども…アフリカネイションズカップではベンチには余裕もできるので、ぜひそこで!
ガナがポイント落としてくれたおかげで、実質的にも2位と5ポイント差があきました。これ、大事にしていきたい…。






WM南アフリカ大会、本戦出場32カ国が決定…?

南米代表ウルグアイが大陸間プレーオフを勝ちあがり、今朝、いちおう本戦出場32カ国が決定しました。いちおう…というのはご存知の通り、フランス対アイルランドが、アンリのハンドをめぐって今現在もめもめだからです…が、それはまぁおいておいて。
出場国が決まると同時に、シーディングも決定しています。ドイツはもちろんポット1なのですが、いつものことながらポット2以下にいくつかの「あたり」が混じってるので、ドローが終わらない限りは安心できません(って、どこひいても安心はできないんですけどね)。そのポット2の「特等」はオランダ…ドイツにとっては宿敵ともいえる国なので、これはちょっとした話題。そのほか2番目のツボにはポルトガルなんかも入ってます。ま、ドイツ、くじ運いいし!だいじょーぶよ、ね?

シーディングは次の通り

ポット1:ドイツ、ブラジル、アルゼンチン、スペイン、イングランド、フランス(…)、イタリア、南アフリカ

ポット2:オランダ、ポルトガル、デンマーク、ギリシャ、スイス、セルビア、スロヴェニア、スロヴァキア

ポット3:アルジェリア、コートジボワール、ガーナ、カメルーン、ナイジェリア、チリ、パラグアイ、ウルグアイの南米3カ国またはアメリカ、メキシコ、ホンジュラスの北中米3カ国

ポット4:日本、韓国、北朝鮮、オーストラリア、ニュージーランド、チリ、パラグアイ、ウルグアイの南米3カ国またはアメリカ、メキシコ、ホンジュラスの北中米3カ国

そうか、ワールドカップって純粋にランク順にシーディングするのではないんですね。今この国名を書き写しながらそれに気づきました。ポット1のみ本当のシード国。あとは同じ地域の国がグループで対決するのを避ける仕組みになっているのか…なるほど。でも、そりゃそーだよね。

ってことで、希望を言い出すときりがないですので、おとなしく12月4日のドローを待ちたいと思います。ってその前にチェルシーのリーグ戦!

ドイツ2−2コートジボワール(親善試合)

両キャプテン不在で、この試合が決まった時に大喜びしたチェルシーファンとしては残念な試合…でもやっぱこの試合は見ておきたいと、4時半起床で観戦。ただ、なかなかネットが繋がらず、見られたのはコートジボワールの国歌斉唱のところから。エンケのセレモニーは見られなかったのですけれど、この日スタンド観戦だったバラックが、ベンチにエンケのユニフォームを置いたということを、ティッカーで読みました。

前半は結構オープンといってもいいような攻め合いの展開。この日スタメンのキースリンクと王子、エジル、トロが絡む前線は、とってもスピードがあってアグレッシヴでワクワク。ただもうかなりガンガンいくから、接触も多くて、ヒヤヒヤさせられる場面もいっぱい。そんな中、キースリンクがもらった(ネッツァー曰くラッキーな)PKを王子が見事に決めてドイツ先制。王子は指で天を指すパフォーマンスで、ゴールをエンケにささげます。試合を覆っていたどうしても重苦しい空気がこれで晴れた感じ。いけいけ代表〜!

後半。キーパーがノイヤーに交代。ホームだしいいところ見せてほしかったのですけれど、それがまぁなんと…。ドイツはいい感じでプレーしていたと思うのですが、ヴェスターマンがノイヤーにかなり危ない短いバックパス。それをノイヤーもあわてたのか、なーんと突っ込んできたエブエのおなかに当てちゃってそのままゴール…。ノイヤー&ヴェスターマンのシャルカーコンビ、ゲルゼンキルヒェンでなんでこんなことに。
ここから空気が一転。なんだか『そうだ、今日の空気は重かったんだ』ってことを、ふと選手が思い出しちゃったんじゃないかなんて、ここからはかなり一方的に攻められる代表。そもそも前半からもそうなのですが、中盤はボールをしっかり預かってくれる選手がいないし、守備の面でもあんまり機能していなかったので、ボールもたれるとあっという間に自陣のエリア前っ感じ。あとディフェンスもかなり高い位置でライン突破されてしまうような場面があり、ああこのままじゃヤバいなと思ってるうちに、ノイヤー、ノーガードでうたれて2失点目。ディフェンダー4人はそれぞれに「ひ〜〜〜っ」って頭抱えたくなる見せ場がたっぷりあったのですが、特にラームは全体通じてよくなかった。左腕のバンドに喪章の重さが加わって、バランス失ってたのかな。
しかし今日は負けたくない!この日絶好調の前線、もう笛が鳴るよという後半93分に…王子のゴーーーーーーール!!王子、この日2点目をまたお空のエンケへおくります。これでホイッスル。2−2、ドロー…王子、サイコー。

この日の試合は、「日常」へ戻る一歩を踏み出すためのものだったからこそ、最後に追いついていい雰囲気で終われたことは、とっても意味のあることだなと、試合後の王子たちの笑顔を見てちょっぴり涙ぐみながらそう思いました。代表おつかれ!王子ありがと!エンケ、見ててくれたよね!

これで今年の代表戦は終了。来年再び招集された時には、全員、WMの準備に集中できるようになってますように。

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WM南アフリカ大会、ヨーロッパ枠残り4つが決定。
あれだけメディアを騒がせたポルトガルは結局スルー。フランスも延長の末スルーしたのですが…最後の得点シーンで明らかにハンドがあったということで、またモメそうです。モメてもひっくり返ることはないんですけれど、ミスジャッジで敗退したアイルランドの気持ち思うとやりきれない。そしてギリシャが勝ち上がり。オットー・レハーゲルが監督しているので、ドイツメディアはギリシャ押しだったようですが、シェヴァびいきとしては、残念です。もう一度、WMで見たかった。そしてこの日最大のサプライズは、ロシアの敗退。ドイツとあれだけの激闘を繰り広げたあのロシア、ユーロでベスト4のロシアが予選敗退。ドイツもあそこでロシアに勝っていなければどうなっていたか…ヨーロッパ予選、本当に厳しいし怖い。

どこか違う日常へ

エンケの追悼式典に参加した代表ですが、そのまま全員でデュッセルドルフ入り。本日よりトレーニングも始まっているようです…1人欠けた状態で。
唯一トレーニングに参加しなかったのは、こともあろうにカピターノ・バラック氏。膝の故障で大事をとってコートジボワール戦は欠場ということになりました。あああ。しかしバラックが「(また)出ない」ってことに、懐かしい日常を感じるのもどうか。こーなったらドログバもムリするなよ(ぼそり)、出る気満々らしいけれど…。
昨日の式典姿を見せなかったミロですが、こちらは双子ちゃんの新型感染を受けてのお休み。おうおう、休んどけ、休んどけ。間違ってもバイヤンには持ち込まないようにね。

バラックがいない中盤の構成は未定。かつ、キーパーも未定だということです。本来、チリ戦はヴィーゼ、コートジボワール戦はノイヤーでってことになってはいたのですけれど…今、いちばん困難なポジション。難しい判断になるかもしれません。

先にも書いたとおり、週末の試合をパスしたドログバは出る気ありの様子。コートジボワールとしては、WM前にヨーロッパのトップチームとガチの試合をしておきたいという気持ちがあるようです。プレーのこと以外考える余裕がないような相手は、今やるのにふさわしいのかもしれません。頑張れ、代表。