二月花形歌舞伎(2017/2/11夜の部)

梅枝くんの雪姫が見たくて松竹座へ。本当は幕見にするつもりだったけれど、3階最前列が空いていたこともあり、観劇前日に切符をとり、結局「金閣寺」だけでなく「連獅子」まで拝見。

「金閣寺」は花形それぞれが頑張っていて、いいバランスでまとまっていたように思う。梅枝くんのほっそりとして美しく、でもどこか凛とした雪姫。桜の花でネズミを描くところ、夫を思う心に胸を打たれる。歌昇くんの真柴久吉はすっきりイケメン。右近くんの存在感、種之助くんの声は好きだな……ときて、新悟くんが慶寿院!花形の彼にはさすがに厳しいんじゃないかと思っていたら、いや、問題ない。実際、将軍の母親なんて私よりずっと若い可能性あるよね……とか思うと、なんか若き未亡人の妙な色気のようなものを感じてしまう。となれば「松永大膳、まさか雪姫だけじゃなく……!」と妄想入りそうなところだけれど、当の又五郎さんの大膳がかなりまじめに国家転覆を狙っており、あまりエロおやじっぽくないのでした(それはそれで恰好よいのだけれど)。それにしても、あそこまで突き抜けた大悪人、松永大膳って気持ちいい役なんだろうなぁ。

コメント
トラックバック
この記事のトラックバックURL