Hello,Wembley!!

祝チェルシーFAカップファイナル進出!
最近リーグ戦でお互い「まさか」の7-1というスコアになったヴィラとの対戦。さすがに同じことは絶対に繰り返せないということか、とっても慎重な相手に前半苦しんだものの、後半交代ではいったドログバさんの、テリーの「パス」を見事に折り返してのゴールで先制。試合終了直前に、やはり途中出場のバラックの見事なファーポストへのパスをどんぴしゃであわせたマルダの追加点。そして後半ロスタイムにはエリア内でアネルカからの落ち着いたパスをうけたランパードがケーキにイチゴの3点目。終わってみれば3-0の快勝となりました。これで決勝です!

ということで、チェルシーのカップファイナル出場を記念して、いまさらながら昨年のGWに訪れたウェンブリースタジアムツアーの様子をお届けしたいと思います・・・。

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2009年のGW、CLセミファイナルのセカンドレグのチェルシー対バルサ戦の当日朝のこと、ウェンブリースタジアムのツアーに参加してきました。スタジアムツアーに参加するのは、アリアンツアレーナ、スタンフォードブリッジに続き3回目です。
が、ウェンブリーに行くことは、旅行前にはまったく検討していませんでした。けれど、今回の滞在中に参加したスタンフォードブリッジのツアーがとても楽しく、よしそれなら他のクラブの「お宅拝見」もしたいな〜と思ったのがきっかけ。最初に思いついたのはエミレーツだったのですが、こちらはツアー開催なし。次に思いついたホワイトハートレーンは、HPのツアーのページが「調整中」か何かで表示されずよく分からない・・・。むー、どうしよう。そこでふと思いついたのがウェンブリー。が、HPで予約ページはすぐに見つかったものの、行ける日付には"unavailable"の文字が。ええー、ダメなの〜?でもこれはもしかするとネット予約の締め切りを過ぎてるだけなんじゃあと思い直して、問い合わせのメールを送信。するとその日の夕方には、「今からの予約は出来ないけれど、通常通りであれば、おそらく来てもらっても大丈夫ですよ」との返信が。おーし行ってやれ〜!万が一ツアーが満員だったことを考えて、朝イチの回に間に合うよう、ウェンブリーへと向かいます。

駅を降りると、真正面にウェンブリーが!

とぼとぼとスタジアムへの道を歩いていくのですが、同じ方向へと進む人影はなし。ようやくたどり着いた巨大なスタジアムの周辺にも人影はなし・・・チケット発売の窓口を発見したものの心配だったのは「貸切だったらどーしよう・・・」ということだったのですが、いざ集合場所へ向かってみると、15人ほどの参加者が、ほっ。

さて、いよいよツアー開始。スタンフォードブリッジの時同様に、参加者の出身地の確認です・・・が、STとは異なり、こちらは外国人オンリー。その中のオランダ人は別として、ニュージーにカルフォルニアからのアメリカ人は、明らかにサッカー知らなさそうな面々。しかしそんな中に異彩を放つ大柄なスーツ姿の男性が集団が。『・・・あのスーツの胸のエンブレム、絶対知ってる・・・』と思っていたら、ツアーガイドから紹介された彼らは、なんとあのローゼンボリFCのスタッフ!ウェンブリーへは仕事でいらっしゃってたようで、開いた時間でツアーに同行されることになったようでした。なおこのツアー、セキュリティのため、内部のビデオ撮影は禁止されています。

さて最初にパネルの展示。ここには1966年ワールドカップイングランド大会でのイングランド優勝の様子が展示されています。誇らしげに語るツアーガイドのおにいさん、よく分からんが聞き入る参加者、内心突っ込むドイツサポ(笑)『あれはライン超えてないっつーの!』(笑)

ウェンブリーの観客席に座り、ここでしばしウェンブリーの薀蓄をあれこれ。ここで聞いたのは次のような話でした(1年前のメモ参照)。

●ここはヨーロッパではカンプノウについで2番目に大きなスタジアムであるけれど、トイレの数ではナンバーワンであること。

●スタジアムのインテリアは、エミレーツスタジアムと同じチームが担当していること(なるほど、そっくり!)

●建設費については10〜15年で回収の見込み。とにかく使ってもらわなきゃ・・・ってことで、FAカップのセミファイナルからウェンブリーなんですよね。

●ウェンブリーの大きなアーチ。これがスタジアムを支えているとのことで、おかげで客席には1本の柱もありません。

●サッカーだけでなく、コンサート会場としても世界的に有名なウェンブリーだけれど、これまで最多出演はマイケル・ジャクソンであること・・・このときは、彼の急死など思いもよりませんでした。

●スタジアムにあるボックスシート。いちばん高い席は、アブラモビッチが所有・・・この辺さすがだよね!

そして、「ピッチは最近張りかえました・・・あまりにも批判が多いので」との説明も。そうそう、このころのウェンブリーはあれあれのピッチで非難轟々だったんですよね。1年後の今は・・・見た目はきれいだけれど、まぁすべるすべる・・・なんとかならないもんなんでしょうかねぇ。

さて、このあとは、こちらへ。


代表仕様のプレスカンファレンスルーム。
・・・が、この部屋はイングランドの伝統に従い、TVカメラも入れなければ、録音も禁止。手書きのメモ以外は認められない部屋なのだそうです。

中継や記者会見などは、ドイツとイングランドで大きく異なるなt常々思っています。ドイツだと、代表の試合前記者会見はすべてインターネット中継あり。また試合後の記者会見はもちろんのこと、試合直後にはピッチ上で選手のインタビューはやるし(日本の野球みたいに)、試合終了直後に、監督がTVの特設スタジオに現れて解説をするというのもほぼお約束。、ハーフタイムにもスタッフが登場してカメラに向かってコメント述べることも一般的・・・代表アシスタントコーチのハンジ・フリックなんて「あぁ、ハーフタイムに出てきてしゃべるひと?」の位置づけですよね。いずれにせよ、ドイツでは「代表」っていうのが良くも悪くも、協会もメディア一も押しのアイドルって感じで、調子悪い時なんかは批判よりも心配モード。

イングランドの代表はあんまり見てないんだけれど、
ドイツと比べると、メディアとの間に緊張感があるように感じます。いつも批判にさらされてる感じかなぁ。

さて、次はロッカールーム。


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Day5-2:スタンフォードブリッジツアー〜09春ロンドンの旅(9)

午後3時、CL前の最終回のスタンフォード・ブリッジツアーが始まります。
まず通されたのは、先ほど通ったミュージアムの入り口そばにあったガラス張りでピッチの見えるエリア。いくつかのシートがあって、ここから試合も見られるようです。説明によるとここはWAGs(wives and girlfriends)ラウンジ。シモーネさんや息子たち、時にはここで見てるのかしら?屋内ではありますが、ここならスタンドのひとたちとまったく接触なく試合を見ることが可能です。


ちょうどアウェーサポーター席の上になりますので、チェルシー応援する立場で見ると、イラっとするかも…。

さて、集まったのは30人ほど。ガイドのお姉さんよりまずは参加者に質問。「どこの出身?」
国はイングランドが半数。そのほか、ブラジル、チリなど南米人、アイスランド、そしてロシア。「ようこそ、ローマン・アブラモビッチの国人!」とお姉さん挨拶。アジアから来てるのはわたしひとりでした。そしてお約束?"Who is your side?"(どこのファン?)この"side"ってことばも、この好きなチームを尋ねる言い回しも、チェルシー見出してから覚えたんですよね。3年前のわたしなら、何のことか分からなかっただろうな…。スタンフォードブリッジのツアーだから…と思いきや、チェルシーファンは約半数(まぁここ場所がいいから、観光で来やすいんですよね)。じゃあどこよ…と「ゼニト」とロシアのお兄さん誇らしげ。わたしも含め周囲からは納得の声。で、他は?「ポーツマス」へ〜。「アーセナル」おいおい、「リバプール」警備を呼びましょうか?ってなノリで、だいたいの構成が分かったところでツアースタートです。

まずはすぐ横の扉からスタンドの外で、「シェッドエンド」の壁の説明から。スタンフォードブリッジのオリジナルのスタンドの壁にして、チェルシーファンのよりどころ。
そこからスタンド内に入り、シェッドエンドのアウェーサポエリアへ。スタンドにはオレンジ色のシートが縦に並んだところがあり、そこがアウェーとホームの境界になるそうです(オレンジにはガードマンが座るんですよね)。このオレンジのラインは1本ではなく、アウェーファンの数によって、どこまで利用させるかを決めているそうな。


それにしても驚きは、このアウェーコーナーとピッチの近さ。お姉さんも説明していましたが、「ランパードが、どれだけアウェーファンに近いところでCK蹴ってるか分かるでしょ」…あ、そんなこれ以上ランパードにときめかすようなこといわないでー(笑)

そこからメインスタンドへ。プレスの席はメインスタンドの中段でものすごくいい場所です。そしてその前、つまりメインスタンドの最前列のいちばん選手に近いエリアが、「ファミリーエリア」。ここは子ども連れでないと買うことができないんですよね。ここをファミリーエリアにしたのはモウリーニョのアイデアだそう。トンネルに近いこの場所、確かに、試合後に選手がユニフォームを子どもにプレゼントしたりしてますもんね。

そして次がおなじみプレスカンファレンスルーム。ここでは、この日唯一チェルシーのユニフォーム着て参加していたジェームズくん(10歳)を新加入選手に設定し、ここでお姉さんが「わたしたち」プレスに向かって、「彼」を紹介しつつ、契約のこと、選手サラリーのこと、移籍市場のこと、スポンサーのことなどお金にまつわる話など説明してくれます。でもいちばんワクワクしたのはこのテーブル自体かも。監督や選手がつくテーブルは「チェルシーのすべての加入選手は、ここで契約書にサインをしています」「モウリーニョが"I'm a special one"の発言をしたのも、まさにこのテーブルです」…あぁそうかあの場面、あの場面、ぜんぶここで起こってるんだ。せっかくなので座らせていただいて写真撮ってもらいましたよ。



そして次がいよいよロッカーですが、まずはアウェーから。


うわ〜〜〜、ショボい。これが本当のアウェーのロッカールーム!…いや違う、ここはチェンジングルーム「更衣室」っていうんですよね。服を着替えるのにロッカーがある必要はないのです。壁際にベンチと壁にフック、そしてクラウチとかぜったいに使えない小さなマッサージチェアが2つ。アウェーのチェンジングルームは天井を低く、壁の色を暗くして極力感じ悪く作られているのだとか。でもこの部屋が無敵のアウェールームだったのよ、とお姉さん。そうです、約5年前に「改装」したこのチェンジングルーム、そこからここを使ったクラブは4年以上87試合ずっとチェルシーに勝てなかったのですから。効果絶大。他のクラブのアウェーのドレッシングルームもどっこいらしいですが、リバプールのは選手を滑らせようと、床がツルツルになってるとか…お姉さん言ってました。このお姉さん、基本的にリバプール(コケおろし)ネタが大好きなようでした(笑)。写真中央がジェームズくん。

この何にもないアウェールームで一部参加者の目を釘付けにしたのが、扉の横にあったホワイトボード。

これ、2日前のフラム戦でのチェルシーの選手の動きを示すタクティクスボード!?フラムの監督が書いたものなのでしょうか…左下にチェルシーの選手をマークする選手のイニシャルが書かれているんで すが、お姉さん曰く「ま、役にたたなかったんですけどね」(笑)。何がどーってことはないんですけれど、生のものを見られるとちょっと興奮です。こうやって ハーフタイムに監督は選手に指示出してるんですね。なおこの試合、バラックは後半から交代ででてきたためここに反映されておらず。

さて、ここを出たらいよいよホームのチェンジングルームです。

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Day5-1:チェルシーミュージアム訪問〜09春ロンドンの旅(8)

ロンドン5日目の朝。前日にしっかりと疲れたこともよかったのか、いい目覚め。時差も取れたよう。ここまで4日間は、もともとの予定に入れてたことを中心に過ごしてきたのですが、ここに来て残る「予定」はあと2つだけ。いよいよ、さぁわたしは何をするのか、何がしたいのか、ちょっと考える必要も、考える余裕もでてきました。ここまで4日間で何が楽しかったかなぁ…と考えると、舞台、試合観戦、パブ・ウォーク。そうだよね、わたし、双方向型のイベントが好きなんだよね。あえて特に興味のそそられない有名観光地に出向くよりは、興味のわくくイベントに参加した方がきっと楽しい…よーし、まずはもう一度舞台を見よう!、思い立ったら即行動。今夜の芝居のチケットを求め、当日券を扱うブースの出ているレスタースクエアへ向かいます。

レスタースクエア周辺には、たくさんの半額チケットを売るお店が出ていますが、ここはそれ。一応ウェストエンドの劇場側がオフィシャルでやっている"tkts"へ。電光掲示板で本日売りに出されている芝居を確認、その中で自分が見たいものを探します。えーっと、見たくてたまらない"Wicked"はない…。英語で歌ってみたかった"Mamma Mia!"もなし。"The Phantom of the Opera"は大好きなんだけど、ロンドン来るたびに見ているし…。史上最長ロングランであるクリスティの"The Mause Trap"…興味はあるけど、やっぱまったく予習してない作品を英語で見るのはもったいない。ロイド・ウェバーの"Joseph and the Amazing Technicolor Dreamcoat"これも以前から興味あるんだけれど…内容分からなかったらつらいなぁ……あれこれ考えるうち、つべこべ理由をつけず自分に正直に選ぶことにしました。

「"Spring Awakening"のチケットください」
そう、ロンドン2日目の夜に見たばかりの「春のめざめ」。だって、めちゃくちゃ面白かったんですもん。なんとここでゲットできたのは3列目ど真ん中!前回見たのも6列目の真ん中で絶好の席だったのですが、なんたって今回は半額!


よーし、夜に向けてテンションが高くなってきたところで、残る2つの「予定」の1つの実行へ…。地下鉄に乗り込み、2日前にも行ったあのFulham Broadway駅で下車。今日は、スタンフォード・ブリッジのスタジアムツアーに参加するのです!

5月4日、月曜日のスタンフォードブリッジ。2日前との違いはふたつ。嵐の前の空の色と、風に翻るCLフラッグ。この日はバルセロナ戦の2日前でした。スタジアムツアーをこの日に選んだのは、CLの準備でザワっとしたフンイキを味わえるんじゃないかという考えから。スタンフォードブリッジは、CL前日のツアーは非開催ということで、CL前の最終回となる月曜日の最終回を選んで参加することにしました。

受付で最終回の予約をしたのはまだ午前中のうち。お昼にもちょっと早いし、どーしようかなー…ということで、本来はツアーの最後に案内されるらしいチェルシーミュージアムに先に入れてもらうことにしました。「そこのドア開けてまっすぐ行ったらミュージアムだから」と、ふつーのオフィスの廊下のようなところに案内されちょっとドキドキしながら進むと、がらーんとしたミュージアム…もしかして、今、ワタシ、貸切〜〜〜!?(ミュージアム単体で訪問しているひとはなく、ツアーもまだ開催中で、そちらから流れているひともなかった)。ヤバイー、危ないひとになっちゃいそう…。しかしこれはチャンス!と、じっくりと展示物を眺めます。

ミュージアム入り口のじゅうたんは、CLの選手入場時に使われているもの。選手もここを歩いたのかな。


壁面には、チェルシーの歴史の中に出てきた名言があちらこちらに書かれています。名場面のビデオの上映もされてます。



展示物でもっとも興味深かったのはこちら…なんだかお分かりになりますか?この帽子…キャップ…そう、これがホンモノの「イングランド代表キャップ」!単なる代表としての試合数を数える単位としてしか使われてないのかと思ったら、イングランドでは各大会ごとにちゃんとキャップが代表選手に渡されているようです。こちらに展示されているのは、Jコールのキャップ。彼はチェルシーの選手で唯一、すべての年代のカテゴリーで代表に選ばれている選手なのだそうです…これってやっぱいちおうかぶって写真とったりしてるんですかねぇ…。ジョーは似合いそうですよねぇ…。テリーも…。チェルシーだけじゃなく、イングランド代表関係のものもちょこちょこ展示されてます。
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Day4-2:オールド・チェルシー・ヴィレッジ(のパブ)を行く

気がつけばもう夏も終わりというのに…GWのロンドン紀行の続きです。
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ロンドン滞在からの疲れがどっとでているカンジの日曜日の午後。しかし…そんな中でもこの予定をキャンセルしようなんてことは思いもよりませんでした。この日の夜はお楽しみのPub Walkです。

ロンドン訪問のたびに必ず参加しているのが"London Walks"という約2時間のウォーキングツアー。ロンドンの歴史、文化をテーマとした数百?はあるんじゃないかって膨大なプログラムが日替わりで朝から晩までロンドンのいたるところで開催されています。予約は一切不要。パンフレットに掲載されている集合場所(すべて地下鉄の駅)に時間に行けば、そこにガイドが待っていてくれるという簡単なしくみなので、ちょっと今日時間があいたな、なーんて時にもとっても使えます。
さて、今回もパンフレットの超細かい文字と自分の予定に首っ引きになりながら選び出したのはコレ!"Old Chelsea Village Pub Walk"…特定のテーマに沿って街歩きをしながら、2時間で3軒のパブをハシゴしていくパブ・ウォークは人気のプログラムのひとつで、毎晩複数のツアーが開催されています。今回選んだ"Old Chelsea Village Pub Walk"は、たくさんのセレブが住むというロンドンの高級住宅街「チェルシー」の歴史を紐解きながら、そこにあるパブを巡ろうというものです。

集合は19時。スローンスクエア駅。参加者は30名ほど…けっこうな人数です。アメリカ人やオーストラリア人が多い印象。まず駅前で「チェルシー」にいかにして人が集る住宅地になり、そしてファッションの街、セレブの街となっていったかという歴史の説明をうけます。えー…理解度は6割くらい。いや、20年近く前に初めてウォークに参加したときは、ガイドはほとんど分かってなかったから…成長してるよね、一応…。



そうこうしているうちに1件目。Fox and Hounds。典型的なヴィクトリア時代からのパブだそうです。YOUNGというブランドのビールの看板を掲げたお店。ガイドさんの説明によれば、「こうした特定のビール会社と契約しているパブのほか、どことも契約していない"Free House"といわれるパブもありますよ。もちろんこれ、タダで飲めるって意味じゃないですよ(ニヤり)」

じゃ、ここで20分の休憩ね…と、フリータイムスタート。ほとんどの参加者は当然店に入ってさっそくオーダーです。わたしはパイント・オブ・ギネスを。飲みすぎたら後が続かないから、ここはこれ1杯だけで、ね。

こじんまりした、でも重厚な空気のあるパブです。

お店を出て少し南下、ガイドが連れてきてくれたのは日曜日につき本日定休のインテリアショップの前。こちら、エリザベス女王のご自慢の甥っ子がやってる店なんですよ!…おお、さすがイングランド。

レンガ造りの建物が並ぶ路地、ホルバイン・ミュー(「ミュー」という名前のつく場所は、以前、厩舎があった場所とかなんとか言ってたようだけど自信なし)を抜けてしばらくいくと…おお、これぞチェルシー!壮麗な住宅街に行き当たります。

このあたりがチェルシー地区でももっとも高級なエリアだそうで。サー・ローレンス・オリヴィエは生粋のチェルシー人だったそうで、彼のなくなった家もこのあたり(3番目の奥さんは今もご存命でこちらにすまれているそう)。またキース・リチャーズもこの辺に住んでるんだとか。他も有名デザイナーの話が出てきたんだけど…あ、わたしのえいご耳ではムリ。


住宅の対面には、チェルシー・ホスピタルの遠景が。ロンドンの街をつくったクリストファー・レンの名建築のひとつ。こちらはチェルシー・フラワーショーの会場として有名…って、わたしがチェルシー・フラワーショーを知ったのは、the Guardianのこちらのバラックにいさんネタがきっかけだったんですけれどねー(笑)懐かしいなぁ07/08シーズン。

たそがれ時、いかにもって感じに藤の花が絡みつくブラム・ストーカーの旧宅を通りすぎて、さぁそろそろ2件目のパブです。


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Day4-1:何もせずに疲れる日曜日

ロンドン折り返しの4日目、5月3日、日曜日。
この日は夜までまったく予定なし。朝ごはんを食べてさぁ何しよう?とりあえずお散歩。何でもいいから街の方向へ向かって歩いてみよう!…特に何も考えず、チェルシー地区の大通りを歩いてゆきます。優雅な邸宅の並ぶあたり。日曜の午前中ということもあってか、人通りも少ないように思います。
雑誌でも物色しようかと通りがかりのキオスクのようなお店に入ったところ…あっ!これ!


チェルシーの非公式のファンサイトCFCnetが発行しているファンマガジンCHELSEA CHELSEA。こちらのサイトはちょこちょこ覗いているのですが、ロンドンへ飛び立つちょっと前、ちょうどバラックへのインタビュー記事を掲載した号が発行されたところというのを知り、読みたいなぁって思っていたところだったのです。フラム戦の日にもスタンフォードブリッジ近所のキオスクで売ってたのは見かけていたのですが、その時はなんとなく買いそびれ…よし、ゲット!不非公式ファンクラブのものとはいっても、中はフルカラー。チェルシーメガストアやサムスン、アルファロメオなどの広告もとってあって、立派な雑誌です。イングランドではこうしたファンマガジン、たくさん売ってるんでしょうかねぇ。

ちなみに中のインタビューは、ファンからの質問にバラックがたっぷりと答える形式。チェルシーファンならではの視点の興味深い質問がいっぱいあって、大満足。今後のキャリアのこと、ペナルティキックの秘密、イングランドとドイツサッカーの違い、これまでのチームメイト中でのベストプレーヤーは?ってところでは、エメルソン(現サントス)からは多くのことを学んだってこと、ランパードとドログバ、ゼ・ロベルト。そしてカーン。彼のことを、自分を違うレベルへと押し上げてくれるキャプテンだったと語ってます。…と、これはもちろん、ホテルに戻ってから読んだんですけどね。

ここではこの本そのたあれこれをカバンにいれ、約1時間ほど歩いたでしょうか…交通量の多いあたりにたどり着きました。特にあてもなく歩いていたので、ここらで疲れがどっとでます。おなかもすいてきた…とりあえずどこかでゆっくり休んでランチにしよう。

とりあえず今自分がどこにいるのかを確認しようと立ち寄ったのがこちらでした。ここならお庭で座れそう。

ベンチに腰をおろし、威風堂々としたこの建物を地図で確認してみると…そうかー、これ、自然史博物館なんだ!
ってことは。地図を確認すればすぐお隣は…、あっ、じゃ、ここでランチにしよう!

わたしがランチ&休憩場所に選んだのがこちら。


V&A…ヴィクトリア・アンド・アルバート博物館です。工芸好きの聖地ともいえる場所?って特に工芸好きというわけでもないわたしは、こちらを訪問するのは初めて。日本でやってた特別展も見たことなかったのですが、一度はいっておかなきゃと気になることは気になる場所であったことは確か。よし、行っちゃおう!ロンドンのすばらしいのは、こうした世界的なミュージアムの常設展が無料で、すべてのひとにいつだって開かれているってところ。ドイツびいきのわたしですが、ことミュージアムに関しては、イングランド>ドイツです。

…が、まずはランチ。カフェテリアにゴー。

カテゴリー別にいろいろなカウンターがあったのですが、わたしは冷たいお食事のところでこちらをゲット。メイン1品にサラダ2種。サーモンとクスクス、そしてにんじんです。

ま、お味はロンドンなりの味なのですが、特筆すべきはこちらの食堂。


豪華でしょ!ステンドグラスもものすごく華麗で繊細。
ジャズピアノのライブ演奏もされていて、とっても優雅な気分になれます。

おなかいっぱいになったところで、せっかくなのでぶらりと展示も見てまわります。
地域別の工芸品にスポットを当てた展示。日本の展示の根付コレクションは、来場者にもかなりの人気のようでした…江戸の粋。え、ここで見なくてもって?
わたしがいちばん楽しんだのは…博物館の中でも最奥ともいっていい場所にある演劇の展示のスペース!貴重なフライヤー、衣装や小道具、演出道具。舞台装置にそしてビデオ上映…。芝居の国、ことばの国イングランド万歳!…いや、わたしはあくまでドイツびいきですけどね。朝から歩き通しで疲れたからだを、こちらの映画を見ながら回復させます。

何もしないつもりだったのに疲れすぎ。実はここまでほとんど写真を撮ることもなくきてしまいました。
最後に気になる彫像を。こちら、冬の寓意。あー疲れた。

とりあえずホテルに戻ったあと、こばらがすいたので近所のパブへ。
こちらは「偵察」もかねていました。
3日後にCLバルセロナ戦がひかえているものの、すでにチケット入手はほぼギブアップ状態。わずかな望みを当日券が出ることにかけていたのですが、たぶんムリだろうなぁ…。その場合、どこかのパブで観戦しようというのは、出発前から決めていました。
ホテルから徒歩2分ほどのところにあるこちらのパブは、前日のチェルシー戦のあとにもサポーターがあふれ返っていて、とってもいい雰囲気をかもし出していました。ホテルに近いここで見ることもチョイスにいれての様子見です。


日曜日の午後。TVではプレミアのゲームがライブ放送中。お客さんはまばら。とりあえずギネスとチップスを頼んで、のんびりです。

あ…

お店の壁にこんなものを発見。5月末のFAカップ決勝へのバスツアーの案内。ダブルデッカー貸切でこちらのパブからウェンブリーまで行こうっていうもの。こういうのを見ると、チェルシーの地元にいるって実感できますね。
ま、ここで見ようっかな、バルセロナ戦は。