DFBポカール1回戦の組み合わせ

Siebtligist FC Teningen fordert Pokalsieger Schalke

昨日11日、DFBポカールの第1回戦の組み合わせ抽選が行われました。シーズン終わったところのような気がしていますが、確実に来シーズンは近づいています。EMもあるし、開幕も早いですしね。
抽選会はライブで見られないかな?と思っていたのですが、そう思いながら残念ながら寝落ち…気がついた時には、すべてが決定済みでした。

クジ運があまり強そうに思えないレヴァークーゼンは、来季2部昇格のディナモ・ドレスデンを引き当てました。あーあ…プライオリティは低いのかもしれませんが、さすがに1回戦敗退はヤだなぁ…いやな相手ですが、なんとかここは勝ち抜けてほしいです。
1部対2部の対決となったのはレヴァークーゼンの他はもうひとつ。ブラウンシュヴァイク対バイヤン…。昨季3部優勝のブラウンシュヴァイク、ぜひその勢いのままに頑張ってもらいたい。
注目だった7部のTCテニンゲンは、なんと、ディフェンディングチャンピオンのシャルケを引き当てました!これは絶対に見逃せないカードかも。
1回戦は7月末…あっという間ですね。

チョン・テセインタビュー(11FREUNDE)

 ツイッターでは何人かのサッカー選手をフォローしているのですが、そのことでより興味を持つようになった選手が何人かいます。ボーフムでプレー中のチョン・テセ選手はそのひとり。11FREUNDEにインタビューが出てたので、ちょっと挑戦してみました。テセ選手って、語学好きなんですね〜。いつも韓国語と日本語でツイートはしてるけど、ポルトガル語に英語、ドイツ語ももうずいぶん話せるなんて…びっくり。

Bochums Chong Tese im Interview

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Chong Tese, was lesen Sie im Moment?
テセ選手、今は何を読んでらっしゃるんですか?

Ich lese ein Buch zum Deutschlernen. Wieso?
ドイツ語学習の本ですよ。どうして?

Man hört, dass Sie auch Fußballbücher auf Deutsch lesen.
あなたがサッカーの本もドイツ語で読んでらっしゃると聞いたので。

Ja (lacht). Letztens habe ich mich am Buch »Fußballgeschichten – Der neue Stürmer« (ein Kinderbuch, d.Red.) versucht. Aber es war für mich doch noch etwas zu schwer. Ich habe kaum etwas verstanden.
ええ(笑)。最近「サッカーの歴史−新しいストライカー」(注:児童書)にチャレンジしました。でもまだちょっと難しかったですね。ほとんど理解できませんでした。

Trotzdem können wir uns schon auf Deutsch unterhalten. Sie sprechen außerdem koreanisch, japanisch, portugiesisch und englisch. Warum sind Sie ein solcher Sprachenexperte?
今すでにドイツ語で会話ができているわけですが、あなたはその他に韓国語、日本語、ポルトガル語に英語を話されます。どうしてこのような語学のエキスパートになられたんでしょうか?

Ich lerne gerne Sprachen. Als Kind fand ich es immer cool, viele Sprachen zu sprechen. Da hatte ich Spaß dran. Deshalb habe ich in Japan Englisch und Portugiesisch gelernt. Aber Deutsch ist schwerer. Da kann ich schon verstehen, dass es vielen anderen Fußballprofis zu anstrengend ist die Sprache zu lernen.
ことばを学ぶのが好きなんです。子どものころから、何ヶ国語も話せるのは格好いいと思ってました。そこが楽しかったのです。なので、日本にいた時に、英語とポルトガル語を学びました。けれど、ドイツ語はそれに比べて難しいですね。他の多くのプロサッカー選手にとっても、ドイツ語を学ぶのがしんどいことだってことは、すでに理解しています。

Wundert es Sie, dass über Ihre Lernerfolge ständig berichtet wird?
あなたの学習の成果が常に報道されるのを不思議に思われますか?

Schon. Als mich zum ersten Mal ein Reporter gefragt hat, warum ich so viel Deutsch lerne, wusste ich gar nicht, was er von mir wollte. Für mich ist das normal. Ich habe immer viel gelernt.
ええ。初めてレポーターに、どうしてそんなにドイツ語を学ぶのですかと尋ねられたとき、彼が何を求めてるのかてんで分かりませんでした。自分にとってはこれは普通のことです。僕はいつもたくさん学んできたのです。

Sehen Sie sich auch als Botschafter Nordkoreas? Immerhin sind Sie neben der politischen Führung vielleicht der bekannteste Nordkoreaner der Welt.
ご自身を北朝鮮の大使とみなされてますでしょうか?何といっても、あなたは政治的指導部と並び、おそらく世界でいちばん有名な北朝鮮人です。

Klar möchte ich Botschafter sein. Aber Sport und Politik sind zwei unterschiedliche Dinge. Ich weiß, dass Nordkoreas Image sehr schlecht ist, aber vielleicht kann ich es durch meinen Sport ein wenig verbessern.
もちろん僕は大使でありたいです。けれども、スポーツと政治は2つの違ったものです。北朝鮮のイメージが非常に悪いことは知っていますが、おそらく、僕がプレーすることで、少しはそれを改善することができるでしょう。

Was machen Sie eigentlich in Deutschland, wenn Sie gerade nicht Fußball spielen oder Deutsch lernen?
サッカーとドイツ語の勉強以外では、ドイツでは何をされてるんですか?

Ich höre sehr gerne Musik. Zur Zeit sehr viel von Bushido. Aber meine Lieblingsband sind die Fantastischen Vier. Bochum als Stadt gefällt mir auch gut, selbst wenn es kleiner als Tokyo und Kawasaki ist. Da habe ich vorher gelebt. Ich gehe gerne auf den Weihnachtsmarkt. Der ist fantastisch. Ich bekomme da immer Hunger und esse dauernd etwas.
音楽を聴くのが好きですね。今はBushido(ブシドー)をよく聴いてます。けれど、僕の一番好きなバンドはDie Fantastischen Vier(ディ・ファンタスティッシェン・フィアー)です。ボーフムの町も気に入っています、東京や川崎よりも小さいですけれども。以前にも住んだことがあるんです。クリスマスマーケットにはよく行きますね。ファンタスティックです。あそこに行くといつもおなかがすくので、ずっと何か食べてます。

Sie gelten auch als Autofan. In Japan hatten Sie einen riesigen Hummer-Volkswagen. Was fahren Sie in Deutschland?
あなたは車好きでもありますね。日本では大きなフォルクスワーゲンのハマーをお持ちでした。ドイツでは何に乗ってらっしゃいますか?

Einen schnellen Sportwagen von VW. Eigentlich wollte ich wieder einen Hummer H2 kaufen, aber der ist in Deutschland sehr unpraktisch, weil man ihn fast nirgends parken kann.
VWのスピードのでるスポーツワゴンです。本当はハマーH2を買いたかったんですが、ドイツでは実用的じゃあないんですよね。ほとんど駐車できるところがありませんから。
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Leverkusen2-1Frankfurt(Bundesliga 5.Tag)

シーズン開始前には予想もできなかった順位表になっているブンデスリーガ1部。上位を狙ってしかるべきクラブが下位に沈んでいる中、レバークーゼンは必死で中位にしがみついているといったところ。とはいうものの、初戦のドルトムントに快勝した後、グラードバッハに大敗、そこからはドロー続き。勝てない展開のところに、バラックに続きキースリンクが靭帯損傷で長期離脱。ヘルメスとカストロもアウトという危機的状態。しかし今日はホームで相手は調子上がらないフランクフルト…絶対に勝っておきたい、いや勝たないといけないゲームだったのですが………疲れましたが、勝てました。

前半はネットで観戦。開始後早い時間帯にLベンダーのゴールで先制。レバークーゼンの攻撃は、ピッチを大きく使ってかつボールを早く動かしていく印象があるのですが、この時は攻撃にからんでた選手たちにゴールまでの意図が共有できていたかのよう。ゴールする3つくらい前のタッチの時に、「これ、いける!」そんな予感のある狙い通りの見事なゴールでした。やったー!…とこれで安心したのがいけなかったのか。この後のセットプレーだったかな?からゲカスに見事なヘッドを決められあっさり同点に。アドラー、ノーチャンス…マヌ、そこで負けないでよ〜…。

後半はネットで映像をなかなか捕まえられず、早々にギブしてラジオに移動。ここからロルフェスが登場。WM前の怪我から8ヶ月ぶり?の復帰です。おかえり!本当によかった!!
ラジオの音声から生み出される妄想の中では、完全にレバークーゼンペースの展開。でも、何度も何度もチャンスはあるのに、どうやっても決まらない…絶対に勝たなきゃいけない試合なのに…今日もダメなのか?と思ったロスタイム。なんとヴィダルがPKを獲得!そしてそれを自分で決めて2-1!!!…こんなに感動したの久々かも?っていう、興奮の幕切れでした。

この日見ていたレバークーゼンというチームは、攻撃はダイナミックで面白いけれどやや雑。相手がフランクフルトだからチャンスメイクできてるけれど、守りがしっかりしているチームだったら、ふつうに跳ね返されてるんじゃないかなぁという感じ。また守備に関してはまるで意思統一ができてなくて、「ディフェンスライン?それなぁに?」というくらいにばらばら。基本的に相手の攻撃は1対1で止めるというカンジで組織的な動きが見えない…本当に荒っぽくて雑…。だからこそ、中央で糸を操る役割の選手がいれば、うまくいくんじゃあないかなぁとも思えました。ロルフェスが帰ってきて調子を取り戻せば、前後も落ち着いていけるんじゃあ…。分からないなりに、でもこれ以上悪くなりようもないチームだと思うので、後はよくなるだけのはず!怪我人抱えて大変だけれど、とにかくなんとかここを乗り越えてってほしいです。

"O, Nein...!" DFBポカール 2回戦の組み合わせ決定

DFB-Pokal: Bayern in Runde zwei gegen Werder Bremen

欧州サッカー5年生にして、ついにブンデスリーガの世界のお勉強を開始したわたし。どのステージをどのくらいの力でフォローしたらいいもんか、力具合がまだよく分かっていないので、プレミア開幕から昨日までの1週間あまりでかなりヘロヘロです。プレミア、ブンデス、CLにEL、そしてポカール…欧州サッカーって今更だけど忙しい。

さてそんな中でも特に忙しい昨日土曜日(21日)、全試合終了後に、ポカールの2回戦ドローがありました。今季の旅行日程を考える上でも組み合わせは気になりますので、ネット中継がつながったこともありライブで組み合わせチェックすることにしました。

ドローが行われたのは、HSV対シャルケ戦の中継を行っていたスタジオ。スアジオアナを進行役に、この日のスタジオゲストのザマー、この日のドロー担当"Gluecksfee"(幸運の妖精)役のシュテフィ・ジョーンズによって、軽いノリ…なんというか地方ローカル局の番組内抽選のような雰囲気でドローは始まります。

番組中でもっとも注目が集まっていたのは、唯一5部リーグから勝ちあがっているヴィクトリア・ハンブルクがどこを引くのかというところ。1回戦で決勝ゴールを決めたラーン選手(職業:車のディーラー)へのインタビューでは、「バイエルンかシャルケとやりたい!」とのコメントが。ハンブルクの現地会場では、クラブ関係者がお祭りモードで中継を見守っています…が、シュテフィ・ジョーンズが引き当てたのは、ヴォルフスブルク(笑)…「ま、ヴォルフスブルクもかつてのマイスターですからね!」というフォローも入りましたが…ちゅ、中途半端にキツいところ引き当てられたVハンブルクの面々はちょっとがっかり?
名前が出た瞬間にザマーが「ザクセンのチームですね!」とコメントしたケムニッツ。ザクセン人は国(?)に対する帰属意識が、バイヤン人同様にかなりつよいのかなと思います。レバークーゼンと当たってくれることを期待したのですが、残念ながらシュトゥットガルトとの対戦。残念…でも、ポカールだしチャンスはある。勝ち上がって、ぜひレバークーゼンとやってほしいなぁ。
こうしてドローはアマチュアチームの対戦相手を決めるところからスタート。アマチュア枠がなくなると、エアステ、ツヴァイテリーガだけでのドローとなります。先に引かれた方をホームとして、さくさくと進んでいくのですが…イヤなところがなかなか出てこない。うわー、なんか「ハズレ」ばっかりいっぱい残ってるんじゃないの?と思い始めたところで、レバークーゼン登場。メンヘングラードバッハとのエアステ同士のダービー(アウェー)となりました。ま、ここまできたら、バイヤンとかブレーメンじゃなかっただけマシか。そして最後の4つが残ったところで、バイヤン対ブレーメンのマッチアップが決定。引き当てた瞬間、ジョーンズは思わず"O,Nein...!"やっちゃったーの表情。昨季の決勝カードが2回戦で早くも登場することとなりました。見ものといえば見ものだけど、これでどっちかのクラブを少し「楽」にしちゃうことになるのよねぇ…。

そんなこんなでドロー結果は次のとおり。左側がホームです。開催日は10月26、27日。


■ブンデスリーガ(1部)対決
Bayern München - Werder Bremen
Eintracht Frankfurt - Hamburger SV
Borussia Mönchengladbach - Bayer Leverkusen

■ブンデス1部対2部対決
Energie Cottbus - SC Freiburg
FSV Frankfurt - Schalke 04
1. FC Köln - 1860 München
1899 Hoffenheim - FC Ingolstadt
Alemannia Aachen - FSV Mainz 05
1. FC Kaiserslautern - Arminia Bielefeld

■ブンデス1部対ドリッテリーガ(3部)
Kickers Offenbach - Borussia Dortmund

■ブンデス1部対アマチュア(4部以下)
SC Victoria Hamburg - VfL Wolfsburg
SV Elversberg - 1. FC Nürnberg
Chemnitzer FC - VfB Stuttgart

■ブンデス2部対決
SpVgg Greuther Fürth - FC Augsburg

■ブンデス2部対ドリッテリーガ
TuS Koblenz - Hertha BSC Berlin

■ブンデス2部対アマチュア
Hallescher FC - MSV Duisburg

ホーニッヒシュタインのブンデスリーガプレビュー!

Bundesliga 2010-11 season preview | Raphael Honigstein | Football | guardian.co.uk
ラファエル・ホーニッヒシュタイン本人出演による、ブンデスリーガプレビュービデオ。もちろん英語で、今年注目すべきチームと人物を取り上げています。
ホーニッヒシュタインはバイエルンを優勝候補として挙げながらも、レバークーゼンもいいところにいくんじゃないかと押してくれてます。タレントはバイヤンの方が上だけれど、コレクティヴにチームとして機能しているという点では、レバークーゼンはバイヤンの上を行くと。ま、そこにバラックが入ってどうそのバランスを崩さず、強くなるかってとこなんだろうなー、実際の問題は。

で、いろんな意味で注目すべき選手がバラックってのは、まぁガーディアンのビデオってとこをとっても、実際もそうだとも思うんだけれど、最後に紹介されるのがスティーヴ・マクラーレン…そーいや、そーだったよね。ヴォルフスブルクの監督なんだよね、マクラーレン。でも確かに、いつも内輪で玉突き人事ばっかりやってるブンデスの中にやってきた、久々の外の監督。ブンデスの監督といえばドイツ語話すというイメージがあるんだけれど、マクラーレンはいったい何語で選手に指示出すのか?個人的にはあんまり好きじゃない人物なのですが、そういやこれから開幕戦で登場するのよね。ラファが注目っていうんだから、ちょっと気にしてみてみようと思います。