ビルトネタバレ連載(3):フリンクス出場停止

WM-Film: Frings' Wutrede in der Kabine - Bild.T-Online.de

ドイツ代表ドキュメンタリー映画"Deutschland.Ein Sommermaerchen"(「ドイツ、夏のメルヘン」)のドイツ国内公開まであと5日。火曜日にはベルリンでプレミア上映会が行われ、代表選手たちも訪れるそうです(<頼むから、予選のための練習もしてよ…)。そして大方の予想通り、クリンスマンはアメリカよりビデオ映像にてご挨拶とのことです。

ビルトのネタバレ連載3回目は…フリンクス出場停止にまつわるエピソード。出場停止が決まったあとのフリンクスの怒りのコメントと、彼が出場できなかったイタリア戦キックオフ前のロッカーでのスピーチが掲載されています。ワールドカップ中、各ゲームの開始前に指名された選手がロッカールームでスピーチをしていたという話は聞いていましたが、なんとこの日はフリンクスがスピーチをしていたんですね。このシチュエーション、想像するだけで鳥肌立ってきます。

„Männer, vier Gründe, warum wir hier heute gewinnen. Nummer 1: Kampf! Absoluter Kampf bis zur totalen Erschöpfung. Nummer 2: Absoluter Wille! Keinen Ball verloren geben, jedem Zweikampf hinterher. Nummer 3: Mut! So spielen wie wir können und wir sind verdammt gut, Männer! Nummer 4: Wir sind ein Team! Und wir gewinnen das Spiel zusammen.“

テンション低めに訳しておきます。各自でお好きなテンションに脳内変換して盛り上げていただけると幸いです。
「みんな、今日、自分たちがここで勝利する根拠が4つある。1つ:闘争心!完全に消耗しきるまで戦い抜く闘争心。2つ:絶対的な意思!一対一のあとで絶対にボールを諦めないということ。3つ:勇気!自分たちの全力でプレーをすること、そう自分たちは最高なんだ、みんな!4つ:自分たちはチームだ!そして、一緒にゲームに勝つんだ」


イタリア戦はライブで見たあとはDVD封印状態で、未だハードディスクに"NEW"の文字がついたまんまなのですが、そろそろわたしの中でもこれを歴史にしてしまうころかもしれません。力の限りに戦った誇らしい彼らの姿をもう一度見てみよう、フリンクスのコメント読んでたら、そんな気持ちになりました。

ビルトネタバレ連載(2):カーンとレーマン編

WM-Film „Deutschland. Ein Sommermaerchen“ - Bild.T-Online.de

オンラインでも記事の掲載はしてくれることが分かり、ちょっとうれしい。

さて、本日のビルトに掲載されているのは、カーン様とレーマンの正GK争いにかかわる部分。
レーマンはクリンスマンが彼に決定を伝え始めた瞬間、あんまり沈んだ声だったので(正GKは)自分ではないんだ、と思ったそうです…。一方のカーン様はいうと、直前の自分のプレー内容とレーマンのCLでの活躍を比べて、決定前から自分は選ばれない…という予感がしていたということ。だからなのか、自分がナンバー2だと告げられた時の様子は(ケプケコーチによると)
「とても驚いてはいたけれど、ちゃんと受け入れてくれた。思い返してみると、カーンが自分たちに怒鳴りかかってきてくれることを、自分は望んでいたのもしれない。でも彼はひどく落ち着いていた」
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ビルト、映画のネタバレ連載スタート

WM-Film „Deutschland. Ein Sommermaerchen“ - Bild.T-Online.de

ビルトがドイツ代表ドキュメンタリー映画"Deutschland. Ein Sommermaerchen"(ドイツ、夏のメルヘン)の公開に先立ち、ネタバレ連載を本日よりスタート!
ロッカールームや代表宿泊先のホテルでの出来事、カーンとレーマンの関係やベルリンファンマイルでの感謝イベントの真実を、文字と写真で紹介〜…となっているのですが、これってオンライン版でも(部分的にでも)連載してくれるのでしょうか?してくれるよね?

本日は、各試合の前後にロッカールームでクリンスマンが代表にかけていた言葉(というより吠えかけてた言葉)が少し掲載されています。クリンスマンはモチベーションをあげるのがうまいと選手の誰かが言っていた気がしますが、ロッカールームでのの激しい言葉を受けて、選手たちがどんどん熱くなっていく様子…早く観たいですね、映像で(笑)文字じゃ雰囲気が伝わりません。しかし話し言葉だともっと(というかまったく)分からないという現実が…。

スウェーデン戦(2−0)での後のおことば。
„Die geilste erste halbe Stunde, die die deutsche Nationalmannschaft je gespielt hat.“
「最高の前半だった。歴代のドイツ代表が戦った中でいちばんのできだ」


こんなことを元ドイツ代表キャプテンでもあり数々の栄冠を獲得したストライカーであったお方にいわれりゃ、そりゃ嬉しいよね。

フリンクスのひとこと@ブレーメン対バルセロナ

Champions League: Bayern im Gluek, Werder im Pech - FAZ.NET - Sport

ブレーメン…惜しかったですよねぇ。
ウチはブレーメン戦の中継が見られなかったので、スコアだけライブティッカーで追っていました。1−0のスコアのまま進むゲームに「コレはいける!」とかなり期待したのですが、まさかの89分メッシの同点ゴール…。見ている方もそうなんですが、選手たちもまさに天国と地獄を見た思いだったのではないでしょうか。結果だけを見ればバルセロナ相手に勝ち点1ですから、よくやったというところなのでしょうけれどねぇ…。バルセロナはそう簡単に負けてくれないワケですね。

試合後のフリンクスのコメント
„Ich freue mich über das gute Spiel, aber natürlich ist man enttäuscht, wenn man lange 1:0 führt und dann so spät den Ausgleich bekommt”, sagte Bremens Nationalspieler Torsten Frings nach dem Teilerfolg. „Vor dem Spiel wäre ich mit einem 1:1 zufrieden gewesen.”
「いい試合ができたことは嬉しい。だけども、ずっと1−0でリードしていたのをギリギリのところで追いつかれたんだから当たり前だけれどもがっかりしている。」
「試合前だったら1−1のスコアに満足できたんだろうけれど」


レーマンメモの秘密

Fussball-WM: Lehmanns Geheimnis gelueftet - Sport - SPIEGEL ONLINE - Nachrichten

ワールドカップドイツ大会準々決勝対アルゼンチンPK戦、ケプケGKコーチからレーマンに渡された1枚のカンペメモ、そこにはアルゼンチンのキッカーの特性がばっちり書かれていた!?レーマンの完璧なシュートコースの読みの背景は、このカンペメモの存在があったんじゃないのか…という話がささやかれました。
ドイツ代表に2年に渡る文字通りの密着取材を行ったゼーンケ・ヴォルトマンが「ワールドカップ日記」の中で明かすレーマンメモの真実とは?

3462037595Deutschland. Ein Sommermaerchen. Das WM-TagebuchSoenke Wortmann Kiepenheuer & Witsch GmbH 2006-10
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