"O"問題

Trikot-Aerger: Wenn beim Werk das „O“ nicht funktioniert... | Bayer 04 Leverkusen | EXPRESS

観戦旅行に出る友人にレヴァークーゼンのユニを買ってきてと頼んだところ、現地から「売ってないー」との回答。ファンショップにまだ入荷されていないということを聞き、いったいなぜ?と思っていたのがつい先週のこと。その答えが今日分かりました。

EXPRESS.DEによると、新スポンサーの"SUNPOWER"の"O"の文字の周囲にデザインされた太陽の「コロナ」…これをユニにつけた際、洗濯しても剥げないようにするのに、たいへんな苦労をしていたとのこと…それはまぁなんとも深刻な。
おそらく来週末には販売可能になる見込みとのことですが…さて、どうなることやら。

Leverkusen3-1Wölfsburg(8.Spieltag)

CLのアウェー、チェルシー戦で負けたとはいえいい戦いをした後、ホームのケルン戦でまさかの大敗(敗戦は16年ぶり?)。翌週好調バイヤンにさっくりとやられ、その2試合のあまりの内容の悪さ(加えてそれまでの勝った試合もいまいちすっきりしない内容だったことに)にちょっとファンもぴりぴりきていたレヴァークーゼンですが、今週はCLゲンク戦に(内容はあいまわらずふらふらだったけど)2-0で勝利。そして昨日のヴォルフスブルク戦に3-1で勝利。これもけっして快勝というわけではなかったのですが、勝つことがなによりの薬。勝てば明るい気持ちで、改善策を考えられますしね。

ゲンク戦に勝ったことで、落ち着いて考える余裕ができたのか(誰にって?)、レヴァークーゼンはおそらく今季初めてフォーメーションをいじってキースリンクとデルディヨクのツートップ。試合数の多いロルフェスを休ませて、バラックがキャプテンマークまいて、ラース・ベンダーとともにWボランチ。ワイドにサムとカストロ。

バラックは前半キレキレ(特に前半終了前のドリブルでエリア内2人抜いてのシュート!は素晴らしかった…ベナーリオめ)。カストロが決めた1点目はハーフウェイラインの後ろからバラックが出したスルーパスを何人かできれいにつないで決めた美しいゴールになりました。あんなのもっと見たい〜!というステキなゴール。後半はややガス欠かなという風でしたが、88分の交代のときには、レヴァークーゼンサポからのスタンディングオベーションがあったとか。これは昨日のゲームが彼にとってレヴァークーゼンでの100試合目だったということもあるのかもしれません。

しかし昨日のヒーローはなんといってもデルディヨク。このファーストタッチ、それをさらに自分でリフティングしてのバイシクル!ヴォルフスブルクのマガト監督が「こんなゴールは10年に1度しかみられません。代償に、すっかり士気を失いました」とコメントしたという、見事なだけでなく、1-1に追いつかれて嫌なムードになったところでのゴールということで価値は2乗。ただ怪我をしたようなのが心配…。



試合終了間際には、この日、すばらしいシュートを放ち続けるも、ベナーリオと枠に止められまくっていたキースリンクがついに決めて、チームもファンも心からすっきり!
代表戦ウィークのため次の試合は2週間後。そこからはまたCL、リーグ戦と連戦になります。代表招集組は怪我しないように。居残り組は最高のコンディションで2週間後を迎えてほしいと思います。

Bayer Leverkusen - Werder Bremen 1:0, 1. Bundesliga, Saison 2011/12, 2.Spieltag - Spielanalyse - kicker online

Bayer Leverkusen - Werder Bremen 1:0, 1. Bundesliga, Saison 2011/12, 2.Spieltag - Spielanalyse - kicker online

順調すぎたともいえるプレシーズンの後の、屈辱的なポカール初戦敗退、そして開幕戦のことばにならないひどい内容…そしてその裏にある「不運」ともいえるような、選手起用のタイミング。このホーム開幕戦落としたら、特にマスコミとそしてファンからのドゥット監督の采配への批判の声が危険なところまでいくんじゃあないか…とやや不安になっていました。

結果は1-0。終盤交代で入ったロルフェスが頑張ってゴール前でややアクロバティックに折り返してくれたボールを、この日(ひとり)キレキレだったカドレッツが押し込んでの決勝点。かたちなんてどうでもいい、とにかく勝たなきゃいけなかった試合だったから、もうこの上もなく嬉しかったのでした。

でも、それ以上に嬉しかったのは、試合後の選手と監督の穏やかなまぁいい表情。あぁ、いろいろいわれているけれど、大丈夫なんだ。これ見たら、なんか(いまだに)マスコミに振り回されてる自分を自覚してアホらしくなったのでした。前半戦の対戦カードがキツいのは織り込み済みだもんね。多少勝てないことがあっても、しっかりチーム作りしていけば、10月後半くらいからは多少は楽になるはずだから。選手と監督を信じて応援したいと思います。

1. FSV Mainz 05 - Bayer Leverkusen 2:0, 1. Bundesliga, Saison 2011/12, 1.Spieltag

1. FSV Mainz 05 - Bayer Leverkusen 2:0, 1. Bundesliga, Saison 2011/12, 1.Spieltag - Spielanalyse - kicker online

いよいよブンデスリーガ(1部)の新シーズンが始まりました。1週間前にポカールで衝撃的な敗北(今季2部昇格のディナモ・ドレスデンを相手に3−0からひっくり返されて負け)を喫したレヴァークーゼンが、どうたてなおしてきているかが注目の初戦だったわけですが、これがまぁほとんどいいところなしの敗戦。マインツが特別良かったというわけではなかっただけに、この負けは堪えます。

2失点のどちらもがミスからのもの。1点目はシュヴァーブからのなんてことないバックパスをギーファーがミスキック(というか蹴りそこね)。それを受け取ったアラギにきれいに叩き込まれて先制を許した前半。まぁこういう事故はキーパーを問わずあることは分かってるんですけれど、開幕戦の最初の失点というシチュエーションが痛かった。
2点目は試合終了間際に、トプラクがこれまたきれいにオウンゴール。オウンゴールは一定仕方ないところがあるんですが、いずれにせよこれで試合終了。

失点はその2点だけとはいうものの、レヴァークーゼン側に得点の香りはほとんどなし。まるで前に進む力がなく、中盤も守備も意思統一がされていない感じ。また何よりも気持ちが感じられなかったのが残念。今のレヴァークーゼンはこの「気持ち」って部分が難しいチームなのかなと思います。個々には熱くて気持ち感じる選手、結構いるんですけどね。チームとしてはおとなしい…それは気になるところです。
選手の動き以外に気になったのは、監督の采配。後半の早い時間帯に特に悪くなかったロルフェスを交代させ、代わりにヨルゲンセンを投入…これはよく分かりませんでした。ロルフェスは怪我ではなかったとのことですし、流れを変えるにしてもそれならヨルゲンセンじゃなくてバラックだろうと。さらにキースリンクの投入も83分…負けているんだから、もう少し早くカード切らないとと私は思いました。最後の1枚は切らないまま終了。ポカール、この初戦と、監督の采配が裏目に出てしまっているように見えるのは、デュット新体制のチームにとっても痛いところだと思います。ポカールも、新加入のキーパー、イェルデルで3-0で勝ってたところに選手交代したところから逆転負け(交代で入ったバラックの名前を、当然のようにメディアは取り上げる)。このポカールの敗戦を受けてなのか、キーパーをイェルデルからギーファーに代えたところでギーファーのミスによる失点。そして、監督がフライブルクから連れてきたCBトプラクのオウンゴール。マスコミに格好のネタを与えてしまった感があります。

見ていて唯一よかったのは、前半にポカしたギーファーが後半好セーブを連発したこと。こういう強さがぜったいに必要だし、それを見せてくれたのは本当に嬉しかった。が、そのギーファーが試合終了間際にチュポ・モティンクと接触して脳震盪。試合終了までプレーはしたのですが、その後、救急車で病院に行ったということで、ただいま様子見の状態。次節の出場は無理なのではないかといわれています。たいしたことはないようなのでギーファーのことは心配していないのですが、だめだった場合、次節はイェルデルがゴールを守るとして、控えキーパーがいない…ここをどうすうるのか気になるところです。

ま、まだ1試合目。今週末ホーム開幕のブレーメン戦できっちりと勝つことができれば、きっと勢いに乗れるとは信じています。きっかけがあれば、走れるはず!




Red Bull Salzburg0-4Bayer04 Leverkusen(Testspiel)

4:0 - Bayer 04 wie aus einem Guss

ブンデスリーガの他のどのクラブよりも早くトレーニングを開始したレヴァークーゼン。レヴァークーゼンからバイエルンを経由し、現在、オーストリアのツィラータルでキャンプ中です。昨日はそのキャンプ地で、レッドブルザルツブルクとのテストマッチが行われました。テストマッチは3試合目とはいうものの、これまではアマチュアチームが相手でどちらかというと調整が目的だったのかな思うのですが、昨日の相手はオーストリアの強豪、昨年リーグ2位のクラブ。ここからはやや本気モード、さてどうなるか?と中継を見守ったのですが、これが、4-0の快勝!デルディヨク、バラック、サム、シュールレと4つのゴールもそれぞれにすばらしいものでした。
90分を通じてレヴァークーゼンペースではありましたが、特に前半は完全に試合を支配、守備はしっかりしているし、中盤のパス回しは小気味いいし、そこから前へのスルーも面白いように通るし……ざ、ザルツブルク大丈夫?ともしかすると、レヴァークーゼンが良かったのではなく、ザルツブルクが悪すぎたというところもあるかもしれませんけれど、ま、気持ちよく勝てるのはいいことですよね。
次は木曜日にツィラータルキャンプの仕上げとして1860ミュンヘンとのテストマッチです。


Die Formation: Adler – Balitsch, Reinartz (79. da Costa), Toprak (79. Mentizis), Kadlec (67. Oczipka) – Bender (67. Friedrich), Ballack (46. Rolfes) – Sam (79. Bellarabi), Renato Augusto (46. Castro), Schürrle (67. Jörgensen) – Derdiyok (62. Kießling)

Die Tore: 1:0 Derdiyok (6.), 2:0 Ballack (32.), 3:0 Sam (38.), 4:0 Schürrle (57.)