アウェイチケットの再発行

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2013年GWのケルン→ロンドン→マンチェスターの旅は、おどろくほど何もかもがスムーズでした。その中で、唯一と言っていいトラブルらしいトラブルが、スタンフォードブリッジのボックスオフィスで受け取るはずだったアウェイのユナイテッド戦のチケットを、日本に郵送されてしまった・・・という出来事でした。
 
チェルシー公式でチケットを買うと、基本的に購入者の住所に送付されます。ただし、購入者がEU外在住の場合、試合まで2週間を切っている場合は送付せず、ボックスオフィスで受け渡しとなるようです(2週間を切っていても、郵送されてきたことあるけれど)。では、そもそもホームスタジアムに立ち寄らない可能性のあるアウェイの場合はどうなのだ。しかもチケット発売は試合のわずか1週間前。不安な場合にはまず問い合わせ・・・と、チケット購入直後に、メールにて、チケットを直前のホームゲームの日に取りに行くので、ボックスオフィスに置いておいてほしいとお願いをしました。すぐに了解の返事が返ってきたので、安心していたのですが、当日ボックスオフィスにいったら「あ、ごめん、日本に送ってもうた」と。

「Trust me! 大丈夫。他にも送られた人がいるから!」
訳のわからん言い訳をきき、チケットはオールドトラッフォードで再発行してもらうことになりました。ホームゲームならチケットの再発行は簡単なのですが、アウェイの場合、チケットはすべて対戦相手のクラブが発券しているため、アウェイファンに販売したアウェイクラブ側から発券者であるホームクラブ側に、再発行依頼をしてもらう必要があるのです。
今回はSBのボックスオフィスで、duplicate list(再発行リスト)に名前入れてマンチェスターに連絡をしておくので、写真つきのIDを持って先方のボックスオフィスに行くように言われ、結局それでスムーズに再発行をしてもらうことができました。よかった…とはいうものの、ただでさえデカいオールドトラッフォードの美しいボックスオフィスは、スタジアムの駐車場の向こうの別棟にあり、「嫌がらせか?」と思うくらい、たどり着くのに時間がかかったことはお伝えしておきます。もちろん、帰国してのぞいた自宅の郵便受けには、再発行してもらったのと全く同じ席番のチケットが届いていました。

発売から試合までの期間が短いアウェイのチケット、とくに、カップ戦のように発売が試合の直前になるものは、海外遠征を考えるときに、郵送してもらうと間に合わない、でも、ボックスオフィスにも立ち寄れない、どーすんねん!ということがおこりがちな気がします。わたしの少ない経験ですが、その他、ボックスオフィスを介さないアウェイチケットの受け取り体験を以下に紹介しておきます。

1)レヴァークーゼンのCLアウェイチケット(2011-12シーズン CLチェルシー戦)
友人のためにとったチケット。レヴァークーゼンは会員住所以外を送付先に指定できたため、友人が滞在する予定のロンドンのホテルを送付先に指定し、その上で、ホテルに連絡して受け取っておいてもらうことにしました。が、チケットが届いたのは友人がロンドンに到着したあとでした。本当に届くのかどうか、かなりハラハラしました。この方法はいちばん合理的なのですが、第三者を介することになるからなんとなく不安なんですよね。

2)レヴァークーゼンのポカールアウェイチケット(2010-11シーズン DFBポカール、Mグラードバッハ戦)
日程的にも余裕があったので郵送してもらえると思っていたら、クラブから「届かなかったら大変なので、当日現地で渡します」とメール。ボルシアパークのアウェイゲートの近くに、レヴァークーゼンのクラブカーを止めているので、そこまで取りに来てくれ…と。ブンデスのチケットには当日スタジアムまでの公共交通機関の運賃も含まれているため、事前に欲しいところなのですが、そこから交渉するのもめんどくさい。このときはその週末のバイアレーナでのチケットも購入していたので、「じゃ、ボルシアパークでホームのチケットも一緒にちょうだい」とお願いしておいて、この日の試合前に無事に2試合のチケットを受け取ることができました。

3)チェルシーのCLアウェイチケット(2011-12シーズン CLレヴァークーゼン戦)
これも友人のためにとったチケット。これはちょっとややこしかった。チェルシー(プレミアのクラブ?)では、アウェイが国外での試合となる場合、チケットの受け取りの前に、旅程表をクラブに提出することが求められます(ブンデスにはこんなものはなかった)。何月何日のどの飛行機で出て、どこに宿泊してどう帰ってくる…という旅程を記入する書類なのですが、これを「郵送で」クラブに送るのが最初のステップ。そののち、チケットはボックスオフィスでの受け取り、あるいは、購入者の自宅に郵送(ただし、チケットが届かなかった場合の再発行は「できません」)。販売から試合日まで短い上に、他人のためのチケットだったため、私のところにチケットが届いても、そこから郵送で再度送るという手続で間に合うかどうかが分からない。そもそも、旅程表は「郵送」なので時間がかかり過ぎてしまう。そこで、カスタマーサービスに「この手続き通りにやってチケットは間に合うのか」と問い合わせたところ、「旅程表はメールに添付でいいですよ」「チケットは別料金でよければ国際速達で送ります」との回答が。「じゃあそれでお願いします」と返答したものの、どうやって速達の代金払うのだろう…と思っていたら、渡航証明を送った数日後に、チェルシーのカスタマーサービスから電話が(びびりました)。そこでクレジットカードの番号伝えて手続完了。2日ほどでチケットは手元に届きました。手間も送料もかかりますけれど、チケットを持って旅立てるという安心感はこのパターンがいちばんかもしれません。

何に関しても言えることですが、不明なこと、不安なこと、あと、要望があったらとりあえず相談してみる!外国語でのやりとりは面倒だなぁと思うのですが、リスクを減らすためには必要なことだなと思います。
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