にいさんネタ英独対決

昨日のうちにチェルシーの面々はニコシアへ到着。残念ながらバラックはミケルとともにロンドン居残りとなりました。はー。心配しても仕方ないんですけれど、やはり心配。アポエル戦に出られないことは残念だけど、まぁ、別に(わたしの中では)たいしたことじゃない。リバプール戦?もちろん出てほしいけれど、でもそんなところが気になっているわけではない。そう、ロシア戦ですよ、ロシア戦。来週10日(土)、バラックには因縁のあのルジニキで、あのヒディンク率いるロシアと、WM本大会ストレートインをかけた今年一番の代表戦なのです。チェルシーのことは(バラック絡みでいうと)後回し。だって、わたしやっぱりドイツ代表ファンだもん!

先ほど帰宅して、何かにいさん情報ないかな…とドキドキしながら英語サイトをチェックしたら、はい、どん。

Ballack hints at Blues exit(sky sports)

って、今、バラックといえばそーゆーネタじゃないだろう、……ってそもそもこういうタイトルでくるか。sky sportsは、このバラックの発言を"Evening Standard"でのものだと伝えてるけど、これはオリジナルはFIFAのインタビューではないのかと…。

Im Sommer des kommenden Jahres läuft Ihr Vertrag bei den Blues aus. Wie sieht die Zukunft von Michael Ballack aus?

Ich habe kürzlich erst verlängert und hoffe natürlich, auch in Zukunft weiterhin erfolgreich zu sein. Aber ich werde die weiteren Entscheidungen in Ruhe angehen und sowohl mit dem Verein als auch mit meiner Familie alles besprechen. In meinem Alter denkt man in kürzeren Zeiträumen, und ich spiele bereits bei einem der besten Klubs der Welt. Ich fühle mich in London sehr wohl und könnte mir vorstellen, meine Laufbahn bei Chelsea zu beenden. Es ist für mich weiterhin wichtig, meine Ziele zu erreichen, Titel zu gewinnen, und deshalb will ich auch in einer Mannschaft spielen, die hungrig auf Erfolge ist.

来年の夏にチェルシーとの契約が切れます。ミヒャエル・バラックの今後をどのようにお考えですか?

最近契約延長をしたばかりだし、もちろん、今後もさらに結果を残していければと考えています。けれども、今後のことについては落ち着いて取り組んで、クラブと家族としっかりと話し合うつもりです。この年齢になると、短いスパンで物事を考えるようになりますし、すでに世界最高のクラブのひとつでプレーをしています。ロンドンの生活にはとても満足していますし、自分がキャリアをチェルシーで終える想像だってつきます。僕にとってこれからも重要なのは、目標を達成すること、タイトルを取ることです。だからこそ、成功を貪欲に求めるクラブでプレーをしたいと思っているんです。
少し前にも、今後のことを語ることでクラブにプレッシャーをかけたくない…ということをバラックは言っていたので、「落ち着いて…」というのはそういうことなのだろうと思います。もちろん、サッカーの世界の話ですし、なにが起こっても不思議じゃあないんですけれど。でも、バラックはタイトルを取りたい選手がいるタイトルの取れるクラブでやりたいんだろうから、チェルシーの環境は最高だと思うんですけどね。むしろ、チェルシーがバラックを今後も必要とするかどうか、そっちの方がポイントだと思ってるんですが、わたしは…。

いや、そんなことはどーでもいい(ことないけれど、今は代表ネタがほしい)。やっぱりバラックのことならドイツメディアよね!と、そっちを当たってみたところ、こちらはバラックがふくらはぎの怪我でCLもパス…と気になるツボはわたしと一緒らしい。dpaの配信する記事にはさらにこんな一文が。
Ballacks Wadenzwicken hat schon Tradition.
バラックのふくらはぎの傷みというのは、すでにお約束伝統である。
…正直わたしも今回「ふくらはぎ」だってこと知った瞬間に「またかー…」とため息ついちゃったクチですけれど、このネタなくしてバラックは語れないという"Wade"。すでにお約束。

と、そんなことでため息つきつつ生ぬるい笑いを浮かべてもしかたがない。DFBによると、「今のところ、まだなんの(不吉な)兆しもない」とのこと。レヴさんがバラックに最後にコンタクトを取ったのはお誕生日メールだそうで、その段階では長期離脱って可能性はなかったようす。わたし自身、チェルシーはここでムリさせないでロンドンに残しておいて、週末のリバプール戦に備えさせるつもりなんじゃないの?なんて希望的な見方はしているのですが…やっぱ気になるなぁ。はぁ…。


Wigan3-1Chelsea(PL#7)

チェルシー、開幕7戦目でウィガンに沈められる。正直、ここでの敗戦もそうだけれど、こういう負け方は予想していなかった…。

試合のあった26日はバラックのお誕生日でもあったため、わたしはすっかりお祝い気分。試合終わったら「おめでとーーー!」っと祝杯あげるべく、冷蔵庫にはスパークリングワインを準備、ユニへの着替えを済ませ、キックオフ30分前にスカッドをチェックするために公式へアクセス…したら、うわ、にいさん、ベンチにもおらへんやん。それ困る、困ります!いや、別にお誕生日の祝杯がとか、今日の試合がとかそんなのはどーだっていいのです(だってバラックいなくてもチェルシーは勝てると、この時はふつーに信じていたし)。『お誕生日だからオフ?』『完全休養?』『オクトーバーフェストだったら殴る!』…でも、まさか(また)怪我でもしたなんてヤメテー、重要なロシア戦が目の前だっていうのにー!多少混乱状態にあったため、試合がキックオフされてもまるでそっちに集中できない状態に。
結局、(また)ふくらはぎを「ちょっと」痛めてベンチ外ということが分かり、はー。ここでようやくチェルシーの応援に気持ちを切り替えてとなったのです、が。

前半は、こんな悪いチェルシー見るのいつ以来だろう?っていうリズムの悪さ。選手の動きもバラバラ。特にこの日、中盤に入ったミケルがグダグダ…ミケルってこんな選手じゃないはずー!一昨シーズンくらいまでは若さがめだってたけれど、昨季はずいぶんと落ち着いて安心してずいぶんと安心してみていられるようになっていたのに、今シーズンはよくない。このシステムと合わないのかなぁ。いつもの鉄板の中盤が前半はまったく機能せず。そのまま先制点も許し…でも、この段階ではそれほどまだ心配もしてなかったのです。チェルシーは今シーズン追いかける展開かなりやってるし、前半終了か後半開始くらいのタイミングでスイッチ入るパターン多いし…確かに流れ悪すぎるけれど、それでも大丈夫だろう…と。

後半、ミケルと交代でベレッチin。開始早々ドログバさんがチェルシー通算100ゴール目ですぐに同点。ほらね!ほら、リズムもよくなってきたし、いい感じ〜〜〜〜〜〜っと、思った矢先に、ツェフが相手の足引っ掛けるかたちになってしまいPK献上、だけでなくまさかの一発退場。故意じゃないよー、故意じゃないんだー!っていっても判定は覆らない。はー。イラーリオに代わることにはまったく心配ないのだけれども、PKで1点追加されたのはしんどい。10人で2点取れるのか…あくまで勝ちに行くつもり満々なだけに、なおさら厳しさが。

結局試合終了間際に1点追加を許し、3-1で敗戦。3枚目のカード切ったあとにアシュリーが怪我してしまったため、最後は9人で戦っていたチェルシー。最後までリズムには乗れなかったけれど、10人に9人になってからも、「勝ちたい」って選手の気持ちをすごく感じられたことはすごく嬉しかったな。カード覚悟でガンガンぶつかっていく選手たち。「リーグ戦なんだから、これ以上傷口を広げない戦い方」ってのも確かに必要だし、それが賢いのかもしれないけれど、でも、わたしはとっても誇らしかったなと、確かに内容はよくなかったけれど、それでも、最後まで戦った個々の選手には拍手を送りたい。運も悪かった。でも、ここで悪い運をつかっちゃって、反省するところもがっつり反省して、来週リバプールをホームで迎えましょ。にいさんも戻ってくるよね!

バラック:「争いは厭わない」

読もう読もうと思いつつ後回しになってきた"die Zeit"のバラックがっつりインタビュー。にいさんのお誕生日お祝いとして、まず最初のところだけ挑戦してみたいと思います。

Michael Ballack: "Ich scheue keine Konflikte" | Sport | ZEIT ONLINE


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Alles Gute zum Geburtstag!!

本日、バラック33歳のお誕生日です!おめでとう!まだまだやれるよね!!

今日は試合日なので活躍を期待…って思ってたのですが、なんとベンチにも入っていない様子。正直、チェルシーのことも大事ですが、今は2週間後に迫ったロシア戦のこともあるので、何事もなければ…って思います。ま、フツーに単なるお休みかもしれないし(希望的観測だけれども、そんな気もする)。

しかし、今日はお祝いできると思ってただけに残念ですが、本人はもっと残念だろうな…。え、意外と家でお誕生日のお祝いしながらのんびりTV観戦って?…それならそれでいーんですけどね。Happy Birthday, Michael Ballack!


Chelsea1-0QPR(League Cup R3)

イングランドのフットボールリーグカップ(カーリングカップ)、今週行われた第3ラウンドより、いよいよプレミア勢が参戦。チェルシーはQPRとのダービーにカルーのゴールで1−0で無事勝利、次のラウンドへと進むことが決定しました。
チェルシーは予想通りのターンオーバー。テリー、ランパード、エッシェン、アシュリーはベンチ。ドログバ、アネルカ、バラック、ボジングワ、カルバーリョそしてツェフはベンチ外…なので、最近の「ベストメンバー」といわれている顔ぶれでスタメン出場したのはマルダのみ。こう書いちゃうとさぞかし薄いメンバーなのかと思えるのですが、この試合ではついにジョー・コールとパウロ・フェレイラがスタメンで戦列復帰。しかもジョーはキャプテン!そして新加入ながら怪我で出遅れていたジルコフもついに登場。ジルコフは左のスペシャリストということですが、どうやら左SBとしてプレーをしていた様子。

この日はラジオ聴戦していたのですけれど、PCの画面で立ち上げて同時チェックしていたポカールの方がエラいことになっていたため、途中から気持ちはそちらへ飛んでおりました。
この日、チェルシー戦とほぼ同じ時間帯でやっていたポカール4試合は、

オスナブリュック(3部)対HSV 3:3(PK4-2)
K'ラウテルン(2部)対レバークーゼン 2-1
リューベック(4部)対シュトゥットガルト 1:3(延長)
ケルン対ヴォルフスブルク 3:2

と大荒れ。

特にオスナブリュック対HSVは、HSVが2点のビハインドから後半に追いつき延長へ。ちなみに2点目は後半からさすがに出てきたトロのPK・・・「さすがトロ」。延長でHSVが先に点を取ったことで、さすがにこれで終わるだろう…と思ったのですが、結局終了数分前にオスナが同点シュート!
『これって、1回戦と同じじゃないの??』
と、ふとみんなが思い出す展開。そう、HSVは1回戦も2部昇格を果たしたばかりのフォルトゥナ相手に同じような展開だったんですよね…。その時はPK戦に勝利したHSVでしたけれど、2度同じことはおこらず。ということで、現在のタベレンフューラー、ブンデス首位を走るHSVが2回戦、3部チーム相手に敗退です。
HSVと同じく、ここで終わるかと思われたシュトゥットガルトも、なんとか延長まで持ち込みそこで逆転勝利。しかしリーグでは好調のレバークーゼンが敗退、昨年度マイスターのヴォルフスブルクもここでさよなら。怖い、が面白いな〜、ポカール。ゆいいつ素直に面白がれないのは、ヘルタが1860に敗退。ヘルタよどこへ行く…。