Chelsea3-0Burnley(EPL#4)

いやーん、奥さん、ばーんりー!ばーんりー強いですよ!

…じゃないんですけど、いや、バーンリーは強いです。マンUとエバートン倒しているわけですから、そんなこと分かってるんですけど、強いし、ホント、しっかりしたチームでした。特にあのイェンセンっていうGKはヤバい。あのキーパーじゃなきゃチェルシー6点くらい取れてたんじゃないかって思います。これからやるみなさん、お気をつけて!

……勝てました。

前半からいつものチェルシー。中盤を有機的に(あるいは気色悪く)動かしてパスをこ気味よくつないでいいかたちで攻めこむ!……んだけども、まぁあのイェンセンに阻まれる阻まれる。まぁチェルシーのシュートも真正面に飛んじゃってるってこともあるんですけど、まぁ攻めれども攻めれども攻めれども…ま、こんなことには慣れっこなんですけどね。ただ、これまでの相手以上にキーパーがいい。
このまま前半を終わりたくないなーと思った前半終了間際、チェルシーの選手もきっとそんな気持ちだろうなと感じるまさに集中した攻め。そこから…アネルカのゴーーーール!!またドログバさんからのホットライン。ホント、このふたりすばらしいコンビです。でも1点リードじゃまだ安心できないこのばーんりー。このチームが、がっちり守りながら、虎視眈々と少ないチャンスをうかがっているのは分かります。

後半しかしランパードのクロスからバラックにいさんが身体投げ出してヘッドでゴーーーール!ふーーっ。これでひと安心?にいさんも前半いくつもチャンスがあったのをイェンセンに止められてきていたし、これですっきりできたかな?さらに続けてアシュリーが難しい体勢から見事なシュートで3-0。ま、さすがにこれで大丈夫かな。

ま、結果的には3-0。相手に枠内シュートを1本も打たせず、ボールも完全にコントロール。2試合連続のクリーンシート。今シーズンのチェルシーはまだまだ未完成なんだけれど、ここまで当たったくらいのチーム相手なら、十分にねじ伏せられてる…そういう印象です。昨季の今ごろはいきなり「完成形」で落ちるしかなかったんだけれど、ほんと、まだまだこれからって感じ…なんか嬉しいなぁ。

来週はインターナショナル、みんな頼むからケガせずに戻ってきてね!


小ネタ大ネタあれこれ

あと1日働いたら、夏休みPART2で5連休です(涙)。が、今夜のチェルシー対バーンリー戦は、仕事のおかげでライブで見られそうにありません。お休み前のお楽しみなのに…ランチタイムキックオフのバカ。でもま、めったにやらない情報遮断大作戦で、連休前の晩夏の夜を楽しみたいと考えています。そのままマンU対アーセナルもバイヤン対ヴォルフスブルクもあるし、ワインも冷やしてあるし!明日からは1泊の小旅行。この夏は休みは多いのにどこにも出かけられていなくて、もうずっとひどいFernweh…どこかへ行きたい病なのです。

さて、気になるニュースフラッシュ。

※ロッベンがバイヤン移籍
チェルシーからレアル、そしてバイヤンへ。バイヤンは重要なヴォルフスブルク戦の前になんとか彼を獲得したかたちです…活躍してくれるといいんだけれど。が、なんとなく、なんとなく…なんだけど、バイヤンとはキャラクターが合わないような気がするんですよねぇ…。でもま、オランダ人多いから大丈夫かな。
チェルシーとバイヤン絡みでいうと、フランスメディアが報じたというチェルシーのリベリーへのビッドをアンチェロッティが否定しています。ご安心ください。青組、これ以上、中盤はいりません。もちろんボシングワは渡しません。この夏は、チェルシー側でバイヤンの名前聞くことが多かったな。

※シェバはやっぱり移籍?
と、残り3日となった夏の移籍市場。ここにきて、アンチェロッティがシェバは「彼の道をいくことになるだろう」と発言。シェバに彼が満足できる出場機会を与えることができないと話したそうで、彼が適切な判断をするのを待っているようです。彼の納得のいく場所があるといいなとそう願わずにいられません。だって、シェフチェンコ、大好きだし、まだまだ終わってないところ見せてほしいですもん、わたし。

※代表GKの#1はエンケで決まり?
ケプケがBildに、「このまま何もなかったら、エンケがロシア戦のキーパー」と発言したそうです。ま。、自然な流れだし、そうなるとナンバーワンの座はこのまま彼のものになるんだろうなと思います…ま、ロシア戦に負けでもして、プレーオフにまわることになったら…またモメんのかもしれないけど…。他のキーパー3人については、それぞれ90分フルに出場する機会を与えるようなことを、レヴさんが言ってたように思います。アドラーは来週の南アフリカ戦(レバークーゼンの新スタジアムこけら落とし)、ヴィーゼとノイヤーは11月の親善試合にそれぞれ出すことになるんじゃあないかなと。

※メンヘングラードバッハの一日天下
Mグラードバッハ2−0マインツ…。無敗できていた絶好調昇格組みマインツに土をつけたのは、昨年ヘロヘロで残留したグラードバッハ。Mグラードバッハはただ今勝ち点7で首位グループ!…とはいっても、1試合多い状態なので今日にはまた落ちるんでしょうけれど、Mグラードバッハの調子がいいと、日本のオールドブンデスファンも大喜びなんじゃあないでしょうか。ヌヴィルがまだまだプレーした、契約延長とりつけたい!と嬉しいこと言ってくれてるので、彼が活躍できるといいな〜と願ってます。しかし、今年のブンデスは昨年にもまして大混戦になりそうな予感がします。

※マインツのGK3人が負傷…
バイヤン戦で大活躍したハインツ・ミュラーですが、彼ってそもそもマインツのナンバーワンじゃなかったんですよね…。実は彼も負傷している正ゴールキーパーの代役。ところが、なんでも彼も怪我しちゃって3人目もケガ?(いやそもそもミュラーが3人目!?)…で、マインツ現在3人ともアウトになっちゃったとか…。チェルシーもそんなことあったなぁ(遠い目)。ローンでどっかから借りてくるのかしら。

南アフリカ&アゼルバイジャン戦の招集メンバー発表

"Heimspiele" für Adler und Enke

CLドローの裏でじみ〜に代表メンバーも発表されていました。
特にサプライズめいたものはなし。あえていうなら、GKからヴィーゼが外れてノイヤーが入ったことくらい。今回試合会場がアドラーとエンケのホームであるレバークーゼンとハノーファーってことで、ヴィーゼが事前から「ブーイングされるから出るのはイヤだ」とか言ってたとかいう話があったように思うのですが、それが本当だとしたら正GK争い中の立場としてはどうよと思ってたんです、が。ヴィーゼ自身は今回の招集外に「なんでやねん」って言ってるらしく…何がなんだか。でも使う側からすれば、確かにここであえて使う理由もないし、呼んでも出しにくい理由があるんだったら、初めからはずしておいた方がいいのは確か。それにしても、エンケがレバークーゼンでスタメンで出ても、ブーイングは起きないような気がするのは、やはり人徳キャラクターの差かなぁ。
他のメンバーのことについては、言い出すとキリがないので何も言いません。勝てばいいんですから、勝てればね。

kickerよりコピペで失礼。

Das Aufgebot gegen Südafrika und Aserbaidschan:

Tor: Robert Enke (Hannover 96), Rene Adler (Bayer Leverkusen), Manuel Neuer (Schalke 04)

Abwehr: Arne Friedrich (Hertha BSC Berlin), Philipp Lahm (Bayern München), Per Mertesacker (Werder Bremen), Marcel Schäfer (VfL Wolfsburg), Serdar Tasci (VfB Stuttgart), Heiko Westermann (Schalke 04), Andreas Beck (1899 Hoffenheim)

Mittelfeld: Michael Ballack (FC Chelsea), Christian Gentner (VfL Wolfsburg), Thomas Hitzlsperger (VfB Stuttgart), Marko Marin (Werder Bremen), Sami Khedira (VfB Stuttgart), Mesut Özil (Werder Bremen), Bastian Schweinsteiger (Bayern München), Piotr Trochowski (Hamburger SV), Simon Rolfes (Bayer Leverkusen)

Angriff: Cacau (VfB Stuttgart), Mario Gomez (Bayern München), Miroslav Klose (Bayern München), Lukas Podolski (1. FC Köln)


レヴさんキースリング褒めてたので呼ばれるだろうと思ってたんですが…結局いつも?のメンバーで。しかし今回しっかり点とって勝たなきゃ、さすがにワタシも吼えちゃうかも。

UEFA CL09/10 グループステージドロー

さ、始まりましたドロー!

まず年間最優秀GKはファン・デル・サールに。さいですかー・・・(いや、他意はない)

トップシードは次の通り。
E:リバポ
A:バイヤン
B:マンU
H:アーセナル
C:ミラン
D:チェルシー・・・
F:バルサ
G:セビージャ

さて、特別賞。5回のCLタイトルを同じクラブで経験した選手といえば・・・マルディーニですね。プレゼンターのプラティニ会長がスタンディングオベーションを要求。わたしも思わずこちらでスタンディング(笑)

続けて年間最優秀DF・・・おおー、JT!!

いよいよ問題のPOT2に入ります。
おお、Dにポルト!チェルシー、このPOTの中ではまぁまぁまぁ・・・のところを引き当てました!
次はレアル。Cでミラン対レアル!このポットのババを引き当てたのはミラン。
リヨンはEのリバポと。
そしてインテル登場・・・ははーFバルサ!テリー笑いすぎ!レンジャーズがGでセビージャと。おお、地味になりそうな予感。ここにヴォルフスブルクとかこないかなー・・・。アルクマールがHのアーセナルと。ここもまずまずじゃないの>筍母さん。でユーヴェ・・・は、バイヤン!ま、最悪じゃないよ、バイヤン・・・。CSKAモスクワが残るBのマンUに・・・。

POT3
シュトゥットガルトが地味なGに。ラッキー?次にボルドーがA・・・。去年、結構チェルシーはボルドーに苦戦したのよね・・・。ベシクタシュがBに・・・。うわー濃いなぁこのグループ。マンU苦労しそう。フィオレンティーナがE。ここもけっこう大変そう。キエフが・・・あぁ不幸。アトレティコ・マドリー・・・あぁーDか・・・。オリンピアコスがH。ガナ、ここけっこうイヤな相手よ。マルセイユがしんどいCに。

POT4
そして最後のPOT4。ヴォルフスブルクがこんなところにいるのがイヤ。ここはひきたくないなぁ・・・。
まずワッフルの国リエージュが・・・アーセナルんとこ。ええーあたりじゃん、アーセナル・・・。次がルーマニアの名前の分からないクラブ(ごめんなさい)が、G。うわー地味地味地味・・・。次もハンガリーのわからんクラブ・・・がE。あぁきたヴォルフスブルク!がマンUんところ・・・わ、ま、頑張ってー。アポシアアポエル(寝ぼけててニコシアと混ざったらしい…)?キプロスのクラブがD。よーし、ここはよし。チューリッヒがC。大変なところ。ルビンカザンが大変なFに。マッカビ・ハイファがAへ。ここって、アヴラム・グラントが監督してたクラブよね。

A:バイヤン・ユーヴェ・ボルドー・Mハイファ
B:マンU・CSKAモスクワ・ベシクタシュ・ヴォルフスブルク
C:ミラン・レアル・マルセイユ・チューリッヒ
D:チェルシー・ポルト・Aマドリー・アポエル
E:リバポ・リヨン・フィオレンティーナ・(ハンガリーのチャンピオン)
F:バルサ・インテル・ディナモキエフ・ルビンカザン
G:セビージャ・レンジャーズ・シュトゥットガルト・(ルーマニアのチャンピオン)
H:アーセナル・アルクマール・オリンピアコス・リエージュ

気だるく、億劫、しかもやる気ない…んだけれど

チェルシーはとりあえず開幕3連勝。週末はドログバさんとアネルカがともにアシストしあいっこで2点。アネルカは意外なほど献身的なタイプだし、ドログバさんは一宿一飯の恩は忘れそうにないタイプ…アネルカがやってきた最初っから、互いに一緒だとやりやすいって言ってたんですけれども、これまでなかなかそういう使い方をされることがなく。ようやくこのコンビをシーズン通して堪能できる時がきたのかもしれません。

その大型獣コンビにボールを入れる中盤4人。ダイヤモンド、クリスマスツリーときて、フラム戦ではメンバー見る限りまたダイヤモンドなのかなと思ったのですが、いざゲームが始まると、ダイヤモンドに見えるような、バラックとアネルカがそれぞれ1列下がって4−2−3−1?のように見えるときがあり…いやでも公式は4−3−2−1みたいなこと書いてたりしてですね…自分がなにを書こうとしているのかも分かってないのですが、ほら、サッカー4年生なので、そろそろフォーメーションのことも理解できるようになりたいなぁって気がする年頃(やや晩熟)、誰か結局どーだったのか教えてー…と思っていたら、BBCのLee Dixonの戦術分析にこんなことが書いてありました。

Lee Dixon's tactical view
Too much can be made of formations and Chelsea's midfield is not rigid at all. You can stop the game at any one time and ask: what are they playing now?
フォーメーションは実に多くのものを生み出しえるし、チェルシーの中盤はまるで固定されていない。ゲームを止めればいつだってこう問うことができる。「で、今いったい何やってるの?」
ということで、中盤流動的につき、フォーメーションがどうだこうだっていうことには意味ないのかも。初戦、2戦目はわりとチェルシーの中盤の並びをあれやこれやと書いていたメディアも、今回はもうほとんど触れてない。むしろ、試合中のここの動きに注目をしているようでした。

このLee Dixonがバラックのことに触れているのですが、彼のバラック評価がなかなか面白い。
フラム戦のチェルシー、キックオフ時のフォーメーションは4−2−3−1。ところがバラックはチェルシーがボールを持ってない時にはミケルと並んでいるんだけれど、ボールを持つとやや上がっていく。

Ballack creates his own space. I find him quite an intriguing player to watch. He's got a languid style and looks like he is not bothered at times but against Fulham he picked the ball up, certainly a lot deeper than we normally see, and his range of passing was great.
バラックは自分でスペースを作っていく。彼はとても見ていてとても面白い選手だと気づいた。けだる気なスタイルで時には億劫そうに見えることもあるが、フラム戦では、間違いなくいつもよりもずっと深い位置でボールを拾っていたし、またパスのレンジもすばらしかった。
イングランドでは「遅い、遅い」とよく叩かれてるバラック。この"languid"ってことば、初めて見たのですけれど、強いてよく言えば優雅、でも慌ててる周囲が見ればイライラしまくる感じが伝わってきていいかも(まったく褒められてないんですが)。手帳にメモ。でもバラックって走ってないように見えて、ほんとはいちばん走ってるんですよね。ボール持ってないところで走ってるからあんまり目立たないだけで。

さらに、
Ballack on his day is a great player but unfortunately he has a few days when you look at him and ask: does he it? I don't think you will see too many of those under Ancelotti.
のっている日のバラックはすばらしい選手だが、残念ながら見ていて「やる気あんの(Does he fancy it)?」と聞きたくなる日もある。アンチェロッティのもとなら、こんなバラックを見る日もそうはないだろう。
"Does he fancy it?"が正しく読めてるかどうかわかんないんですけど、でもたぶん、わたしが見ててもそう思う日があるので、どっちにしろ当たらずとも遠からずではないか…と。バラックってホント、やる気ある日とない日の差が歴然。自分が本気出さなきゃいけない時と、そうじゃない時の使い分けがロコツなんですよねぇ、たぶん…(でもわたしはそういう賢さは嫌いじゃない)。アンチェロッティはバラック野放しじゃなくって、いろいろ要求してくれそうだし、今季はローテーションがスタンダードになると、さすがにいいとこも見せとかなきゃって気になるかもしれないし…確かに、いい方っていうか、やる気モードのにいさん、たくさん見られるかも(笑)とりあえず、期待だけはしておきたいとおもいまーす。