BALLY BACK WITH THE BOYS

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チーム内ではこう呼ばれているとは分かっていても、いざ"Bally"って(まんま某クツ屋みたいに)大きく活字になるとちょっと不思議な感じです。でも、MichaともBalleとも違う顔、違う世界が確立されてきたってカンジでいいですよね。
そんなイングランドはロンドン在住も4年目に入ったバリーにいさん、本日、アメリカツアーから戻ってきたチームメイトと合流、コバムでのトレーニングに参加したとのことです。怪我の具合については特に触れられてはいませんが、たぶん大丈夫なんだろうと信じてますよ。開幕までまだ2週間(その前に代表戦)ありますからね、そこできっちりアピールするとこアピールできるといいなと思います。

そうそう、チェルシーのサードユニが発表されました。予想通りの白にグレーの細いライン…まぁ悪くはないけど、あんまり強そうじゃあないかも(ま、中身は強いので別にいいんですが)。こう3つそろってみると、案外セカンドがいちばんいいのかなぁ…と、あれだけ文句いったのはどの口!と、早々に意見を翻すことになっています。

レーヴ監督:アゼルバイジャン戦へのGK招集は2人だけ

Fussball - WM 2010 - Vorentscheidung ums WM-Tor? Loew sortiert aus - WM 2010 Fussbaall - Sport bei SPORT BILD

と、タイトルどおりのコメントがレヴさんより。WM予選とはいえ1試合だけですから、ふつうに考えれば2人いれば十分。試合当日までの怪我なんかがあったら急遽招集になるんでしょうけえど、リーグ戦でもベンチ入りしてるキーパー2人ですもんね。
ただもちろん、ここでの「2人」が誰になるかは気になるところ。この夏になる前までなら、(ヴィーゼには悪いが)とりあえずエンケとアドラーかな?なんて予想もできたんですが、ここにきてノイヤーへのWM待望論が大きくなってきてますし…さてどうなることか。とりあえず予選招集メンバーは結論は週末のポカール見て出すそう。そして南アフリカへつれてくキーパーは、遅くとも10月のロシア戦までにはだいたい決めるということです。キーパー4人、この2ヶ月ちょっとが正念場ですね。

招集メンバーはおそらく来週半ばに発表かと思いますが、足の小指骨折でアメリカツアーを早々に離脱していたバラック。まだ詳しくは分かりませんけれど、昨日、ロンドンに戻ってきたメンバーと一緒にトレーニングに参加していたそうです。ま、今週末(レディング戦)はともかく、代表戦は大丈夫かな?

Day4-1:何もせずに疲れる日曜日

ロンドン折り返しの4日目、5月3日、日曜日。
この日は夜までまったく予定なし。朝ごはんを食べてさぁ何しよう?とりあえずお散歩。何でもいいから街の方向へ向かって歩いてみよう!…特に何も考えず、チェルシー地区の大通りを歩いてゆきます。優雅な邸宅の並ぶあたり。日曜の午前中ということもあってか、人通りも少ないように思います。
雑誌でも物色しようかと通りがかりのキオスクのようなお店に入ったところ…あっ!これ!


チェルシーの非公式のファンサイトCFCnetが発行しているファンマガジンCHELSEA CHELSEA。こちらのサイトはちょこちょこ覗いているのですが、ロンドンへ飛び立つちょっと前、ちょうどバラックへのインタビュー記事を掲載した号が発行されたところというのを知り、読みたいなぁって思っていたところだったのです。フラム戦の日にもスタンフォードブリッジ近所のキオスクで売ってたのは見かけていたのですが、その時はなんとなく買いそびれ…よし、ゲット!不非公式ファンクラブのものとはいっても、中はフルカラー。チェルシーメガストアやサムスン、アルファロメオなどの広告もとってあって、立派な雑誌です。イングランドではこうしたファンマガジン、たくさん売ってるんでしょうかねぇ。

ちなみに中のインタビューは、ファンからの質問にバラックがたっぷりと答える形式。チェルシーファンならではの視点の興味深い質問がいっぱいあって、大満足。今後のキャリアのこと、ペナルティキックの秘密、イングランドとドイツサッカーの違い、これまでのチームメイト中でのベストプレーヤーは?ってところでは、エメルソン(現サントス)からは多くのことを学んだってこと、ランパードとドログバ、ゼ・ロベルト。そしてカーン。彼のことを、自分を違うレベルへと押し上げてくれるキャプテンだったと語ってます。…と、これはもちろん、ホテルに戻ってから読んだんですけどね。

ここではこの本そのたあれこれをカバンにいれ、約1時間ほど歩いたでしょうか…交通量の多いあたりにたどり着きました。特にあてもなく歩いていたので、ここらで疲れがどっとでます。おなかもすいてきた…とりあえずどこかでゆっくり休んでランチにしよう。

とりあえず今自分がどこにいるのかを確認しようと立ち寄ったのがこちらでした。ここならお庭で座れそう。

ベンチに腰をおろし、威風堂々としたこの建物を地図で確認してみると…そうかー、これ、自然史博物館なんだ!
ってことは。地図を確認すればすぐお隣は…、あっ、じゃ、ここでランチにしよう!

わたしがランチ&休憩場所に選んだのがこちら。


V&A…ヴィクトリア・アンド・アルバート博物館です。工芸好きの聖地ともいえる場所?って特に工芸好きというわけでもないわたしは、こちらを訪問するのは初めて。日本でやってた特別展も見たことなかったのですが、一度はいっておかなきゃと気になることは気になる場所であったことは確か。よし、行っちゃおう!ロンドンのすばらしいのは、こうした世界的なミュージアムの常設展が無料で、すべてのひとにいつだって開かれているってところ。ドイツびいきのわたしですが、ことミュージアムに関しては、イングランド>ドイツです。

…が、まずはランチ。カフェテリアにゴー。

カテゴリー別にいろいろなカウンターがあったのですが、わたしは冷たいお食事のところでこちらをゲット。メイン1品にサラダ2種。サーモンとクスクス、そしてにんじんです。

ま、お味はロンドンなりの味なのですが、特筆すべきはこちらの食堂。


豪華でしょ!ステンドグラスもものすごく華麗で繊細。
ジャズピアノのライブ演奏もされていて、とっても優雅な気分になれます。

おなかいっぱいになったところで、せっかくなのでぶらりと展示も見てまわります。
地域別の工芸品にスポットを当てた展示。日本の展示の根付コレクションは、来場者にもかなりの人気のようでした…江戸の粋。え、ここで見なくてもって?
わたしがいちばん楽しんだのは…博物館の中でも最奥ともいっていい場所にある演劇の展示のスペース!貴重なフライヤー、衣装や小道具、演出道具。舞台装置にそしてビデオ上映…。芝居の国、ことばの国イングランド万歳!…いや、わたしはあくまでドイツびいきですけどね。朝から歩き通しで疲れたからだを、こちらの映画を見ながら回復させます。

何もしないつもりだったのに疲れすぎ。実はここまでほとんど写真を撮ることもなくきてしまいました。
最後に気になる彫像を。こちら、冬の寓意。あー疲れた。

とりあえずホテルに戻ったあと、こばらがすいたので近所のパブへ。
こちらは「偵察」もかねていました。
3日後にCLバルセロナ戦がひかえているものの、すでにチケット入手はほぼギブアップ状態。わずかな望みを当日券が出ることにかけていたのですが、たぶんムリだろうなぁ…。その場合、どこかのパブで観戦しようというのは、出発前から決めていました。
ホテルから徒歩2分ほどのところにあるこちらのパブは、前日のチェルシー戦のあとにもサポーターがあふれ返っていて、とってもいい雰囲気をかもし出していました。ホテルに近いここで見ることもチョイスにいれての様子見です。


日曜日の午後。TVではプレミアのゲームがライブ放送中。お客さんはまばら。とりあえずギネスとチップスを頼んで、のんびりです。

あ…

お店の壁にこんなものを発見。5月末のFAカップ決勝へのバスツアーの案内。ダブルデッカー貸切でこちらのパブからウェンブリーまで行こうっていうもの。こういうのを見ると、チェルシーの地元にいるって実感できますね。
ま、ここで見ようっかな、バルセロナ戦は。


テリー:チェルシーに完全にコミットしてるよ

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やっとでました。テリーのコメント。
あわてて読んで、しかも時制も助動詞も分からんところがかなりあるので…ちょこちょこ間違ってるかも…(ごめんなさい。話は常に半分しか信じないで)。

'There has been a lot of speculation recently about my future and I want to clear this up once and for all. I am totally committed to Chelsea and always have been. Chelsea have also made it clear to me consistently that there was never any intention to accept any kind of offer.
ここのところわたしの今後について多くの憶測がされてきましたが、今回っきりではっきりさせようと思います。わたしは完全にチェルシーにコミットしてますし、これまでもずっとそうでした。クラブも、どんなオファーも受ける気はないということをずっとはっきり示してくれていました。

'When you are linked with any club, or with a manager who I have huge respect for, it will always make headlines but me leaving Chelsea was never a possibility.
どこかのクラブや、ものすごくリスペクトしている監督と繋がっていれば、これからもずっと新聞の見出しをにぎわすことになるでしょうけれど、自分がチェルシーを離れるということは、まったくありえないことでした。

'I know there has been comment that I should have made a statement earlier. However, throughout this period there have been numerous discussions between myself, the owner and the Chelsea Board and we all agreed that the timing of any statement would suit everyone involved in those talks, not any outside influences or agendas.
もっと早くコメントを出すべきだという意見があったことは知っています。けれど、ここのところ、自分とオーナー、そしてチェルシーの役員会とで何でも議論を重ね、コメントを出すのはこの話し合いに関わった全員に適切な時期にしようということで同意をしていたのです、外部からの影響や予定に合わせるのではなく。

'What is clear to me following those discussions is that Chelsea's ambition remains as high as ever.This has been further proved by the appointment of Carlo Ancelotti. I am certain that he will take this club on to the next level.
これらの話し合いではっきりしたことは、チェルシーの野心はこれまで同様に高くあり続けるということです。このことは、カルロ・アンチェロッティの招聘でもすでに証明されてきています。彼はこのクラブを間違いなく、次のレベルへと押し上げてくれます。

'Another important factor was knowing that Chelsea would be securing key current players for the long term. The strengthening of the squad around this core is crucial to pushing us onto greater success.
もうひとつの重要だったのは、チェルシーが現在の主力選手たちと長期契約をしていくだろうということが分かったことです。この核の周囲の選手を強化することが、わたしたちを偉大な成功へ導くために絶対になくてはならないものです。

'I am as committed as ever to helping drive Chelsea forward and I will be proud to lead the team for as long as I can.'
これまで同様にチェルシーを前進させるために全力をつくしますし、出来る限り長くこのチームを引っ張っていくことができることを誇りに思います。


ここ数週間、テリーが移籍するなんてことはこれっぽっちも信じてはいなかったのです。チェルシーが売るわけないし、何より今のまま(CL獲れないまま)テリーが出て行くなんてことはない…まぁもちろん絶対なんてことはないわけですし、何が起こるかわからないのがサッカーなんでしょうけれど、それでも、このことについては「(かなり)ありえん話」と認識していたのです。けれど、テリーがコメント出してくれないことには…何か理由があるんだろうなってことを思い、それはいったいどういう理由なのかを考え……「いや、やっぱりありえん」とまた袋小路へいきあたる。そんな日々もようやく終わり。

えーっと、明日がアメリカツアー最終戦でしたっけ?あ、今日か?この試合終われば帰国、週末はレディングとプレシーズン!にいさん、もうちょっと待っててね〜。

チェルシー2−1ミラン(プレシーズン)

とりあえず記録のためにエントリ。
2戦連続で「監督」因縁のクラブとの対決となったチェルシー、日本時間、土曜日の朝、前半のみ観戦しました。
ドログバさんのとんでもないゴールがいきなり飛び出し、あぁ今シーズンも彼のこんなとんでもないプレーが見られるんだ…と、なんだかありがたい気分に。その後、セードルフの「これはツェフでもむり」みたいなシュートで同点に。…このあとどうなったのかなぁ…と気にしていたのですが、ようやく労働許可が下りて試合に出られるようになったジルコフが決勝ゴール決め、チェルシーはプレシーズン3連勝。新加入組、それぞれにアピールしてますよね。元から組も頑張れ。ロンドン留守番組はもっと頑張れ…。

それにしても、レオナルド、ミランの監督なんですよねぇ。すごいなぁ。