EURO2012雑感

スペインの史上初のEURO連覇、ワールドカップを含めると3連覇というかたちで、EURO2012は終わりました。WOWOWでやっていた優勝・準優勝国を当てたら抽選で1名に4年間視聴料無料キャンペーンに応募するために行ったわたしの事前予想は、優勝スペイン、準優勝イタリアと大当たり(4年間無料当選しないかなぁ…)。

予想をしたのはグループリーグ終了後でした。櫓の片方はスペインで。調子が上がりきらないながらも、かたい勝ち方しているから、こっちは決勝まで上がってくるだろうな。1年前までなら、それでもスペインを優勝候補に挙げるのは気持ちの面から難しかったかもしれませんが、今はトーレスとマタがいるし、とくにトーレスには得点王取ってほしいし!という期待もこめての選定でした。

悩んだのは櫓のもう片方。ドイツとイタリア、そしてイングランド…。イタリア対イングランドでイングランドが勝ったら、ドイツが決勝に行くだろうなと思ったのですが、イタリアが準決勝にくれば、ドイツにはここが最大のヤマになるし、そして、ヤマになるような展開になれば、ドイツは勝てないと予想していました。この予想は大当たりでした。

今のドイツ代表については言いたいことがヤマほどあるのですが、ネガティブなことを書きだすときりがないので書きません(いちど書くと、歯止めがきかなくなりそうなので……って、もう散々書いてるか)。なので、ポジティブなことをひとつだけ。大会、全試合見たのですけれど、それを通じて、ケディラはいい選手だなと改めて気づかされ、嬉しくなりました。ドイツ代表では、こういう逆境でも戦えるタイプの選手はGK以外では駆逐さ絶滅したのかと思っていたのですが、生き残ってたんですね。イタリア戦では、彼の存在が私にとっての希望になりました。彼のようなタイプの選手がもう少し前面に出てくるようなチームになれば、また素直にドイツ代表を応援できるような気がします。

今大会、いいチームだと思ったのはイタリア、そしてクロアチア。イングランドも頑張ったよね(イングランドは常にこの程度の期待感で大会入るべきかもしれない)。テリーもアッシュもまだまだCLの集中力が残ってる感じで、本当に頼もしかったし、ファンとして誇らしかった。感動的だったのはウクライナのシェバの開幕戦での2ゴール…この試合をライブで見なかったのは悔やまれます。ブログにもエントリしたけれど、アイルランドサポの歌声。バロテッリやズラタン、ケディラのすっごいゴール。ピルロのFK、そしてあのPK。選手個人では、シルバはますます株あげたし(おかげでマタの出番がない)、マルキージオはイケメンだし……あ、トーレス得点王おめでとう!最後のマタへのパスもサイコーだったし、あれ決めたマタも最高!二人とも最高の気分で、チームに合流してね……って、あれこれあるけれど、やっぱり心に残るのは、選手(そしてサポーター)の戦っている姿。

"Nach der EM ist vor der WM."。すぐにブラジル大会予選がスタートします。ドイツが少し変わって、「勝てる」そして「戦える」チームになってくれるといいなぁ。

アイルランド0-4スペイン




アイルランド0-4スペイン。
この試合、勝ったのはスペインでしたが、ファンの心に残ったのは誇り高きアイルランドサポーターの姿でした。アイルランドサポ、最高。
…しかし、この動画、なんで左右反転してるんだろう。

Kasachstan0-3Deutschland(EMQ #4)

年内の予選の最後となるアウェーのカザフスタン戦をミッション通りに勝利。ドイツは4連勝で単独首位をキープ。グループのライバルと目されているトルコがアゼルバイジャンに黒星を喫したこともあり、予選突破に向けて少し「貯金」ができたといってもいいかもしれません。

内容もクローゼで先制、ゴメスがもういつ以来っていうゴールで追加点、最後はきっちりポドルスキー王子が決めて完勝!…といいたいところなのですが、いやぁもうひやひやもんでした。まずはカザフスタンの攻撃がいい!かなりスピーディに中盤でボールを繋いで前に急がせていくスタイル。これをまた中盤が簡単に突破を許す…何度となくゴール前に迫られたのですが、そこはそれカザフスタンのラストパスやクロスの精度が低いことに助けられるということに。一方の攻撃陣もそれなりにチャンスは作るのですが、まぁこれが決まらない。ずるずるいくままに前半終了…大丈夫かいな。
それでも後半、やはりこういうときに頼りになるクローゼが、王子からのホットラインを受けて枠に入れ先制…ふぅ。その後もゴメス、王子と追加点とはなったのですが、まぁ終始カザフスタンにゴール前に迫られるという展開でした。ゲームとしてはとても面白かったし見ごたえあったのですが、それは予想以上に「互角」なったからということで…ドイツはまるで褒められたもんじゃあありませんでした。ま、でも勝てばいいんですけどね。

突破に2歩前進した感のあるドイツ、やや気の早い話ではありますがビアホフがぼちぼち本戦のキャンプ地選びに入ったとかなんとか。ま、でも、こういうドイツの準備力は大事だと思います。優勝するために最高の環境を抑えておいてほしいです。

Deutschland3-0Tuerkei(EM予選)

ミロのごっつぁんドッペルとエジルの冷静なゴールで、予選中のひとつ目の難所をクリア。ここはドローでなく絶対に勝っておかないといけない試合だったので、シュヴァイニ欠場という事態に試合前はやや不安もあったのですが、結果的には快勝といっていいものになりました。

結果的には…といったのは、決して内容は格段良かったというわけではなかったから。消えてる時間帯の多い選手もけっこういたし、機能してないサイドもあった。けど結果的にきっちり勝てるというのはドイツらしく、そういうドイツが好きなわたしには、この試合はまずまずいーんじゃないの?という気持ちにさせられました。

ドイツの1点目、このまま前半終わるのかなと思った時に、ラームの素晴らしいクロスとそれをゴール前で相手に競り勝って不思議な体制から枠に向かって飛ばすミュラーと、相手GKがなんとかはじいたボールをえいやと「あなたホンマにいつもいい場所にいてくれるわ」というクローゼと…しんどいときにもこうやって点数取れるの本当に素敵。
2点目はゴール前で1対1になったエジルが冷静に決めてのもの。試合中かなりブーイングを浴びていたという話も聞くのですが(TV見てたけどぜんぜん気付かなかった…)、いやよく決めてくれた。エジルユニ着て応援していた身として嬉しい限り…ま、その他はわりと消えてた時間が多かったような気がするけれど。ま、決めるとこ決めれば十分だから。
3点目は試合終了間際に相手GKがゴール前でボールをよりにもよってミロにプレゼント(^^;敵ながらありえない。ミロがそれを外すはずもなく…ミロってホンマにいいわ。これぞストライカー、点とるのが仕事!

これで予選は3連勝で単独首位に立ちました…とはいっても、ここまでは「必須」のミッションをこなしてきただけ。後は予選終盤に待つアウェーのトルコ戦の前に突破を決められるようなんとか全勝で進みたいところ。次は週明けに、「ドイツ年」真っ最中のカザフスタンでのアウェーゲームです。

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余談になりますが、またしてもヒディンクはドイツに行く手を阻まれることになってます。あなたの率いるチームが2位抜けできること祈ってます。ほんま、いっつも申し訳ない。なんで同じグループに入っちゃうのかなぁ…。

Belugien0-1Deutschland(EMQ)

予想以上にしんどい試合となりましたが、どうにかこうにかドイツ勝利。EM予選の初戦で無事3ポイントを獲得することができました。

ドイツが全体的に調子上がってないところに、ベルギーが非常に攻撃的なサッカーで対抗。ボールを持っているのはドイツという印象なのですが、チャンスは明らかにベルギーの方が多い。特に、フェライニが冴え渡ってて攻守に活躍。センターでボールを貰っては捌き、そしてまた自分も前に走って決定機を作る…あのアフロ、ここまでいい選手だったっけ?ただベルギーは枠内にまでは持ち込めるものの、決定力がなし。ノイヤーが大仕事をする機械は、さほど多くありませんでした。
ドイツはというと前半はリズムが悪いまま。それでも全体的な力では勝っているので相手に最後の山は越させないし、かつ時折カウンター気味の攻撃を見せるのですが、シュートが枠にてんで飛ばない。あー、このままずるずるいくとやられるんじゃないか…やられなくてもドローで終わる可能性が…と思ったころに、ミロ様のゴーーーーール!ここまでしっかり守ってたベルギーの守備陣、ここも確かうまくドイツからサイドライン際でボールを奪い返したところだったのですが、そこでボールを預かったファンブイテンがボールコントロールを誤ったのか、エリアのところでボールをミュラーに渡してしまう…(^^; そのミュラーからのボールをクローゼが冷静に決めてドイツ先制となりました。さすがミロ!この落ち着きがなきゃ、どうなっていたことやら。

その後も点数は動かず結局1-0でドイツの勝利。予選初戦のアウェーのベルギー戦を無事に超えられたので、精神的にはかなり楽になったはず。次はホームでアゼルバイジャン戦ですから、ここはもうちょっと得点も入れて、気分盛り上げていきたいところです。

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