バラックが現役を引退

CLのノアシェラン戦のために仮眠していたのに、どういうわけだかふと目が覚めたのが昨夜の25時頃。半自動的にiPhoneからツイッターのタイムラインをのぞいて、バラックの引退表明を知りました。

この2年、チェルシー時代と比べての、本人のプレー時間、レヴァークーゼンの試合数、そしてTV放送枠のが少なかったこともあり、「バラックがいない」という状態に慣れていたこと、それと同時に「引退」の覚悟はとおにしていたこともあり、さほどのショックはないというのが正直なところです。
でも、だからといって「ありがとう、おつかれさま」なんてことばも出てこない。
「ありがとう」が出てこないのは、彼のファンとして楽しいことより苦しいことの方が多かったせいかもしれない。「おつかれさま」を言おうにも、本当はもっとプレーしたかったんじゃないだろうかと考えると辛くて言えない。じゃあ、今、引退した直後の選手のいちファンとして彼に何を言えるのか……何をいっても嘘になるので、今は口をつぐんでおこうと思います。ま、何かことばにして、昨日までと今日からに区切りをつけることを、わたしが怖がっているだけなのかもしれません。

ただ、それでも言えることがあるとすれば。まだ36歳。プロ選手としてのキャリアはここまでだけれども、ここからまだまだ人生は、それもおそらくサッカー人としての人生は続いていくわけだから。これからのキャリアにも、たくさんの(できれば現役選手時代以上の)幸運がありますように!それだけを、これまでと同様に心から祈っています。

Viel Glueck und Alles Gute, Michael Ballack.





コメント

とうとうこの時が来てしまいましたね。

ある程度の覚悟はしていたんですけど、やっぱりショックです。
バラックの闘志溢れるプレーがもう見れないのかと思うと、今は寂しくて、寂しくて仕方がないです(>_<)

  • 2012/10/05 16:40

>光さん
決まりましたね。いろいろと思うことはありますが、少なくとももうあのプレーが見られないということは確かで、それは残念です。が、私個人としてはファンとして「やりきった」感があるので、満足している…というのも正直な気持ちかも。バラックも、自分のここまでのキャリアに満足しているといいなと思います。
指導者のライセンスも取るといってるようですし、サッカー人として、勝負の世界にまだまだ出てきてくれるんじゃないかと思ってます。きっとこれからも、ドキドキハラハライライラさせてくれますよ、バラックのことですから(笑)私は、それを期待したいと思います。

  • オカジ
  • 2012/10/09 19:54
トラックバック
この記事のトラックバックURL