Chelsea 0-1 Arsenal (Under-21 Premier League Cup quater-final, 27.Jan.14)




約1年ぶりの更新。あいかわらずフットボール(いや、正しくはチェルシーとわりとサンガ、たまにレヴァークーゼン)を見てくらしています。
この1年の間に、わたしにとってはじめての町、はじめての国での現地観戦もいくつか行いました。海外現地観戦を計画されている方の参考にでもなればと、メモ程度にでも記録を残しておきたいと思います。

先月(2014年1月)、チェルシーを見るためにロンドン遠征をしました。出発の直前になって、滞在期間中にU21のリーグカップ、それもアーセナルとのダービーという好カードが開催されることがわかり、こちらも観戦予定に組み込みました。
試合はチェルシーホームですが、開催されるのはアルダーショット(Aldershot)という町。ロンドンから南西に約60キロ。俳優マーティン・フリーマンの出身地で、イギリス軍と繋がりの深い町だそうです。こちらへはロンドンのウォータールー駅から直通電車で1時間弱。乗換ルートも含めて15分に1本くらいと頻繁に走っているため、ロンドンを拠点にしていくのには問題ありません。
19時キックオフの試合にあわせ、ややのんびりめ17時頃にウォータールーへ。券売機で往復チケット買って、改札くぐって……で、何番ホームやねん!と、立ち尽くすわたし。各ホームには次に入ってくる電車の行先と発車時刻の表示はあるのですが、それ以外に全体を把握できる表示がない。これって、ぜんぶのホーム見て回らなわからんのんとちがうんか。もちろんそんな面倒なことはせず駅員さんに尋ねて教えてもらったわけですが、ホームでの情報量が(ドイツに比べて)少ないことにはちょっと戸惑いました。ホームには売店もないし、ここの乗客は、発車の少し前にホーム確認してから改札くぐるのかもしれません。

 
Off-peak day retern(オフピークの当日往復)のチケット、16.5ポンド。片道で買うよりずっとずっとお得です。


試合が行われるのはイングランド5部(カンファレンス・ナショナル)のアルダーショット・タウンFCのホーム、レクリエーション・グラウンド(正式名称は、The EBB Stadium at the Recreation Ground)。チェルシーのU21やアカデミーは、スタンフォード・ブリッジやコバムとともに、しばしばここをホームの試合に利用しているようです。アルダーショットの駅から徒歩10分弱、今回、わたしがロンドン郊外の夜の試合にも関わらず躊躇せず行くことをきめたのには、このアクセスの良さもありました。ちょうど同じ電車にチェルサポの男の子たちがいたので、彼らの後ろをつけるようにスタジアムに向かいます。

駅から行くとゲートは外壁に二か所ありました。駅からの道に近いところに"Arsenal Fan Only"と書かれたアウェイ用のゲート。少し左にまわったところにホーム用のゲート。ゲートで3ポンドでチケット購入すると、あとはスタンドに行って席を確保です。

ピッチの周囲に収容7100人のスタンドをもつここは、スタジアムとうより「グラウンド」。ピッチと客席を隔てるものは、最前列の低いフェンスひとつ、手をのばせば選手はすぐそこ。ほんとうにその辺の学校のグラウンドでの試合を見ているような感覚をえられます。この日の観客数は1237人。観客も両クラブのサポというよりは、地元の人たちが中心のようで、視線も保護者視点なのか和やか。みな温かい飲み物片手に、のんびり試合の行方を見物です。大人ばかりでなく、小学生くらいの子どもたちもたくさん観戦してました。いくら現地に住んでいても、トップチームのチケット代は高いし、ホームを毎試合観戦できるなんて子どもはそうそういないはず。この試合の入場料は子ども1ポンド。イングランドの子どもたちはこういう試合をたくさん見て目を肥やしているのかもしれません。

スタンドは和やかでも試合はU21。トップチーム経験者もいるカテゴリです。チェルシーのこの日のキャプテンはアケ。対峙するのはここのところU21で出場している宮市。ふたりのイングランドらしいがっつんがっつんしたやりあいはなかなか見応えがありました。
試合は終始チェルシーU21が押しながら、決定機を作れず。いらいらした子どもたちから"SHOOOOOOOT!!"(打て!)の声が何度も飛んでいました。両チーム無得点のまま延長に入った試合は、延長後半、出会いがしらに一発決められそのまま試合終了。まぁ、えてしてこういうものよねぇという残念な試合でした。公式の詳細なマッチレポートはこちらに。

寒い中での負け試合、しかも延長ということで、試合後はとっとと駅へ戻ったところ、駅のメインの入り口はすでに閉鎖。改札のない脇の入り口からホームに入ると、構内にはすでに駅員の姿はなくすっかり無人駅に。なんとトイレまで施錠されていました。夜の試合見る方は要注意。はやくトイレ行きたいなー……という思いを抱えつつ、時刻通りにやってきた電車に感謝し、この日はロンドンに戻りました。
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